ムカデンダー
テンプレート:Pathnav ムカデンダーは、特撮テレビ番組『ウルトラマンタロウ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名「百足怪獣」。
目次
『ウルトラマンタロウ』に登場するムカデンダー
特撮テレビ番組『ウルトラマンタロウ』第26話「僕にも怪獣は退治できる!」に登場。
- 身長:59メートル
- 体重:4万トン
- 特殊能力:首と胴体の分離・合体、火を吹く、強力な粘性の糸を吐く等。
紙芝居屋の笠井仙吉(演:江戸家猫八)が昔の大百足の化け物の伝説を語っている最中、地中から出現。一人退治に向かった仙吉を糸で絡めとリ、火炎を吹きつけ重傷を負わせる。さらに、ZATの首吊り作戦を、自らの首と胴体を切り離すことで回避する。街に進行したところでウルトラマンタロウと戦う。スワローキックによって首を切断されるが、首と胴体のそれぞれが独立し、それによる分離撹乱攻撃でタロウを苦しめる。しかし、唯一の弱点である頭の触角を破壊され、さらに首を遠方に投げ飛ばされ、胴体が感覚を失ってうろたえているところを、首はストリウム光線を撃ち込まれて、胴体はアトミックパンチを叩き込まれて倒される。
- 怪獣図鑑に記載された設定では、ムカデンダーが吐く火の射程距離は最長で300メートルほどとされている。
『ウルトラマンメビウス』に登場するムカデンダー
特撮テレビ番組『ウルトラマンメビウス』第13話「風のマリナ」、第24話「復活のヤプール」、DVD版「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」に登場。
- 体長:59メートル
- 体重:4万トン
『ウルトラマンタロウ』に登場したムカデンダーの別個体。GUYSのドキュメントZATにデータが記録されている。かつて出現した個体と体色が異なり、緑色だった部分が黒くなっており、よりムカデを思わせるものとなっている。また首と胴の接合部分が凸と凹の形状になっている。
初代と同じように八幡ヶ岳に出現して人間を襲う。普段は地中に潜み、餌を取る時だけ地上に姿を現す。地底移動時には高電圧を発生させ、これによるピエゾ効果で異常な電界を築くため、付近一帯の通信機能は麻痺する。この効果で、マリナは怪獣を発見するものの本部への連絡が不可能となる。逃がした獲物を待ち伏せするなど、高い知能と執念深い性質を持つ。武器は右手の鞭(むち)と、口から吐く高熱の火球。長い首と胴体は自由に分離できるが、首がダメージを受けると胴体も苦しむ。空中からのメビュームシュートで胴体を破壊された後も首だけでメビウスを襲うが、ヒカリのナイトシュートで首も破壊される。
第24話ではホログラムとして、ウインダムの性能強化テストの相手役に登場。火球をパワーアップしたウインダムに放つも、ファイヤーウインダムの火炎弾によってたやすく破られ、一撃で消え去る。
DVD作品『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では地球に再び現れた怪獣の一体として別個体が登場(映像は第13話の流用[1])。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するムカデンダー
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第2話「五人目のクルー」に登場。
ゴモラに頭部を切り裂かれ、既に息絶えた個体が発見される。
- 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』の流用。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するムカデンダー
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活した。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として、他の怪獣軍団と共にウルトラ戦士やレイの怪獣達に襲い掛かるが、ウルトラマンメビウスのメビュームスラッシュを受けて最初に倒される。
また、百体怪獣ベリュドラの右手にムカデンダーの顔が確認できる。
- 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』までに使用された物の流用。
脚注
参考文献
関連項目
テンプレート:ウルトラ怪獣- ↑ テンプレート:Harvnb p.343
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Harvnb p.356