マガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州
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マガジャーネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州(Región de Magallanes y de la Antártica Chilena)=XII州(第十二州)は、南アメリカ大陸チリ共和国最南部にある州である。州都は、プンタ・アレーナス(Punta Arenas、スペイン語で「砂の岬」を意味する)。
名称
州名はマゼラン(Magallanes、マガジャーネス)海峡地域とチリ領南極の意味。
地理
面積は国内で最大。人口は150,826人(2002年)。南半球の陸地で最も南極に近いため、かなり寒冷で氷河があるが、近年の地球温暖化現象により、年々縮小している。州南部には、海の難所マガジャネス海峡(マゼラン海峡)や隣国アルゼンチン共和国と分割統治しているフエゴ島、この最南端にはオルノス岬がある。
このほかに南極大陸とその周辺の島々を含む「チリ領南極」も州内には含まれる。ただし南極条約によりチリの南極領有権主張は当面のところ凍結されている。
行政区分
四つの県から構成される。