栃木県道31号栃木小山線
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栃木県道31号栃木小山線(とちぎけんどう31ごう とちぎおやません)は、栃木県栃木市から栃木県小山市に至る県道(主要地方道)である。
概要
JR両毛線と並行して栃木市と小山市を結ぶ道路。旧道起点の栃木市市街地は道幅が狭く、交通量が多いため渋滞しやすい。栃木市内の栃木市城内町 - 同市境町間の全長1.2km、2車線のバイパスが2007年(平成19年)3月28日午後3時に開通した。このバイパスの開通により、起点は栃木市境町の河合町交差点に変更された。
この道路を経由する関東自動車の路線バスである栃木駅 - 卒島 - 小山駅線が運行されていたが、両毛線との並行路線であった上に沿線住民のモータリゼーションの進行により近年特に需要が減り、栃木市内の区間(栃木駅 - 卒島)がまず廃止された。残されていた小山市内の区間(小山駅 - 卒島)も2008年(平成20年)3月末に廃止された。なお、元来は東武鉄道バスの運行であった路線である。現在、小山市内の一部区間では、小山市からの委託を受けたコミュニティバス「おーバス」(思川・豊田路線)が運行されている。
この路線の小山市内はほぼ全線が都市計画道路 3・3・3小山栃木都賀線となっており、現在高規格化に向けて整備事業が進められている[1]。このうち、小山市立木の4車線化工事が進められており、当初2009年(平成21年)春に開通の予定であったが、用地買収の難航等により立木工区の完成は2012年(平成24年)3月21日へと大幅に遅れた。なお、立木工区以北の栃木県道33号小山環状線までのバイパス部(卒島工区:L=1,100m)が平成21年度に着工し、2016年(平成28年)3月に開通の予定である。
路線データ
- 総延長:9.664km
- 実延長:9.664km
- 起点:栃木県栃木市室町(旧道・文化会館入口交差点=栃木県道11号栃木藤岡線交点 新道・河合町交差点=栃木県道11号栃木藤岡線、栃木県道213号栃木停車場線交点)
- 終点:栃木県小山市城山町1丁目(城山町交差点=国道4号、栃木県道263号小山停車場線交点)
- 認定:1962年(昭和37年)8月10日
交差する道路
- 栃木県道153号南小林栃木線(栃木市河合町)
- 栃木県道243号小山城内線(栃木市城内2丁目)
- 下都賀西部広域農道(小山市卒島交差点)
- 栃木県道33号小山環状線(小山市卒島・思川駅入口交差点)
- 栃木県道・茨城県道264号小山結城線(小山市小山・観晃橋西交差点)
沿線施設
脚注
参考文献
- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。