西小坂井駅
テンプレート:駅情報 西小坂井駅(にしこざかいえき)は、愛知県豊川市伊奈町前山にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
概要
飯田線小坂井駅の西に位置しており、当駅のほうが開業が遅い。軍需工場の引き込み線用の西伊奈信号場として開設された。戦後、西小坂井駅として開業し、引き込み線は富士紡績小坂井工場の貨物専用線となった。小規模駅ながら約4万8,000m2の広大な敷地を有する。かつて駅業務は15名程度の駅員のうち日本交通観光社の委託職員が数名であったが、現在は東海交通事業に委託されている。
駅構造
島式ホーム2面4線のホームを有する地上駅だが、1番線ホームには柵が設置され、貨物列車が待避線として使用されているため、実質的には2面3線のみである。上下線の外側に1本ずつ留置線があり、夜間は豊橋終点・始発の電車を停泊させている。
尚、豊橋駅を快速または新快速の4分前に発車した岐阜行き普通は、この駅で快速または新快速に追い越される。
東海交通事業が業務を受託する業務委託駅で、豊川駅が当駅を管理している。早朝・夜間は無人となる。 駅舎に乗務員休憩室を併設している。
駅舎は単式ホーム北側にあり、上下線ホームとは跨線橋で繋がっている。駅舎内にはみどりの窓口や自動券売機(TOICA対応)が1台、簡易型自動改札機(TOICA対応)が設置されている。改札内にトイレとベンチ2台、改札外にキヨスク(東海キヨスク)があったが2009年10月31日をもって閉店した。エスカレーター・エレベーター等の設備は一切ない。尚、無人となる時間帯はTOICAチャージ機(改札内)及び自動券売機は利用停止となる。
かつては駅の北西にある富士紡績小坂井工場へ至る専用線が駅から分岐していたが、1972年(昭和47年)ごろに廃止された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
2 | テンプレート:Color東海道本線 | 上り | 豊橋・浜松方面[1] |
3・4 | テンプレート:Color東海道本線 | 下り | 岡崎・名古屋方面[1] |
利用状況
「豊川市の統計」によると、1日あたりの乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 1,070人
- 2006年度 - 1,047人
- 2007年度 - 1,042人
- 2008年度 - 1,033人
- 2009年度 - 1,276人
- 2010年度 - 1,286人
駅周辺
- 西小坂井郵便局
- 蒲郡信用金庫小坂井支店
- 豊川信用金庫小坂井支店
- 日本トレクス本社・本社事業所
- 雪印メグミルク豊橋工場(旧雪印豊橋工場)
- フジボウ小坂井小坂井工場(旧・富士紡績小坂井工場)
- カゴメ小坂井工場
- スギ薬局小坂井店
- ドミー小坂井店
- カルナドラッグストア小坂井店
- 名鉄名古屋本線 伊奈駅(徒歩15分)
- 豊川市小坂井文化会館(フロイデンホール)
- 豊川市立小坂井西小学校
- 豊川市立小坂井中学校
- 豊川市小坂井支所(旧・小坂井町役場)
バス路線
豊川市コミュニティバスゆうあいの里小坂井線の「西小坂井駅」バス停があり、伊奈駅、小坂井支所、市民病院、市役所、ぎょぎょランドを経由してゆうあいの里までを結んでいる。
2008年11月より総合青山病院による無料送迎バスが、町内3駅と新・旧青山病院を結んでいる。
歴史
- 1945年(昭和20年)6月10日 - 国鉄東海道本線の豊橋 - 御油(現・愛知御津)間に西伊奈信号場(にしいなしんごうじょう)開設。
- 1948年(昭和23年)8月1日 - 同信号場を一般駅化。西小坂井駅開業。
- 1972年(昭和47年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)11月25日 - TOICA導入。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 東海道本線
- テンプレート:Color特別快速・テンプレート:Color新快速・テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color特別快速・テンプレート:Color新快速・テンプレート:Color快速