超能力
超能力(ちょうのうりょく)とは、通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力[1][2]のこと。今日の科学では合理的に説明できない超自然な能力[3]を指すための名称。
目次
概説
超能力とされる現象として、例えば「手を触れずに物を動かす」、「人の心を読み取る」などの能力が挙げられており、種類に応じて名称が与えられている。(→超能力の種類)
1900年代前半に創生された超心理学においては、超能力を情報の伝達に関する現象であるESP(Extra-sensory perception、通常の感覚器による知覚を超えた知覚) と、物体に力を及ぼし得るサイコキネシス(念力、PK)に大別している[2]。また、ESPとサイコキネシスを合わせて、PSI(サイ)という名称も使われている。[4]
このような能力についての言及は古代より存在しており、インドのヨーガの領域での「シッディ」(悉地)、仏教での「神通力」[2](六神通)が知られている。六神通は『仙仏合宗』などの道教の近世の内丹書でも言及されている。(→「超能力」と呼ばれる以前の言及)
人間のそれではなく、動物の特殊な能力については「アンプサイ」と呼ばれている[2]。[※ 1]
超能力を持つとされる人物は、欧米では一般に「サイキック」と呼ばれ、日本では「超能力者」と呼ばれている。(→超能力者)
超能力の存在に対し、系統だった実験的研究が1世紀以上に渡って続けられているにもかかわらず、依然として超能力の存在には異論が存在する。[4]超心理学者の中には「ESPの証拠は既に得られている」とする者もいる。だが、レイ・ハイマンやブラックモアは、超心理学者の研究を徹底的に調べ上げたとし、その研究は嘘や誤りに満ちていた、とした。[5](→超能力への懐疑論)
超能力を持っていないのにもかかわらず、超能力者として振る舞うことで人から巧みに金品を詐取する者もおり、事件化することもある。(→超能力をめぐる事件)
また超能力などの超常現象については、その証拠を捕まえそうになると関係者が早死にしたり不慮の事故が起きたりする、といったケースがとても多いと言われている。[6]
SFなどにおいては、超能力は人気の高いモチーフ・題材であり、単なる物語の小道具から人間や宇宙のあり方を見つめる哲学的主題にまで、広く用いられている。(→フィクションとしての超能力) 興行的に大成功した映画や小説が多々ある。
「超能力」と呼ばれる以前の言及
現在「超能力」と呼ばれるような能力についての言及は古代よりあるが、現在のように「超能力」と呼ばれていたわけではなく、そういった能力は、インドの「ヨーガ」の領域では解脱により顕われるとされた力は「シッディ」と呼ばれており、「仏教」では悟りの智慧により顕われるとされた力は「神通力」と呼ばれていた[2]。
「六神通(ろくじんつう)」は仏陀やその弟子が修行によって顕したとされる神通力を六つ列挙したものである。中国の道教で唐代から重視されるようになった内丹術[7]においても、仏典の六神通の概念が借用されている。その修行のプロセスの第三段階の「煉気化神(れんきかしん)」の大周天の後半では、六神通という六つの超能力が現れるようになる[8]、と説明された。六神通とは心境通(しんきょうつう、自分の臓器が見えたり、頭脳が冴え渡る状態)、神境通(しんきょうつう。未来を予知したり、壁の向こう側のものを見る能力)、天眼通(てんげんつう。地球上の山河が手の紋でも見るように見える能力)、天耳通(てんじつう。あらゆる方角の音が聞こえ、生前のことまで目前のことのように感じられる能力)、宿命通(しゅくめいつう。人の宿命を知ることができる能力)、他心通(たしんつう。他人の心を知ることができる能力)である。[9]
ビルマにおいては「ウェイザー」と呼ばれる人がおり、それは錬金術や呪薬などの術(ローキー・ピンニャー)や仏教的修行によって超能力を獲得した存在であると信じられている。[10]
超心理学における研究
1900年代前半に創生された超心理学においては、超能力をESP(Extra-sensory perception、通常の感覚器による知覚を超えた知覚) とサイコキネシス(念力、PK)に大別している[2]
