AIFF
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AIFF (Audio Interchange File Format、読みは後述) は、アップルにより開発された音声ファイルフォーマットである。
AIFFは主としてMacintoshやAmiga上で使われ、ファイルに格納した場合の拡張子は、.aiff、.aif、.aifc、.afc。これより、読み方にはエーアイエフエフや、エーアイエフが用いられている。日本では語源を知らない者がそのままローマ字読みをしアイフと呼ばれることもある。
形式
AIFFは一般には非圧縮[1]、リニアPCMのサンプリングデータ用のフォーマットとして扱われるが、実態はコンテナフォーマットであり、直接音源が記録されているわけではない。そのため、不可逆圧縮も利用でき、この場合ファイル拡張子は.aifc(テンプレート:Lang-enより)となる。
データ形式はRIFFチャンクそのものである。というのもテンプレート:要出典範囲。4バイトのチャンク名と4バイトのチャンク長(ビッグエンディアン)、データという形式である。
脚注
関連項目
- Interchange File Format (IFF) - エレクトロニック・アーツが1985年に開発した音声ファイルファイルフォーマット。AIFFの元になったとされる。
- Apple Lossless - アップルの可逆圧縮フォーマット
- WAV - 特にWindowsでの利用が多い音声データ用コンテナフォーマット