下市田駅
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下市田駅(しもいちだえき)は、長野県下伊那郡高森町下市田にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。飯田駅管理の無人駅で駅舎はなく、待合所やトイレがある。ホームは、もともと石積みであったものを、覆うようにコンクリートで補強している。ワンマン列車運行に伴いミラーが設置され、ワンマンの入り口の表示がなされた以外、長年姿を変えていない。
ホームの北側の柵を超えると、すぐに国道へ出る道へ行けることから、危険といわれているにもかかわらずそこから出て行くものが絶えず、地元の地区会などでは問題になったこともある。
駅周辺
高森町文化財に指定されている大柊の木がある。近年では郊外店の進出が著しく、天竜川沿いには工業団地の誘致も進んでいる。
歴史
- 1923年(大正12年)3月18日 - 伊那電気鉄道の元善光寺 - 市田間延伸時に下市田停留場として開業。旅客駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄が承継。同時に駅に昇格し、下市田駅となる。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 旅客発着駅の制限を廃止。同時に業務委託終了、無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2011年(平成23年)5月31日 - リニア中央新幹線において、JR東海が想定している長野県での駅設置位置が本駅と市田駅周辺、及び南方の農地であると言う報道がされる[1]。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
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