談林派(だんりんは)は、西山宗因らを中心にして江戸時代に栄えた俳諧の一派。
松永貞徳門下による貞門派に代わって俳壇の中心を占めた。連歌師でもあった西山宗因のほか、浮世草子作者でもある井原西鶴、京の菅野谷高政、江戸の田代松意らが活躍した。後に衰えて松尾芭蕉による蕉風が盛んになる。
談林派の作風は「心付」と呼ばれた。