串本町

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串本町(くしもとちょう)は、和歌山県東牟婁郡。本州最南端の地である。

2005年(平成17年)4月1日西牟婁郡串本町と東牟婁郡古座町新設合併し、新「串本町」となった。なお、旧串本町は西牟婁郡に属していたが、広域行政や経済面などで新宮市および東牟婁郡との結びつきが比較的強かった歴史的経緯から、合併にあわせて所属郡は東牟婁郡となった。

地理

町域は、紀伊半島の最南端に位置している。また、熊野灘の南端部に位置しているほか、古座川の上流域に紀伊山地が広がる。

最南端の潮岬(しおのみさき)がある部分は紀伊半島から突き出しており、串本の市街地は潮岬側と元来の陸をつなぐ砂州の上にある。なお、潮岬側は「潮岬半島」とも呼ばれる。

市街地の東側には紀伊大島があり、1999年(平成11年)9月に完成したくしもと大橋で結ばれている。

海岸部は吉野熊野国立公園地域に指定されている。また、潮岬のほか国の天然記念物である橋杭岩や、世界で唯一の「非サンゴ礁海域に存在するサンゴ礁」があり日本初の海中公園にもなった地域を含む沿岸海域が、ラムサール条約に登録されている[1][2][3]

  • 山:風吹山、重畳山
  • 川:古座川、鬮野川、田原川
  • 島:紀伊大島、通夜島
  • 磯:熊野灘

気候

海洋性気候で年中温暖だが、夏の気温はあまり上がらない。 テンプレート:Weather box

人口

テンプレート:人口統計

歴史

教育

高等学校

2008年(平成20年)、和歌山県立串本高等学校および和歌山県立古座高等学校を統合して新設され、2010年(平成22年)に完全統合した。


校舎は統合前のそれぞれの学校ごとに分割して設置されている。
旧・串本高校は和歌山県立串本古座高等学校串本キャンパスへ
旧・古座高校は和歌山県立串本古座高等学校古座キャンパスへ
なお、統合前の学校は2007年(平成19年)を最後に募集を停止し、
新制 和歌山県立串本古座高等学校へとなった。

中学校

  • 串本町立串本西中学校
  • 串本町立潮岬中学校
  • 串本町立大島中学校
  • 串本町立串本中学校
  • 串本町立西向中学校

小学校

  • 串本町立串本西小学校
  • 串本町立錦富小学校
  • 串本町立出雲小学校
  • 串本町立潮岬小学校
  • 串本町立大島小学校
  • 串本町立串本小学校
  • 串本町立橋杭小学校
  • 串本町立西向小学校
  • 串本町立古座小学校
  • 串本町立田原小学校

交通

鉄道

紀勢本線(きのくに線)
那智勝浦町) - 紀伊田原駅 - 古座駅 - 紀伊姫駅 - 串本駅 - 紀伊有田駅 - 田並駅 - 田子駅 - 和深駅 - (すさみ町

道路

姉妹都市

観光

ファイル:Umikongo Feb2010.jpg
海金剛(紀伊大島)

出身有名人

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 2005年(平成17年)11月8日登録。
  2. 2.0 2.1 ラムサール条約に登録、非サンゴ礁で世界唯一の串本沿岸海域 - 串本観光協会(2011年5月25日閲覧)
  3. 串本沿岸海域とラムサール条約 保全してこそ観光資源(コラム・社説) - 紀伊民報(2006年5月19日付、2011年5月25日閲覧)
  4. 串本町(日本の夕陽百選) - 朝日・夕陽の放送局(NPO法人 日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会、2011年5月25日閲覧)
  5. 21世紀に残したい日本の自然100選 - 森林文化.com (財団法人 森林文化協会、2011年5月25日閲覧)