ただし、「テレパシー」は情報の送り手がPKによって受け手の脳内に情報を形成している可能性があるとの考えから、また「予知」とされることも予知した人物がPKによって事象を引き起こしている可能性があるとの考えから、ESPとPKをまとめてPSI(サイ)と呼ぶことが提案され、このPSIが超心理学の中心的研究対象となっている[11]、という。
超心理学の近年の研究者では、PKを「マクロPK」(巨視的なもの)と「マイクロPK」(微視的なもの)に分類する人もいる。ただし現時点では明確な区分の基準が規定されているものではない。
超能力研究への批判
超能力研究では「超能力は人間の手による行為である」という認識が抜け落ちているいう批判がある。スポーツ選手の成績や歌手の音程などが常に不安定であるように、人間の意識やコンディションにより行為の結果には揺らぎが生じるのは当然だが、超能力研究においてのみそうした要因が「言い訳」として許容されていないという指摘がある。[12]
超能力の種類
- 超感覚的知覚(英:ExtraSensory Perception、ESP)
- 念力、念動力(サイコキネシス 英:Psychokinesis)「精神の」psycho「動き」kinesis(ともにギリシャ語)
- ※手を触れずに物を動かすため、テレキネシス(英:Telekinesis)「遠方の」tele「動き」kinesis とも。
- 他
超能力者
日本語では超能力を持つ人を超能力者と呼ぶ。
英語圏の超心理学者などは、超能力者を「psychic サイキック」と呼んだり、あるいはPSI (ψ、サイ) という広い概念でとらえたりしている。[※ 2]
SF作品(やそれに準じたテレビゲーム作品)などのフィクション類では、超感覚的知覚の能力を持つ人物を「ESPER エスパー」と呼んでいるが、そう呼ぶのは基本的に作品内だけなので、こちらのほうはSF用語である[13]。ESPに接尾辞"-er"をつけたESPerである。知覚能力を意味し、なんらかの物体に働きかける能力のことは本来指さない。映画『スキャナー』ではスキャナーなどと呼ぶことも行われた[14]。
超能力者とされる著名人
超能力に対する様々な態度
一般人
アメリカ人の4人にひとりほどは、テレパシーらしきものを経験したことがあると信じていると言われ、また、アメリカ人の半数近くは、超能力や心霊による癒しがあると信じていると言われた(1996年時点[15])。
米国の大学教授全般
アメリカ合衆国の大学教授 千百名の、ESPに対する見解について、調査が行なわれたことがある(1979年)。それによると、心理学者については、「ESPは確立した事実だ」あるいは「ESPは存在する可能性がありそうだ」と考えている者が34%であった。心理学者以外の大学教授では、「ESPは不可能だ」と言った者はわずか2%であった[16]という。
懐疑論者
マーティン・ガードナー
アメリカ合衆国の数学者 マーティン・ガードナー は『奇妙な論理〈1〉—だまされやすさの研究』や『奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか』などの書籍において、超能力の存在に関して懐疑的な見解を示した。
ロバート・キャロル
米国で哲学講師をしているロバート・キャロルは、自著において「懐疑論者はESPの証拠のほとんどを却下し、研究がうまくいったように見える場合も、以下のうち一つないし複数の要素による可能性が非常に高いとする」[4]と述べた。
- 超心理学者やサイ信者の研究能力不足、ごまかし。
- メンタリストのいんちき。
- コールド・リーディング。
- 主観的評価(→フォアラー効果)
- 選択的思考や確証バイアス
- 確率や大数の法則をよく理解していないこと。
- 靴べら的行為、遡及透視、回想性の錯誤。
- だまされやすさ、自己欺瞞、希望的観測。
また、ロバート・キャロルは「超心理学者は条件制御下でESPの存在を確かめようとしてきた。その中には、テンプレート:仮リンクやレイモンド・ムーディのように成功したという者もいる。他方、スーザン・J・ブラックモアのように、ESPの実験的証拠を見つけようと何年もがんばったのに、サイ能力を文句なしに実現できるという証拠を見つけられなかった」[5]とした。
その他
- 大槻義彦 は日本の物理学者であるが、かつてしばしばメディアへの登場し、超能力や霊能力の存在を主張する有名人を激しく批判していた。
