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加賀爪 直澄(かがつめ なおずみ)は、江戸時代前期の旗本、大名。武蔵国高坂藩初代藩主。加賀爪忠澄の長男。姓は加々爪とも表記する。
生涯
乱暴旗本の旗本奴として有名で、江戸の町で「夜更けに通るは何者か、加賀爪甲斐か泥棒か」と恐れられたが、書院番頭・大番頭・寺社奉行などの要職を歴任し、この功績が認められ、最終的には1万3000石に加増されて大名となった。延宝7年(1679年)に養子の直清に家督を譲る。しかし、自身の不手際から直清が成瀬正章と領地問題で争いを起こした責任が問われ、天和元年(1681年)に土佐に配流となった。
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