紀元前226年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Yearbox 紀元前226年は、ローマ暦の年である。当時は、「マルクス・ウァレリウス・マクシムス・メッサラとルキウス・アプスティウス・フッロが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元528年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前226年と表記されるのが一般的となった。
できごと
カルタゴ
- 地震によって、ロードス島の巨像とともにカメイロスの街が破壊された。
- スパルタ王クレオメネス3世はマンディニアを占領し、エーリス北東のHecatombaeumでアラトゥスの率いるアカイア同盟軍を破った。
共和制ローマ
- アルプス山脈を越えたガリア人がローマを脅かした。
- カルタゴに脅かされたギリシア人商人がマルセイユでローマ向けに銀山の採掘等を行い、成功した。ローマはエブロ川南部の独立した港町サグントと協定を結んだ。
- ローマはハスドルバルに使節を送り、エブロ川北部で戦争を起こさない代わりに、マルセイユの街を含む南部を自由にさせるという条約を結んだ。
セレウコス朝
- セレウコス朝の王セレウコス2世の弟であるアンティオコス・ヒエラクスは囚われていたトラキアから何とか逃れ、山に逃げたが、ガラティア軍に殺害された。
- セレウコス2世は落馬により死亡し、長子のセレウコス3世が後を継いだ。
中国
誕生
死去
- セレウコス2世 - セレウコス朝の王
- アンティオコス・ヒエラクス - セレウコス2世の弟(紀元前263年生)