中村正三郎 (プログラマ)
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中村 正三郎(なかむら しょうざぶろう、1959年 - )は、プログラマ。各誌やインターネット上でエッセイなどを連載。かつて在籍した管理工学研究所ではワープロソフト『松』などの開発に従事。複数の機関のサーバで相互にアーカイブしてトラフィックの輻輳を緩和するRing Server Project代表。
パソコン通信の時代から朝日ネットの常連である。
経歴
- 1959年 福岡県北九州市門司区生まれ。
- 1981年 九州大学工学部電気工学科卒。
- 1983年 九州大学工学部情報工学科修士課程修了。
- 1983年4月、(株)管理工学研究所に入社。日本語ワープロソフト『松』シリーズ、日本語入力フロントエンドプロセッサ『松茸』シリーズなどの開発に従事。
- 1989年1月より(株)ソフトヴィジョンに勤務。文書交換の中間形式RTFJ、通信ソフトMILINK、簡易SGMLフォーマッタSGF、Windows用データベースソフトDBPro for Windows、SGML/XML関連の仕事など多くのソフトを手がける。
- 2002年2月より(株)アンテナハウスに勤務。XMLやゲノム関連の仕事に従事。
主要著書
- 『インターネットを使いこなそう』(新版) 岩波ジュニア新書 (2002/02) ISBN 978-4-00-500391-4
- 『星降る夜のパソコン情話2002―Linux狂騒曲第3番変マ短調作品30~42』ビレッジセンター出版局 (2002/01) ISBN 978-4-89436-141-6
- 『ウイルス、伝染(うつ)るんです』 広済堂出版 (2001/06) ISBN 978-4-331-50771-1