バーデン・バイ・ウィーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:世界の市 バーデン・バイ・ウィーン(標準ドイツ語:Baden bei Wien, バイエルン・オーストリア語:Bådn bai Wean / Bodn bai Wean(ボートゥン・バイ・ヴェアン), ラテン語:Aquae Pannoniae)はオーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州バーデン郡に属する 基礎自治体(ゲマインデ) 。ウィーンの森の東麓、ウィーンの南約25キロに位置する。単にバーデン(ボートゥン)とも呼ばれるが、他のバーデンと区別するためには、「バイ・ウィーン」(ウィーン近郊の)をつける。
人口
- 2001年 - 約2万4502人
歴史
ローマ時代から「パンノニアの水」として知られた硫黄泉の湧く温泉地であった。1480年に都市特権を得るが、オスマン帝国による二度のウィーン包囲(1529年、1683年)に際して破壊を受けた。1813年から1834年にかけて、ハプスブルク家の夏の離宮が置かれた。第二次世界大戦後、1955年までソ連占領軍の司令部が置かれていた。
温泉
温泉は、リウマチ・循環器疾患・骨折などの治療に効果があるとされる。
ギャラリー
- Stadttheaterbaden.jpg
Stadttheater Baden
- Casinobaden.jpg
カジノ
- Eingangkurpark.jpg
公園
- Baden synagogue ruin001.jpg
シナゴーグの廃墟