熔成リン肥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2010年7月11日 (日) 22:06時点におけるしまあじ (トーク)による版 (C:CITE分類、日付は履歴から)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
テンプレート:出典の明記

熔成リン肥(ようせいリンぴ)とは、リン酸肥料の一種。熔リンと略称される。淡緑色の粉末状の物質である。

成分

熔成リン肥は、純物質ではなく、く溶性リン酸、アルカリ分(石灰苦土)などの混合物である。

性質、施肥方法

  • 元肥として利用される。リン酸のほとんどが、く溶性で水溶性ではないので速効性はない。
  • く溶性リン酸は土壌と結合しにくいので、リン酸が土壌で無駄になることは少ない。
  • アルカリ分が多いので過剰な施肥は、土壌のアルカリ化をまねく。

関連項目

外部リンク