トミダヤ
トミダヤ(Food center tomidaya )とは、株式会社フードセンター富田屋が展開する岐阜県大垣市から岐阜市を中心に店舗をもつスーパーマーケットチェーンである。
概況
ほとんどの店舗が平屋であり駐車場が備わっているという典型的なスーパーの中規模店となっている。大垣市から岐阜市方面に手堅く店舗を増やしていき、大垣市で同じ規模のスーパーマーケットを展開するヤナゲンが不振になると一人勝ちの状態となると思われた。しかし近年プラントが瑞穂市牛牧にPLANT-6瑞穂店を出店。同様に近年バローが急速に西濃に進出しているため熾烈な競争となっている。アピタなどの大型店とは距離を置いていたが、真正町(現在の本巣市)の大型アウトレット・ショッピングモール内の真正リオワールドショッピングセンターに生鮮テナントとして入るなど新たな動きもみられる。
三田洞店と大福店は旧スーパーマーケットヤオジンから経営譲渡された店舗であり、全面改装後高質店舗として営業していたが、景気の急激の悪化や安い商品を求める消費者のニーズに応え方針転換を強いられた(その後、大福店は2013年12月31日に閉店)。
沿革
- 1945年9月 - 現会長、富田繁雄と実父高三郎がともに荷車を引いて野菜の行商を始める。
- 1962年9月 - 株式会社フードセンター富田屋設立。
- 1970年12月 - 本社屋完成。
- 1975年11月 - 穂積店が第2号店としてオープン以後多店舗化をすすめる。
- 1980年12月 - コンピュータシステムによるオンライン化を開始。
- 1984年1月 - 岐阜県内で最初にPOSシステムを導入。
- 1991年12月 - INS64(デジタル回線)による、ローカルネットワークを完成させる
瑞穂市に惣菜生産センターを開設。 - 1992年4月 - 瑞穂市田之上に営業本部を移転。
- 2007年5月10日 - 以前からの不採算店舗であったこと、各務原那加店オープン時の人員確保のため穂積店の営業休止。
- 2011年 - 和歌山県に地盤を置くオークワと業務提携。
- 2013年9月 - 事業環境の変化により、当初の目的達成が困難であると判断し、オークワとの業務提携を解消する。
ポイントカード
入会費、年会費無料、105円で1ポイント。500ポイントで500円の割引券が発行される。次回、500円以上買い物の際、利用できる。 現在は、緑色のカードが発行される。割引券は、FTカードと持参しなければ、利用はできない。
旧カード(白色のカード)は、レシート下部に名前等が印字されていたが、個人情報漏洩防止のため、新カードには、表示されないようになっている。
旧カードも利用可能だが、個人情報漏洩防止の観点から、新カードに移行したほうがよい。
商品券
トミダヤ独自の商品券がある。1,000円単位で発行がされる。発行、利用とも全店で利用できる。 裏面の発行店舗が書いていない場合や、右端が切り取られていると利用できないので、注意が必要である。 割引券と異なりお釣りが出るため、数百円の買い物の際にも利用できる。
ビール券
ビール券は、ビールの本数ではなく、右下に金額が記載されたギフト券となる。 例:672円と記載されていれば、672円のギフト券になる。 対象商品が1本以上含まれていることが条件であり、お釣りはでない。