後藤秀樹
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テンプレート:Infobox お笑い芸人後藤 秀樹(ごとう ひでき、1972年1月21日 - )は、日本のお笑いタレント。現在は長期療養中。
大阪府高槻市出身。吉本興業大阪本社所属。吉本総合芸能学院(NSC)10期生。血液型はO型。
概要
- 1991年にNSCに10期生として入学。翌年の3月に同期のお〜い!久馬(現ザ・プラン9)とコンビ「シェイクダウン」を結成。順調に仕事をこなしていたものの、久馬が二人でやることに限界を感じ、メンバーの増員を後藤にもちかけた。しかし、後藤が集団で活動することを拒否したため、シェイクダウンは2000年12月に解散し、後藤はピン芸人になった[1]。 久馬とは今でも仲がよく、メール交換をしたり、楽屋でおしゃべりしている様子が他の芸人にたびたび目撃されている。
- 2012年、吉本新喜劇座員オーディション2012に合格[2]。
- 2013年、自らのブログで長期療養を発表(原因は明かされていない)。
ネタ
- 一人コントが主であるが、2004年ごろから漫談も始めている。コントは主に、ぜんじろう、陣内智則、ネゴシックスなども演じているような、物にツッコむコントである。ソロライブでは友近のようなコントを披露することもある。
- 他の同じ芸風の芸人と比べてじっくりツッコむ味のあるツッコミをし、そのツッコミを本人は「粋なツッコミ」と称しているが、元相方の久馬は、ダウンタウンの浜田雅功に似ていると発言していた。
- また、バトルオワライヤルでのMCも務め、イベントを主宰するバッファロー吾郎も、後藤のおかげでこのイベントが成り立つ、と絶大な信頼を寄せている。
逸話
- 体が弱くシェイクダウン時代に体調を崩した際に、周囲は痩せている久馬が体調を崩したと勘違いされた。
- うめだ花月が存在した時期は約月1回のペースでソロイベントを行っていた。ライブの形態はコントやゲストを呼んでのトークなどさまざま。
- またうめだ花月の芝居もんにかなりのペースで出演しており、マンスリーよしもとでは「Mr.芝居もん」と紹介されることもある。
- 劇団赤鬼の本公演「レボリューション・セブン」にも出演した。
- Mr.Childrenの桜井和寿を敬愛しており、彼のソロイベントで流れるBGMは必ずMr.Childrenである。ただし、ほとんどの番組の歌コーナーで、イントロしか流してもらえず歌えないという扱いを受けている。
- フットボールアワーの後藤輝基と勘違いされることが多く、また、あろう事か吉本興業経理部に脚本家後藤ひろひとと勘違いされ誤って高額の報酬が銀行口座に振り込まれたこともある。その紛らわしさを他の芸人によくネタにされている。ちなみに、3人とも「後藤」は本名である。
- 「ダイナマイト関西」に出場した、ジャルジャル後藤淳平のキャッチコピーは「3人目の後藤」であったが、「1人目の後藤」は彼のことである。(2人目は後藤輝基。)
- 2006年5月に結婚・下鴨神社で挙式をした。10年前にとあるバーで出会い、たまたまその女性が後藤のファンであったことから、交際に発展した。
- 『笑いの剣』という番組で自主制作したCMグランプリに輝き、スポンサーからビール1年分を贈呈されたが、本人は下戸であったため、その恩恵にはあずかれなかった。
- 「頭が悪い」ということを散々芸人仲間からネタにされており、ジャリズムの渡辺鐘からは、「ネタ帳に全部ふりがなをふっている」という嘘か本当か分からない発言をされていた。
- 2006年のオールザッツ漫才では、他の芸人をいじって滑るという、芸人殺しぶりを発揮した。
- テレビでの出演は殆どなく、オールザッツ漫才では「後藤さんが見られるのはオールザッツ漫才だけですよ~」と言われていた。しかし、2009年は出演のオファーがなかったがケンドーコバヤシの呼びかけで途中から出演。
- 2007年に番組よしもと芸人自称ナンバー1バトルで利き水自称ナンバー1として出演したが審査員のブラックマヨネーズの吉田とチュートリアルの二人に却下を出された。理由は、5種類の中からコップに入った水がどの水か当てるので1つしか当たらなかった為。
- シェイクダウンの頃からロリコン疑惑があり、オールザッツ漫才でケンドーコバヤシから「後藤さんの中では小倉優子は熟女の域に達していますからね」と言われた。
主な出演番組
コンビ時代の出演番組はシェイクダウンを参照
単独ライブ
- 2002年8月9日 - 後藤秀樹LIVE2002~SUMMER TOUR~ (baseよしもと/大阪)
- 2003年3月28日 - 後藤秀樹ライブ2003~我が家自慢のスープ~ (baseよしもと/大阪)
脚注
外部リンク
- よしもと芸人 後藤秀樹の「シフクノブログ」公式ブログ
- タレントプロフィール(吉本興業)