- サイコップという団体は、超常現象に対して懐疑主義的な立場で実証的な研究と反論を行なっている。日本では、Japan Skepticsが懐疑的な立場で超常現象を検証している。
マジシャン
懐疑主義的立場のマジシャン
ハリー・フーディニは、母親の死をきっかけに死者との交信に興味を抱いたが、出会った霊媒のやっていることがトリックで可能だと見抜き、それ以後は霊媒たちのトリックを暴く活動を熱心に行なうようになった[17]。
イギリスのセルピットは1917年のサンデー・エクスプレス紙の懸賞に応じるかたちで、さまざまな心霊現象を奇術で再現した[17]。
イギリスのマスケリンは、スレイドによる石板書記やフランシス・モンクによる物質化現象を再現した[17]。
フランスのマジシャン、ロベール・ウーダンは1856年にフランス政府の依頼を受け、ミッションとしてアルジェリアに渡り、現地で対仏反乱をあおりたてていたイスラム僧らが行なう奇跡を奇術で再現してみせた[17]。(だがこのウーダンは、他方で肯定もしている[17]。後述)
カナダはトロント出身のマジシャンのジェームズ・ランディは、超能力は存在しないと見なしており、プロジェクト・アルファを企画・実行した。1970年代にイギリスやアメリカ、日本で盛んに活動をしたユリ・ゲラーとも対決をした。ゲラーはジェームス・ランディが見ている前では超能力を発揮することはできなかった、という。また、「100万ドル超能力チャレンジ」という企画を主催しており、これは「科学的に実証できる超能力を持つ者に、100万ドルを進呈する」という趣旨で、世界中の超能力者達からの挑戦を募っている。
肯定するマジシャン
1847年、ロベール・ウーダンはディディエの透視能力が本物だと述べた[17]。
カナダの奇術師ダグ・ヘニングは超越瞑想を信じているという。フレッド・カブスはテンプレート:仮リンクの超能力は奇術では再現できないと認めた[17]という。ハリー・ケラーはイグリントンと一緒に空中浮揚しその能力を本物と信じた、とされている[17]。
超心理学者
超心理学者の態度は概観すると、超常現象が実在すると頑固に信じている人と、実在を頭から一切否定する人に、真っ二つに分かれている[18]とマイケル・フリードランダーは述べている。
この両者の中間地帯に、比較的人数が少ない、第三のグループが存在していて、超常現象に関する主張を検討するにはやぶさかでないという姿勢で実験に勤しんでいる[19]という。
この第三のグループも、さらに二派に分かれているように見える[19]とフリードランダーは言っており、片方の派は、非常に懐疑的であるものの、厳密で科学的な対照標準を持ち込んだ実験や研究を行っている。この人たちは、今でも中立的な姿勢を守っており結論を出していないが、(超常現象の実在の立証に関して)成果と呼べるようなものは今日まで提出していない[19]とフリードランダーは述べた。
もうひとつの派は、上記の派とは鏡像のような関係にあり、現代科学のテクニックを大いに活用しているものの、超常現象を共感をもって受け入れたがっていて、実験の対象に(上記の派に比べて)より思いやりがあり、また自身の過ちにも寛容であるように見える[19]、という。
懐疑主義
山本弘の『超能力番組を10倍楽しむ本』は、テレビ業界が視聴率や利益を優先するあまりインチキな番組を作りあげてしまうしくみについて分析し、メディアリテラシーを説く本であるが、この本の中に父親が子供に語る設定で次のようなセリフがある。
科学啓蒙家
自然科学者で科学啓蒙家のカール・セーガンは次のように述べた。 テンプレート:Quotation
心理学・哲学者
ウィリアム・ジェームズ
アメリカの心理学者であり哲学者のウィリアム・ジェームズは「超常現象を信じたい人には信じるに十分な証拠が出る一方、信じたくない人には否定をするに十分な曖昧さが残る。そういうレベルの証拠しか出ないのが超常現象であると述べた。研究者のコリン・ウィルソンはこれを「ウィリアム・ジェームズの法則」と冗談交じりで名づけた。[20]
超能力をめぐる事件・法律
超能力を持っていないのにもかかわらずそれを持っているなどとして人から巧みに金品を詐取する者もおり、事件化することもある。
- 邵錦(しょうきん)事件
