田中雅夫

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テンプレート:参照方法 田中 雅夫たなか まさお1912年 - 1987年)は写真評論家濱谷浩は実弟。さらに弟は、写真家の濱谷了一である。本人は養子に出たために、姓が「田中」となっている。

東京高等工芸学校(現千葉大学工学部)卒。

雑誌「日本カメラ」の編集長も務め、日本写真全集(全12巻・小学館)の編集も行った。

1937年には、濱谷浩とともに、「銀工房」という写真スタジオを開設。

また、瀧口修造らの、前衛写真協会にも参加した。 その写真を撮る技術は、他に類を見ない、繊細かつ大胆な仕上がりになっている。

1967年日本リアリズム写真集団の副理事長に、伊藤逸平、藤本四八とともに選出。理事長は田村茂[1]

主著

  • ヌードフォト入門・アルス(1950)
  • 写真におけるリアリズム・日本カメラ社(1956)
  • 写真一二〇年史・ダヴィッド社(1959)
  • 写真東京風土記・毎日新聞社(1964)
  • 組写真をどうつくるか・ダヴィッド社(1969)
  • 写真130年史・ダヴィッド社(1970)
  • 海外の写真家100人(川上四郎と共著)・ダヴィッド社(1975)
  • 風景写真研究・朝日ソノラマ(1976)
  • カメラマンになるには・ぺりかん社(1979)
  • 私の昭和写真史・東洋書店(1980)

関連文献

  • 写真集「民謡山河」(須田一政・冬青社・2007年)
    • 写真月刊誌「日本カメラ」に連載(全24回)。連載は田中雅夫の文章とのコラボレーションであり、共同作品とも言える。参考ページ1参考ページ2

関連項目

出典

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  1. 日本リアリズム写真集団概要