河内駅
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テンプレート:駅情報 河内駅(こうちえき)は、広島県東広島市河内町中河内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
かつては急行停車駅であった。また、山陽新幹線岡山駅 - 博多駅間開業で昼行優等列車が全廃された後、しばらく運転されていた快速の停車駅であった[1]。
目次
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅本屋側が1番のりば、2・3番のりばが島式ホーム(さらにその間にホームのない中線あり)で、跨線橋により連絡している。トイレが構内上り方面1番のりば奥にある。
三原地域鉄道部が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。キヨスクは撤退したが、券売機は新しいものに交換されている。ICOCA利用が可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅舎概要
- 木造平屋駅舎
- 落成日不明
駅コンコース内
- 改札口(2007年(平成19年)7月に簡易型自動改札機を導入。集札機能はないため、降車時は駅係員が集札する形になるが、窓口閉鎖時は集札箱に乗車券を投入する)
- みどりの窓口
- 自動券売機2台(最新式)
- 自動販売機(飲料水1台)
- 待合室
- キオスクは前述どおり現在は撤退
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 三原・福山方面 | |
2・3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 西条・広島方面 | 2番のりばは一部列車のみ[2] |
- 1番線は上り本線、2番線は下り副本線、3番線は下り本線である。2番線は上り線とは接続していない。2009年(平成21年)7月1日時点では1日1本のみ定期旅客列車が2番線に発着している。
駅周辺
- 東広島市役所河内支所(旧・河内町役場)
- 市民体育館(旧・河内町民体育館)
- 河内郵便局
- 国道432号
- 県道33号
- 東広島市立河内小学校
- 東広島市立河内中学校
- 広島県立河内高等学校
- コメリハードアンドグリーン広島河内店
- 広島銀行河内支店
- しまなみ信用金庫河内支店
- JA広島中央河内支店
- 東広島市河内文化センター
バス
- 芸陽バス
- 甲山線、河内豊栄線
利用状況
利用客は年々減少傾向にある。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年 | 1,021 |
2003年 | 1,063 |
2004年 | 1,041 |
2005年 | 952 |
2006年 | 886 |
2007年 | 832 |
2008年 | 827 |
2009年 | 782 |
2010年 | 767 |
2011年 | 693 |
歴史
- 1894年(明治27年)6月10日 - 山陽鉄道 三原駅 - 広島駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1973年(昭和48年)4月11日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 2007年(平成19年)
河内駅付近での事故
1931年(昭和6年)1月12日、山陽本線河内駅を通過中の上り急行列車が分岐器で脱線。機関車(C53 24)が横転して後位の客車5両が駅前方の椋梨川鉄橋から川に転落し、7名が死亡、179名が重軽傷を負った。山陽線急行列車脱線転落事故を参照。死者の棺は河内駅から列車で広島駅と郷里に運ばれた[3]。
現場付近では日露戦争当時貨物列車が脱線転覆し、その後も単線運転時代に脱線転覆が起こり、この事故で惨事は三度目で「魔の場所」と言われていた[4]。
その他
- 「JRを利用してシティ電車の延長を」という看板が設置されている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線