産業技術大学院大学
テンプレート:Infobox 産業技術大学院大学(さんぎょうぎじゅつだいがくいんだいがく、テンプレート:Lang-en)は、東京都品川区東大井1丁目10番40号に本部を置く日本の公立大学である。2006年に設置された。大学の略称はAIIT。
目次
概要
テンプレート:節stub 産業技術大学院大学は,公立大学法人首都大学東京が設置する専門職大学院。同法人が設置する大学には総合大学の首都大学東京がある。同法人が設置する東京都立産業技術高等専門学校の品川キャンパスと同じ場所にある。東京都の産業振興に寄与する高度専門技術者の養成を目的としている。
高度な専門知識と体系化された技術ノウハウを活用して、新たな価値を創造し、産業の活性化に資する意欲と卓抜した業務遂行能力を持つ高度専門技術者の養成を目指している。
通常の大学院が研究者の育成を目的としているのに対して、高度専門技術者の養成を目的とした大学院大学(専門職大学院)である。社会人の学生が多い。
4学期制、PBL(Project Based Learning)型教育、講義支援システム(講義の映像をインターネット経由で視聴できる)、KHP(修了後10年間、講義の映像をインターネット経由で無料で視聴できる)、長期履修制度(2年間で修了するのと同じ学費負担で3年間在学できる)、AIIT単位バンク、平日夜間・土曜昼間開講等の特徴がある。
沿革
- 2005年4月 - 公立大学法人首都大学東京 設置。初代理事長は高橋宏。
- 2006年4月 - 産業技術大学院大学 開学。初代(現)学長は石島辰太郎。1研究科1専攻(情報アーキテクチャ専攻),OPI及び附属図書館を設置。
- 2008年4月 - 創造技術専攻を設置。1研究科2専攻。
キャンパス
青物横丁及び鮫洲からは約10分,品川シーサイドからは約5分。約1時間で通学できる範囲は 東は千葉市,南は横浜市南部(金沢区)・鎌倉・藤沢市,西は立川・府中・多摩・稲城市,北はさいたま市北部(大宮区)。詳細は Google Maps(約30分,45分,60分の範囲),Yahoo!路線情報(所要時間,経路,運賃)参照。
- 秋葉原サテライトキャンパス(千代田区外神田 1-18-13 秋葉原ダイビル 12 階)
ソーシャルメディア
組織
産業技術研究科
- 情報アーキテクチャ専攻
- 情報システム学修士(専門職)
- 1年次定員50名(収容定員100名)
- 情報アーキテクト
- 大規模で複雑なプログラム開発や新しい仕事のしかた、プロジェクト管理の能力やシステム運用を含む全体プロセスの管理能力などの能力を有する人材育成を目的としている。
- カリキュラムは、ICT基礎科目、基礎共通科目、ICT科目、システム開発科目、エンタプライズ科目、マネージメント科目、PBLから構成される。モデルコースとしては、ソフトウェア開発、ネットワーク、プロジェクトマネージメント、DB、CIO・マネージメント、セキュリティがある。
- 学生のほとんどが社会人である[1]。
- 日本技術者教育認定機構(JABEE)による2010年度専門職大学院認証評価を受審し、適合と認定された。
- 創造技術専攻
- 創造技術修士(専門職)
- 1年次定員50名(収容定員100名)
- ものづくりアーキテクト
- マーケットの潜在的な期待に迫り、顧客に未来を語ることができ、次世代の製品やサービスのあるべき姿を描くことができる人材であり、商品を 企画し、その開発を提案する商品企画責任者 や商品企画が意思決定された後、感性デザインと機能性デザインの知識を駆使して最適設計から製造までをマネージメントできる開発責任者の育成を目的としている。
- カリキュラムは、創造技術基礎科目、産業材料科目、プロダクト・イノベーション科目、インダストリアル・デザイン科目、デジタル技術科目、創造技術特別演習で構成されている。
- インダストリアル・デザイン、コミュニケーションデザイン、システム設計、組み込み、MOT、グローバルコミュニケーション
- 平成20年度の学生の約半数が社会人である[2]。
- 教授陣には、新幹線N700系電車のデザインを手がけた福田哲夫をはじめ、東芝やトヨタ自動車出身のデザイナー、客員教授には財団法人日本産業デザイン振興会の青木史郎など実務経験者が多く名を連ねる。
附置機関・組織
- OPI(オープンインスティテュート)
- 附属図書館
地域企業の技術者及び修了生に開放されている。
対外関係
地方自治体との協定
公共団体との協定
- 財団法人東京都中小企業振興公社