品川バスターミナル
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品川バスターミナルは、東京都港区高輪3丁目にある高速バス専用のバスターミナルである。
概要
京浜急行電鉄(京急)が自社の運行する高速バスの発着地とするべく自社用地内に設けたターミナル施設で、現在は京急の子会社である京浜急行バスと系列会社(羽田京急バス)、共同運行会社が使用している。京急系列が撤退した後も、京急が東京側の運行支援や発券を受け付ける関係で本ターミナルを使用している路線も複数ある。
建物は2階建てで、待合室・シャワールーム(15分300円タオル付き)があり、バスの待機スペースは建物と山手線の線路との間に設けられている。品川駅周辺にバスの待機スペースが少ないことから、本ターミナル発着路線ではない東京湾アクアライン経由の路線(木更津駅行、袖ケ浦駅・長浦駅行。品川駅東口から発着)が折り返し待機のため入線することがある(客扱いは行わない)。
品川駅高輪口の北、品川駅と泉岳寺駅のほぼ中間の国道15号(第一京浜)と山手線に挟まれた位置(地下を走る京急本線のほぼ真上)にある。品川駅から離れていることもあって、当ターミナル発着便は一部の路線を除いて浜松町バスターミナルを経由する。ターミナル周辺の第一京浜は中央分離帯で仕切られているため、バスターミナルへは第一京浜下り線(浜松町→蒲田方面)とのアプローチに限定されており、品川から浜松町に向かう路線は第一京浜を一旦南下し、山手通り→海岸通り→札の辻交差点を経由して浜松町へ向かう。
アクセス
バス路線
- ※印は京急グループが運行から撤退後も本ターミナルを使用している路線(京浜急行バスが東京側の運行支援・発券窓口を担当)。
- 東北方面
- ノクターン号: 弘前・五所川原 行
- ビーム・1: 盛岡南・宮古・山田 行
- ドリーム横浜・仙台号※: 仙台駅 行
- 東海・近畿方面
- 中四国方面
- ルブラン号: 津山・岡山・倉敷 行
- キャメル号(東京 - 鳥取・倉吉線): 智頭福原・鳥取・倉吉 行
- キャメル号(東京 - 江府・米子線): 江府・米子 行
- エディ号: 淡路島(東浦、志知)・鳴門・松茂・徳島駅 方面
- パイレーツ号: 新居浜・西条・東予・今治 行