河内花園駅
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河内花園駅(かわちはなぞのえき)は、大阪府東大阪市吉田一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。
駅構造
上りは1面1線の地平駅。下りは2010年5月30日から1面1線の高架駅。上下線の改札は分離されており、構内にはホーム同士を結ぶ通路はない。改札口はそれぞれホーム難波寄りにある。
現在、連続立体交差化工事が行われており、2014年9月21日には上り線も高架駅になる予定である。
各駅停車しか停車しないものの下りホームにはLCD式の発車案内機が設置されている。
なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
1 | テンプレート:Color奈良線(下り) | 東花園・生駒・大和西大寺・奈良・天理方面 |
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2 | テンプレート:Color奈良線(上り) | 布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・甲子園・三宮方面 |
当駅では、特急券・定期券の購入が即時可能である。
利用状況
- 2012年11月13日の調査結果によると、1日の乗降人員は11,553人。
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は12,088人[1]。
- 近鉄の全調査対象駅の中では287駅中59位。
- 難波線・奈良線の駅(大阪線複々線区間や他線接続駅含む)としては24駅中18位。
- 大阪府内の近鉄の駅としては61駅中26位。
- 2008年11月18日の調査では1日の乗降人員は12,116人、2005年11月8日の調査では14,881人。
駅周辺
付近は住宅地で、駅の南北と線路沿いには商店街がある。
- パザパはなぞの(河内花園駅前再開発ビル)
- イトーヨーカドー東大阪店(北へ約1km)
- 東大阪花園郵便局
- 三菱東京UFJ銀行花園支店
- 近畿大阪銀行花園支店
- 関西アーバン銀行河内花園支店
- 大阪府立たまがわ高等支援学校
尚、高校ラグビーの聖地として有名な近鉄花園ラグビー場は隣の東花園駅が最寄であるが、間違って下車する乗客が少なくないため、シーズンになると下り改札にその旨を注意する張り紙がされることがある。
バス
北口ロータリー発
歴史
- 1915年(大正4年)6月15日 - 大阪電気軌道の花園駅として現駅より200m西に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる。同時に河内花園駅に改称。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1948年(昭和23年)3月31日 - 生駒トンネルでブレーキ故障のため暴走した列車が、当駅構内で先行列車に追突。死者49人の大惨事。詳しくは近鉄奈良線列車暴走追突事故を参照のこと。駅西側のバス乗り場前には慰霊のため地蔵が建てられている。
- 1966年(昭和41年)7月 - 現在地に駅を移設。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
- 2010年(平成22年)5月30日 - 下り線の高架化工事が完成し供用開始
- 2014年(平成26年)9月21日 - 上り線の高架化工事が完成予定[3]
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- テンプレート:Color奈良線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急
関連項目
脚註
外部リンク
- ↑ 近畿日本鉄道 駅別乗降人員
- ↑ 花園駅前のバス停が移転 東大阪市政だより 2011年3月15日号参照
- ↑ 近鉄奈良線連続立体交差事業(八戸ノ里~瓢箪山間)9月21日(日)、大阪難波方面(上り線)を高架化します。 (近畿日本鉄道公式ホームページ2014年5月16日)