- 中国人女性気功士が日本において「超能力で難病を治療する」と称して治療行為を行っていたが、効果を得られず治療費をだまし取られたとして患者や遺族らが損害賠償を求め提訴した。東京地裁は1997年5月27日、詐欺による不法行為と判断し全額の支払いを命じた[21][22]。遺族らは超能力者として大々的にテレビ番組で取り上げた日本テレビに対しても同様の提訴を行い、同局が相当額を支払うことで和解した([23]、p86)。
- ユリ・ゲラー裁判
- テンプレート:Main
法との関連
- 超能力者と称する者が自分には(病気を治すなどの)能力がないことを知っていながら、できると偽り、その対価を要求することは詐欺行為に該当し、詐欺取消(民法第96条1項)に返金を要求できる([23]、p85)。また、超能力者と称する者の代価を求める目的や手段・方法、金額の多寡などを総合的に判断し、社会的相当性を逸脱していると判断されれば違法となる([23]、p85)。
フィクションとしての超能力
超能力と魔法
超能力や魔法は、科学的な説明の難しい不思議な力とされることが多いが、その違いについては定義が決定されていないため、それは設定を作成する人間(著者や編集者)に委ねられる。一般的な日本語表現としては、「超能力」が現代から未来を舞台とする事が多いのに対し、過去や中世ファンタジー的な世界を舞台とした作品では「魔法」という語が使われることが多い。しかし明確な定義が定まっていないため、表現はまちまちである。
また超能力を主題とした作品の整合性について言及される際、上記の通り科学的に説明をしようとしても、どこかで疑似科学的な要素や嘘が入ることは避けられないため、原理説明の善し悪し(科学的に正しいかではなく、話として上手いか)によって作品の評価が変わることもある。
後天的な超能力
「那由他」では「輪(ジャルン)」と呼ばれる頭飾りを装着する事で、才能に関係なく超能力を得ることができた。また『スパイダーマン』では、特殊な蜘蛛に噛まれる事によって、超人的な能力を得ていた。このように何らかの装置や薬品などの外的要因により、超能力を得られることをテーマにした作品も多い。また遺伝など先天性な要因、修行などの訓練による成果、それらを再現する科学装置による獲得など、複数の要因を同時に採用し、登場人物のバリエーションとするパターンもよく見受けられる。
新人類としての超能力者
超能力者が『ミュータント』や『新人類』として位置づけられることがある。その場合、超能力を持たない『旧人類』を弾圧しまた弾圧される、あるいは決別して新天地を目指すなどの行動をとるストーリーは、『ガンダムシリーズ』などSF作品に多い表現である。
スティーヴン・キングやディーン・R・クーンツは、現代の恐怖と結びつけた新しい超能力者像を描いた。これら人体を発火させたり破壊する映像は、しばしばスプラッター映画と結びついた。 超能力者は『常人と違う故に、畏れられ差別される』対象となり、超能力者は善悪にかかわらず、正体を隠さねばならないマイノリティである事が主軸のストーリーも多い。これらの表現はモダンホラーなど、SF考証よりも心理的恐怖を描いた作品によく見られる。
コミックスと超能力
予知能力、テレポーテーション、念動力など、細分化された能力と長所・欠点は、そのまま『個性』の表現となる。それぞれタイプの異なる超能力者(専門家)がチームを組む形式は、『X-MEN』や『ファンタスティックフォー』など、アメリカン・コミックスにおいては定番の表現である。
日本ではバビル2世が嚆矢だが、作者の横山光輝は「アメリカンコミックでは超能力者を主人公にした作品があるのに、日本にはまだなかったから」と答えている。
また戦闘を描く事が多い少年漫画では、話が進行するに従って、敵がインフレーション的に強くなることがしばしば発生する。この状態を避けるため、勝敗が単なる破壊力だけでは定まらず、それぞれが持つ能力の「性質」や「使い方」に左右される「超能力バトル」形式が採用されることも多い。
美術的表現
大友克洋は『AKIRA』などにおいて、『見えない力で破壊される壁や建物』や『球体に歪む空間』等、能力が行使された際の美術的な表現に着目し、後の漫画や映像作品に大きな影響を与えている。
荒木飛呂彦は、代表作の『ジョジョの奇妙な冒険』において、人間や動物、機械などを組み合わせたような「外見」をもつ超能力スタンドを、性質と外見の両面に個性を持った存在として表現した。スタンドの一部には「能力」でありながら、登場人物から独立した自我を備えているものがおり、「登場人物」とそれによって行使される「超能力」の中間という、新たなカテゴリーを生み出した。
