カトゥー郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox カトゥー郡はタイ南部にある郡(アムプー)の一つ。
名称
もともとはクラーバートゥー (กราบาตู) すなわち「岩の湾」という外来語であったと推測されるが、これがなまってカトゥーとなったとされる[1]。
歴史
1938年12月5日、郡は降格しプーケット市の一部となった[2]。その後1959年12月10日昇格し再び郡となった[3]
地理
カトゥー郡はプーケット島の東海岸部、パートーン・ビーチを中心に広がっている。内陸部にはナムトック(滝)・カトゥーがあるほか、ゴルフ場などがある。海岸部、アーオ・パートーン(パートーン湾)に面するパートーン・ビーチ(パトン・ビーチとも)はプーケットを代表するビーチ・リゾートである。しかし、パートーン・ビーチは湾状の地形にあることから、2004年末に起きたスマトラ島沖地震による津波ではプーケット県の中でももっとも被害を受けた地区の一つとなった。
経済
ゴルフ場、ビーチ、ホテル等があることからリゾート地として発展している。またタイ国内に限らず外国からの観光客も多い。
行政区分
カトゥー郡には3のタムボンがあり、その下位に14の村(ムーバーン)がある。郡内には自治体(テーサバーン)が設置されており以下のようになっている。
- テーサバーンムアン(ムアン自治体)・パートーン・・・タムボン・パートーン
- テーサバーンタムボン(タムボン自治体)・カトゥー・・・カトゥー郡
なお、タムボン・カマラーにはタムボン行政体が設置されている。
|