レオポルド・ノビーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月21日 (木) 08:07時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 8 件をウィキデータ上の d:q983393 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
ファイル:Leopoldo Nobili.jpg
レオポルド・ノビーリ

レオポルド・ノビーリLeopoldo Nobili1784年 - 1835年8月5日)は19世紀始めのイタリアの物理学者、発明家。熱力学電気化学の研究のための様々な装置を発明し、イタリアにおける電磁気学研究の先駆者の一人とされる。

ガルファニャーナのTrassilico(現在のトスカーナ州ガッリカーノ)に生れた。モデナの士官学校を卒業して技術将校になり、ナポレオン1世1812年ロシア戦役に参加した[1][2]

その後は物理学の研究、特に電気現象の研究に専念するようになり、1825年には無定位検流計を発明し、初期の電磁誘導装置なども設計した[2]。また、1850年に赤外線などの研究を行ったマセドニオ・メローニ(1798-1854)と共同で熱電対や電流計を使った研究を行った。

1832年レオポルド2世 (トスカーナ大公)フィレンツェに呼ばれ、王立物理学・自然史博物館(Regio Museo di Fisica e Storia Naturale/現:スペーコラ美術館)の物理学教授に就任し[2]、当時のイタリアの科学界を指導者であるヴィンチェンツォ・アンティノーリ(w:Vincenzo Antinori、1792 - 1865)らと共に物理学を教えた。

出典

テンプレート:Reflist

外部リンク

  • Leopoldo Nobili "Mille Anni di Scienza in Italia" ガリレオ博物館(イタリア語)
  • 2.0 2.1 2.2 Leopldo Nobili museo galileo Biographies (英語)