超能力を扱ったフィクション
ここでは、超能力を中心的なモチーフとするものを挙げる。
小説
- 悪霊シリーズ(小野不由美)
- 宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ(K・H・シェール、クラーク・ダールトン他)
- エスパイ(小松左京)
- オッド・ジョン(オラフ・ステープルドン)
- 鏡家サーガ(佐藤友哉)
- 学園超女隊シリーズ(団龍彦)
- ガダラの豚(中島らも)
- 学校を出よう!(谷川流)
- キャリー(スティーヴン・キング)
- グリーンマイル(スティーヴン・キング)
- クロスファイア(宮部みゆき)
- 幻魔大戦シリーズ(平井和正)
- サイコバスターズ(青樹佑夜)
- 戯言シリーズ(西尾維新)
- シャイニング(スティーヴン・キング)
- ジャンパー(スティーヴン・グールド)
- 少年エスパー戦隊(豊田有恒)
- シルバーチャイルド(クリフ・マクニッシュ)
- 新世界遊撃隊(矢野徹)
- 新世界より(貴志祐介)
- 涼宮ハルヒシリーズ(谷川流)
- スラン(A・E・ヴァン・ヴォークト)
- 空の境界(奈須きのこ)
- ダーティペアシリーズ(高千穂遙)
- 超能力はワインの香り(藤井青銅)
- デッド・ゾーン(スティーヴン・キング)
- テレパシー少女「蘭」事件ノート(あさのあつこ)
- とある魔術の禁書目録(鎌池和馬)
- 七瀬三部作(筒井康隆)
- 人間以上(シオドア・スタージョン)
- ねらわれた学園(眉村卓)
- 鋏の記憶(今邑彩)
- 鳩笛草(宮部みゆき)
- ピープルシリーズ(ゼナ・ヘンダースン)
- 果てしなき旅路
- 血は異ならず
- ファイアスターター(スティーヴン・キング)
- ブギーポップシリーズ(上遠野浩平)
- 魔王(伊坂幸太郎)
- 龍は眠る(宮部みゆき)
- ミュータント部隊(第3巻)他多数
- ライジン×ライジン(初美陽一)
- リング(鈴木光司)
アニメ、漫画作品
- アーシアン(高河ゆん)
- 愛がゆく(小山ゆう)
- 紅い牙シリーズ(柴田昌弘)
- 赤ずきんチャチャ(彩花みん)
- アライブ-最終進化的少年-(河島正・あだちとか)
- アン子 大いに怒る(藤子・F・不二雄)
- イナズマン(石ノ森章太郎)
- イ・オ・ン(種村有菜)
- エスパー魔美(藤子・F・不二雄)
- エルフェンリート(岡本倫)
- 学園アリス(樋口橘)(作中では「アリス」という能力である)
- かみちゃまかりんシリーズ(コゲどんぼ)
- きまぐれオレンジ☆ロード(まつもと泉)
- 葛本さんちの四兄弟(木下聡志)
- 幻魔大戦(石ノ森章太郎・平井和正)
- 斉木楠雄のΨ難(麻生周一)
- サイキックアカデミー煌羅万象(克・亜樹)
- サイコメトラーEIJI(安童夕馬・朝基まさし)
- サイファー(かとうひろし)
- ジャスティ(岡崎つぐお)
- ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
- 少年魔法士(なるしまゆり)
- 私立彩陵高校超能力部(石田あきら)
- 凄ノ王(永井豪)
- スクライド(サンライズ)
- スター・レッド(萩尾望都)
- 閃光のナイトレイド(A-1 Pictures)
- 絶対可憐チルドレン(椎名高志)
- セラフィック・フェザー(森本洋・武田俊也・うたたねひろゆき)
- DARKER THAN BLACKシリーズ(BONES)
- TIGER & BUNNY(サンライズ)
- だぁ!だぁ!だぁ!(川村美香)
- タイムウォーカー零(飛鷹ゆうき)
- 超少女明日香(和田慎二)
- 超人ロック(聖悠紀)
- 地球へ…(竹宮惠子)
- 鉄の旋律(手塚治虫)
- 東京アンダーグラウンド(有楽彰展)
- 童夢(大友克洋)
- ななこSOS(吾妻ひでお)
- 那由他(佐々木淳子)
- 舞(吾妻ひでお)
- バビル2世(横山光輝)
- ピーターパン症候群(酒井まゆ)
- ぼくの地球を守って(日渡早紀)
- 魔王 JUVENILE REMIX(大須賀めぐみ)
- Mr.インクレディブル(ディズニー)
- ミラクル☆ガールズ(秋元奈美)
- みんな!エスパーだよ!(若杉公徳)
- 無重力少年(亜月亮)
- 妖精大戦ノア(野部利雄)
- AKIRA(大友克洋)
