摂津水都信用金庫
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摂津水都信用金庫(せっつすいとしんようきんこ)は、かつて存在した信用金庫。北おおさか信用金庫の前身の一つ。大阪府茨木市に本店を置いていた(現在の北おおさか信用金庫の本店)。統一金融機関コードは、1657。
大阪府北部(茨木市・吹田市・高槻市・豊中市・大阪市・摂津市・池田市・三島郡島本町・箕面市・守口市・門真市・寝屋川市)に支店を設置していた。
吹田市の指定金融機関(4金融機関による輪番制)の一つであった。
沿革
- 1951年(昭和26年)6月15日 - 信用金庫法の施行とともに、吹田信用金庫(吹田市)・高槻信用金庫(高槻市)が誕生。
- 1966年(昭和41年)10月 - 吹田信用金庫と高槻信用金庫が合併し、摂津信用金庫となる。本部および本店営業部を大阪府茨木市に置く。
- 2003年(平成15年)3月10日 - 豊中市に本部を置く水都信用金庫と合併し、摂津水都信用金庫となる。
- 2008年(平成20年)6月2日 - 大阪府内に本店を置く信用金庫相互間ATM手数料無料サービス「しんきん大阪ゼロネット」を開始。
- 2014年(平成26年)2月24日 - 十三信用金庫と対等合併し(存続金庫は十三信金)、北おおさか信用金庫が発足[1][2][3]。
不祥事
- 2007年(平成19年) - 大池支店の職員が、公金(国民健康保険料、固定資産税 、市民税等)27件554,210円を横領する事件が発覚。
- 2010年(平成22年) - 豊中支店の職員が顧客17人に定期預金を作ると持ちかけて、現金約2827万円を着服する事件が発覚。
- 2010年(平成22年) - 東淀川支店の職員は、顧客5人にフリーローン計750万円を契約させ、うち約419万円を私的に借り入れ、顧客の同意を得て利息の一部を自分で負担していたことが発覚。また顧客の保険料を自分で負担したがん保険の不正契約もあった。
- 2011年(平成23年) - 本部副部長が、島本支店長在任中、顧客預金及び支店内の会費金額約210万円を横領、着服していたことが発覚。
脚注
テンプレート:Reflistテンプレート:Bank-stub- ↑ 合併のお知らせ - 摂津水都信用金庫 2013年3月15日テンプレート:リンク切れ
- ↑ 十三信金と摂津水都信金が来春合併へ 大阪府内信金で3位の規模に(MSN産経ニュース・2013年3月15日)
- ↑ http://www.settsu-suito.jp/news/pdf/130501.pdfテンプレート:リンク切れ