プチポワン
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プチポワン (Petit Point) (プチポアン)は刺繍の一種。18世紀のウィーンで編み出された技法で、拡大鏡を使用して手刺繍で 1 平方センチあたり 121-225 目のテント・ステッチ(ハーフクロスステッチと似ており、布地の裏に多く糸を渡して刺す技法)を施した物をさす。
目が細かいことから、通常のクロスステッチと異なり、絵画的な表現を行うことができる。ウィーンの伝統刺繍だが、近年では、安価な韓国製機械刺繍のものが多く出回っている。
マリー・アントワネットをはじめ、ハプスブルク家の女性たちが好んだと言われている。
日本では、手芸作家の久家道子がプチポワンに関する本を出版している[1][2]。
また、小さな宝石や真珠のアクセサリーのことをプチポアンと呼ぶことがある。襟や袖などにワンポイントとして用いられる。