長岡車両センター
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テンプレート:車両基地 長岡車両センター(ながおかしゃりょうセンター)は、新潟県長岡市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。信越本線長岡駅 - 宮内駅間に隣接し、付近に日本貨物鉄道(JR貨物)の南長岡駅(貨物駅)がある。新潟支社の管轄となっている。旧長岡運転区。
歴史
- 19xx年:長岡運転区発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に移管。
- 1997年2月:乗務員部門を長岡運輸区に分離。
- 2004年4月1日:長岡運転区から長岡車両センターに改称。
配置車両の車体に記される略号
- 旅客車:「新ナカ」…新潟支社を意味する「新」と、長岡を意味する「ナカ」から構成される。
- 機関車:「長岡」…」長岡を意味する「長岡」から構成される。
配置車両
かつては115系電車なども配置されていたが、現在は主に機関車や貨車が配置されている。2014年4月1日現在の所属車両は以下の通り[1]。
電車 | 気動車 | 機関車 | 客車 | 貨車 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
0両 | 0両 | 16両 | 0両 | 11両 | 27両 |
機関車
- EF64形電気機関車(6両)
- EF81形電気機関車(4両)
- 全4両(134, 140, 141, 151号機)にEF64 1030, 1031, 1032号機同様双頭型両用連結器と電車牽引の際に使用するためのジャンパ管が装備されている。
- 定期運用は2010年3月13日改正によって「北陸」が廃止された為消滅した。現在は配給列車の牽引や、快速「SLばんえつ物語」の新津駅 - 新潟駅間の送り込み・引き上げの回送でも使用されている。
- JR貨物へ貸し出して日本海縦貫線の貨物列車などを牽引していたが、2007年3月18日のダイヤ改正で富山機関区や仙台総合鉄道部の車両に運用が移管され、廃止された。
- また、134, 140, 141号機はATS-Pを装備しているため、EF64, 65形等の直流電気機関車が秋田総合車両センターに入出場する際、主に尾久車両センター - 秋田総合車両センター間で牽引業務に就いている。まれにEF64形の代役として寝台特急「あけぼの」の上野駅 - 長岡駅間を担当することもある。
- DD14形ディーゼル機関車(2両)
- DE10形ディーゼル機関車(2両)
- 2両が配置されている。主に下記の貨車など牽引する。
- DE15形ディーゼル機関車(2両)
- ラッセル式除雪車であるが下記の貨車などを牽引することもある。
貨車
- ホキ800形(7両)
- 7両が配置されている。バラスト輸送用ホッパ車。新潟貨物ターミナル駅構内に委託留置されている。