日相 (大石寺)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日相(にっそう、1759年 - 1805年12月3日)は、大石寺第43世法主。
略歴
- 1759年(宝暦9年)、陸奥国宮城郡南宮に誕生。父賀川権八。
- 1770年(明和7年)、日穏の室に入る。12歳。
- 1772年(安永元年)、細草に入檀す。
- 1788年(天明8年)9月23日、父浄性坊日顕寂。
- 1795年(寛政7年)春、細草76代の化主となる、秋退檀。
- 1796年(寛政8年)3月、陸奥国仙台に下向、日量随行す。夏、江戸常泉寺の住職を務める。
- 1797年(寛政9年)、江戸常泉寺の文庫・土蔵を再建。
- 1798年(寛政10年)春、江戸常泉寺本堂を修理し地形四尺を築く。8月彼岸、佛神道相対を著す。冬、江戸常泉寺本堂の落成供養を修す。
- 1799年(寛政11年)春、大石寺25代学頭となる。37世日琫より法の付属を受け、43世日相として登座。11月7日、大坊に入る。
- 1801年(享和元年)春、大坊・五重宝塔修覆。
- 1804年(文化元年)春、寿命坊客殿を南面に修覆す。秋、仙台洞ノ口法難見舞のため陸前へ下向、日誠随行10歳冬帰山。
- 1805年(文化2年)春、江戸小梅常泉寺に移る。12月3日、江戸常泉寺に於いて47歳にて遷化(死去)した。