- ARMS(皆川亮二)
- E'S(結賀さとる)
- GANTZ(奥浩哉)
- HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
- MAYA 真夜中の少女(本島幸久)
- NANASE(画:山崎さやか 原作:筒井康隆)
- NEEDLESS(今井神)
- Pシリーズ(北原文野)
- PSYREN -サイレン-(岩代俊明)
- X(CLAMP)
ゲーム
- ATHENA 〜Awakening from the ordinary life〜
- エスプレイド
- かまいたちの夜2
- ガレリアンズ
- ガレリアンズ・アッシュ
- ギャラクシーエンジェル
- ギャラクシーエンジェルII
- サイキック5(ファミコン版のタイトルはエスパ冒険隊)
- サイキックフォースシリーズ
- サイコソルジャー
- サルゲッチュシリーズ
- 白と黒の伝説シリーズ
- 星をみるひと
- マインドシーカー
- MOTHERシリーズ
- メタルギアソリッドシリーズ
- ZERO ONE
- すばらしきこのせかい
- しまいま。
- Bioshock
- 流行り神
- パラサイト・イヴ
- ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション
- ファンタシースターシリーズ
- リゼルクロス
- ルクス・ペイン
- 探偵オペラ ミルキィホームズ(作中では「トイス」という能力である)
- エキサイティング・ゲームブック1 君はエスパー(著:スーパー頭脳集団アイデアファクトリー 出版:桐原書店 1985年)
- パワプロクンポケットシリーズ
- AQUA
テレビ作品
- おまかせアレックス(海外ドラマ)
- 世にも奇妙な物語「超・能・力!」「常識酒場」「トラブル・カフェ」「燔祭」
- 仮面ライダーアギト(テレビ朝日)
- 光戦隊マスクマン(テレビ朝日)
- 恋する日曜日 ニュータイプ(BS-i)
- スーパーナチュラル(海外ドラマ)
- スウィートデビル(テレビ朝日)
- NIGHT HEAD(フジテレビ)
- HEROES(海外ドラマ)
- ぼくが地球を救う(TBS)
- ぼくらのナニー(海外ドラマ)
- ミッシング -サイキック捜査官-(海外ドラマ)
- 未来講師めぐる(テレビ朝日)
- 4400 未知からの生還者(海外ドラマ)
- Xファイル(海外ドラマ)
- SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(TBS)
映画
- ギフト
- スキャナーズシリーズ
- スーパーマンシリーズ
- PUSH 光と闇の能力者
- ファンタスティック・フォーシリーズ
- ミラクル・エスパーズ!
- NEXT -ネクスト-
- X-メンシリーズ
工学者による“超能力実装”研究
通常の感覚群を超えた感知能力が人間の身体能力として得られるならば、それは「超能力」とでも呼ぶべきもの、であるので、Augmented Reality(AR)「拡張現実感」は、超能力の工学的な実装と捉えることができる[24]、と述べる人もいる。「拡張現実感」では、主としてセンサーによって実世界から人工的に生成された情報が実世界に重畳され、既存の通常の感覚器を介して提示される。人間は、その人工的センサーの能力を身体的に獲得することになる。
関連文献
- 笠原敏雄2004「PK能力者を対象にした実験的研究」日本超心理学会誌 : 超心理学研究 9(1・2) pp.79-86
- 町好雄、劉超2005「超能力は存在するか」超心理学研究、10、pp46-52
- 『ノーベル賞科学者ブライアン・ジョセフソンの科学は心霊現象をいかにとらえるか』(訳・解説:茂木健一郎・竹内薫、徳間書店):ISBN 4198607028 (原著タイトル:The Paranormal and the Platonic World)
- ルパート・シェルドレイク『あなたの帰りがわかる犬―人間とペットを結ぶ不思議な力』工作舎、2003(犬・ペット類の超能力を扱った本)
脚注・出典
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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