前谷地駅
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前谷地駅(まえやちえき)は、宮城県石巻市前谷地字中埣(なかぞね)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。大崎平野と、登米平野および石巻平野とは、おおむね連続して連なる篦岳丘陵および旭山丘陵によって分けられるが、両丘陵の尾根の連続が途切れる江合川溢出路付近に当駅はある。
石巻線と気仙沼線が乗り入れ、このうち石巻線を所属線としている[1]。気仙沼線は当駅を線路名称上の起点としているが、一部の列車は石巻線を通して小牛田駅まで乗り入れている。
歴史
- 1912年(大正元年)10月28日 - 仙北軽便鉄道の駅として開業。
- 1919年(大正8年)4月1日 - 仙北軽便鉄道が国鉄(当時は鉄道院)に買収され、仙北軽便線の駅となる。
- 1922年(大正11年)9月2日 - 路線名変更で石巻線の駅となる。
- 1968年(昭和43年)10月24日 - 柳津線が開業し、接続駅となる。
- 1977年(昭和52年)12月11日 - 気仙沼線の全通により柳津線が気仙沼線に編入される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
小牛田駅管理の業務委託駅(東北総合サービスに委託)で日中のみ駅員が配置されている。自動券売機・POS端末が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color石巻線 | 小牛田・古川・仙台方面 |
2 | テンプレート:Color石巻線 | 石巻・浦宿方面 *東日本大震災の影響で石巻又は浦宿まで運転。 |
テンプレート:Color気仙沼線 | 柳津方面 *東日本大震災の影響で全列車柳津まで運転。 | |
3 | テンプレート:Color石巻線 | 小牛田方面 |
石巻方面 | ||
テンプレート:Color気仙沼線 | 柳津方面 |
※当駅を始発・終着駅とする列車が数本設定されていることから、乗務員休憩所が設置されている。
下り最終列車到着後は夜間滞泊せず、小牛田駅に回送される(前谷地発の上り一番列車は送り込みの小牛田駅→当駅間も営業運転されている)。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 334 |
2001 | 317 |
2002 | 299 |
2003 | 274 |
2004 | 261 |
2005 | 247 |
2006 | 236 |
2007 | 237 |
2008 | 227 |
2009 | 205 |
2010 | 180 |
2011 | |
2012 | 174 |
2013 | 173 |
駅周辺
- 石巻市役所河南総合支所(旧・河南町役場)
- 宝ケ峯縄文記念館
- 河南郵便局
- 石巻警察署前谷地駐在所
- 国道108号
- 県道21号河南米山線
- 県道29号河南築館線
- 県道151号河南南郷線
- 県道195号前谷地停車場線
路線バス
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color石巻線
- テンプレート:Color気仙沼線(小牛田駅 - 当駅間は石巻線)
- テンプレート:Color快速「南三陸」
- 涌谷駅 - 前谷地駅 - 陸前豊里駅
- テンプレート:Color普通
- 涌谷駅 - 前谷地駅 - 和渕駅
- テンプレート:Color快速「南三陸」
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:気仙沼線- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年