西向日駅
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テンプレート:Osm box テンプレート:ルビは、京都府向日市上植野町南開にある、阪急電鉄京都本線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。のりば番号は設定されていない。河原町方面ホームの梅田寄り4両分には屋根が設置されていない。
駅舎(改札口)は両ホームの河原町寄りにあり、各ホーム間は地下道により連絡している。
のりば
(西側) | テンプレート:Color京都本線(上り) | 京都(河原町)・烏丸・桂・嵐山方面 |
---|---|---|
(東側) | テンプレート:Color京都本線(下り) | 大阪(梅田)・天下茶屋・北千里・神戸・宝塚方面 |
利用状況
2011年度(平成23年度)の1日平均乗降人員は12,053人である[1]。近年の1日平均乗降・乗車人員は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2007年(平成19年) | 12,353 | 6,264 |
2008年(平成20年) | 12,803 | 6,459 |
2009年(平成21年) | 11,972 | 6,048 |
2010年(平成22年) | 11,762 | 5,926 |
2011年(平成23年) | 12,053 | 6,053 |
駅周辺
バス路線
当駅最寄りのバス停留所は京都府道67号西京高槻線沿いの「向日町郵便局前」であり、阪急バスにより運行される以下の路線が発着する。
歴史
- 1928年(昭和3年)11月1日 - 新京阪鉄道高槻町(現・高槻市)駅 - 京都西院(現・西院)駅間延伸時に西向日町駅(にしむこうまちえき)として開業。 開業時は待避線が存在した。
- 1930年(昭和5年)9月15日 - 会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1972年(昭和47年)10月1日 - 向日町の市制施行により、西向日駅に改称。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 駅番号導入。
幻の延伸計画
阪急京都本線を建設した京阪電気鉄道の子会社・新京阪鉄道は、当駅から分岐して伏見・山科を経由し大津市馬場に至るまでの免許を有していた。京阪では、さらにそこから名古屋までの高速電気鉄道線を建設する名古屋急行電鉄の構想を持っており、1929年(昭和4年)には免許を取得した。だが世界恐慌の影響で京阪本体の経営が危うくなったことから、このような計画は実現不可能となり、1935年(昭和10年)に免許が失効した。
当駅のホーム幅員が広いのは、その分岐線計画を考慮して設計されたからである。
隣の駅
- 阪急電鉄
- テンプレート:Color京都本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color快速