近鉄下田駅
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近鉄下田駅(きんてつしもだえき)は、奈良県香芝市下田西一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。改札とコンコースは地下に、ホームは地上にある。出入口は南北双方にある。ホーム有効長は6両。トイレは下りホームにあるが、男女別の汲み取り式である。
自動改札機はオムロン製のものを設置している。赤い自動改札機(U-PG)は出場時2枚一括処理やPiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
1 | テンプレート:Color大阪線(下り) | 五位堂・大和八木・榛原・伊勢志摩・名古屋方面 |
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2 | テンプレート:Color大阪線(上り) | 河内国分・布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・三宮方面 |
- 構内案内表記は上記のようになっているが、当駅からの上り列車は最も遠くても大阪上本町駅までの運転で、同駅から先の大阪難波・尼崎・三宮方面へは、鶴橋駅にて奈良線系統への列車への乗り継ぎが必要である。また、下り列車も最遠で名張駅までの運転であり、同駅から先へ行くには最低でも1回は乗り換えを行わなければならない。
特徴
- 駅名に「近鉄」の名を冠しているのは、JR香芝駅が2004年3月12日まで「下田駅」と名乗っていたため、それと区別していた名残りである。なお、現時点で駅名変更は発表されていない。
- 定期券予約販売駅である。PiTaPa・ICOCAのチャージは改札内のチャージ機で取り扱っている。
- 昭和50年代まで下り線ホームの北東側に工事用車両の留置線があった。現在は撤去されているがスペースは空き地となっている。
- 有人駅であるが、早朝深夜には係員が不在となる。
利用状況
近年の1日乗降人員を以下に示す。
- 2005年11月8日:4,474人
- 2008年11月18日:4,338人
- 2010年11月9日:4,450人
駅周辺
交通網
公共施設
商業施設
- ジャンボスクエア香芝
- コーナン香芝旭ヶ丘店
歴史
- 1927年(昭和2年)7月1日 - 大阪電気軌道八木線(現在の大阪線)の恩智 - 高田間開通と同時に、下田駅として開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との会社合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。同時に近畿日本下田駅に改称。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 近鉄下田駅に改称。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- テンプレート:Color大阪線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行