羽後信用金庫
テンプレート:Infobox 羽後信用金庫(うごしんようきんこ、英語:Ugo Shinkin Bank)は、秋田県由利本荘市に本店を置く信用金庫である。
概要
2009年(平成21年)7月13日の合併に伴い、秋田県に本拠を置くの信用金庫の中で預金量は首位となった[1]。
合併以前は、由利本荘市・にかほ市・湯沢市を営業エリアとしていたが[2]旧・秋田ふれあい信用金庫と合併後の現在は、定款上は秋田県全域を営業エリアとしている。
秋田信用金庫の営業エリアである秋田市と男鹿市・潟上市・南秋田郡のほか、信金空白域である大館市・鹿角市・郡・北秋田市・郡地区には店舗を進出していない。これにより、旧秋田ふれあい信用金庫を継承して、能代山本地区が事実上の飛地エリア(能代市と三種町が実質的な飛地に該当し、八峰町と藤里町は空白域)となった。また、県南地域では、以前の羽後信金の実質的なエリアと旧ふれあいの実質的なエリアに挟まれる形になっている羽後町が、現在も店舗空白となっている。
県内の他の信用金庫同様、新銀行東京と提携しているほか、セブン銀行との提携は2007年(平成19年)10月1日より開始され、イオン銀行との提携は翌年6月16日のサービス開始当初から実施されている。
2014年5月19日に、本店を新築移転した。本部は、本店旧所在地に留まる。
店舗展開
合併発表時点では、既存店の統合は行わないと発表されているが、店舗名称については、本店店舗ではなくなるふれあいの本店と双方の横手支店に名称の重複が見られるため、合併時に2店舗は改称された[3]。 テンプレート:Main
2014年4月時点で、実際にふれあい信金との合併以降の店舗統合を行った拠点は見られない。
羽後信用金庫の名称となった時点で、旧・矢島信用金庫と合併して発足した経緯から、旧本荘市に本店がある信用金庫ではあるが、本荘支店が存在する。
沿革
- 1948年(昭和23年)4月 - 本荘町商工協同組合として誕生
- 1949年(昭和24年)1月 - 矢島町商工業協同組合を設立(旧矢島信用金庫)
- 1950年(昭和25年)2月 - 信用組合に組織変更(旧鳥海信用金庫・矢島信用金庫とも)
- 1952年(昭和27年)3月 - 信用金庫法に基づき矢島信用金庫に改組(旧矢島信用金庫)
- 1953年(昭和28年)6月 - 信用金庫法に基づき本荘信用金庫に改組
- 1972年(昭和47年)10月 - 湯沢信用組合と合併、鳥海信用金庫に名称変更
- 1995年(平成7年)2月6日 - 矢島信用金庫と合併、羽後信用金庫に名称変更
- 2008年(平成20年)6月2日 - 秋田銀行・秋田信用金庫・秋田ふれあい信用金庫・秋田県信用組合と相互出金提携(秋田あったかネット)を開始
- 2009年(平成21年)7月13日 - 秋田ふれあい信用金庫と合併
- 2014年(平成26年)2月14日 - 本店所在地の地番変更により、住所名称を変更(由利本荘市大町32番地から同市本荘24番地に変更)
- 2014年(平成26年)5月19日 - 本店を由利本荘市本荘24番地から同市本荘13番地へ新築移転
totoの払い戻し店
スポーツ振興くじ(toto)の払い戻し店は以下の店舗で行う。
- 本店
- 仁賀保支店
- 湯沢支店
- 大曲支店(販売業務も行っている)
- 大曲南支店(販売業務も行っている)
- 能代支店(販売業務も行っている)
- 能代南支店(販売業務も行っている)
- 八竜支店(販売業務も行っている)
ギャラリー
- UgoShinkinBank Yokote-006.jpg
横手支店
- UgoShinkinBank Kakunodate-110.jpg
角館支店
脚注
- ↑ 羽後信用金庫の名称になった時点では秋田信金に次ぐ2位であったが、旧秋田ふれあい信金の発足で3位となっていた
- ↑ 定款上は、横手市・雄勝郡および大仙市の一部を含むが、前述の3市以外では横手支店があるのみとなっている。
- ↑ 旧ふれあいの本店は、所在地の旧自治体名である「大曲支店」、横手支店は、羽後信金が市中心部に位置し、ふれあい信金が秋田自動車道・横手インターチェンジ近隣の商店集積地に近い位置、すなわち市郊外の立地であるため、消滅法人側でもあるふれあい側の支店名称が変更され、横手西支店とされた。