メジロ科

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メジロ科(メジロか、学名 テンプレート:Sname)は、鳥類スズメ目の科である。チメドリ科 テンプレート:Sname メジロ亜科 テンプレート:Sname ともされる[1]

メジロ(目白、テンプレート:Lang-en)と総称される[2]。ただし狭義には、基底的な側系統カンムリチメドリ属 テンプレート:Snamei (テンプレート:En) と区別することもある[3]。また最も狭義には、メジロ科の1種をメジロと呼ぶ。

特徴

アジア南部 - 東部、サハラ以南のアフリカオーストラリア太平洋インド洋諸島の、熱帯温帯に生息する。

蜜、もしくは虫を食する。繁殖期以外は群れ(フロック)を形成する。

多くの種が、目の周りに白い輪を持っており、「メジロ」の語源となっている。

系統と分類

次の系統樹は Moyle et al. (2009)[4]より。ただしハシブトメジロ属 テンプレート:Snamei の位置は Gelang et al. (2009)[1]より。カンムリチメドリ属 テンプレート:Snamei の数種、テンプレート:Snameiセラムメジロ テンプレート:Snameiマダンガメジロ テンプレート:Snameiオニメジロ テンプレート:Snamei は図示されていない。テンプレート:En は Moyle et al. による仮の系統名、テンプレート:En は Johansson et al. (2008)[5]が仮に命名したウグイス上科の下位系統である。

テンプレート:Clade

メジロ科は従来はやや狭い範囲に取られていたが、チメドリ科からカンムリチメドリ属 テンプレート:Snamei が移され、また、モリチメドリ属 テンプレート:Snamei の一部が テンプレート:Snameiテンプレート:Snameiテンプレート:Snamei の3属に分離されて移された[4][3][6]。この修正によりメジロ科とチメドリ科は姉妹群となる。チメドリ科の範囲には諸説あり、メジロ科をメジロ亜科 テンプレート:Sname としてチメドリ科に含める説もある[1]

カンムリチメドリ属はメジロ科の中で基底的な側系統である。残りのメジロ科は Clade A と Clade B に分かれる。Clade A は、モリチメドリ属から分離された3属を含む数属と、メジロ属のウォーレスメジロ テンプレート:Snamei からなる。カンムリメジロ属など数属は Clade A の中で1つの単系統を作っているが、その中でカンムリメジロ属は多系統である。Clade B は主に、メジロ科の種数の過半を占める大きな属であるメジロ属(ウォーレスメジロ以外)で占められ、その中に、島嶼や高山で地理的に孤立しているいくつかの小さな属が分散して内包されている[4]

ただし Clade A の単系統性は弱い。さらに Gelang et al. では テンプレート:Snamei(ただし Moyle et al. がサンプリングしたのとは別の種)は Clade A + Clade B 系統の外に位置しており、Clade A と Clade B の単系統な姉妹関係を否定している。

従来メジロ科に含まれていたニッケイメジロ テンプレート:Snameiスズメ科に移された[4][6]

属と種

国際鳥類学会議 (IOC)[6]より。ただし絶滅種を追加。17属125種が現生。

画像

テンプレート:Gallery

出典

テンプレート:Reflist

外部リンク

  • 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite
  • テンプレート:Cite
  • 3.0 3.1 テンプレート:Cite
  • 4.0 4.1 4.2 4.3 テンプレート:Cite
  • テンプレート:Cite
  • 6.0 6.1 6.2 テンプレート:Cite