長峰昌司
テンプレート:Infobox baseball player 長峰 昌司(ながみね しょうじ、1984年8月8日 - )は、茨城県鹿島郡鉾田町(現・鉾田市)出身の元プロ野球選手(投手)。
目次
経歴
プロ入り前
茨城県立水戸商業高等学校では、2年春に第73回選抜高等学校野球大会に出場するも3回戦で敗退する。2002年のドラフトで中日ドラゴンズから5巡目指名され入団。
中日時代
ルーキーイヤーのテンプレート:Byは一軍登板なしに終わる。テンプレート:Byシーズンに一軍に抜擢。7月17日の対阪神タイガース戦で初登板。金本、桧山、アリアスの主軸三人を全員三振に斬る完璧な投球を見せた。8月29日の対横浜ベイスターズ戦では5回1失点に抑え、先発初勝利を挙げる。
しかしテンプレート:Byは再び一軍登板無し。二軍でも防御率4点台に終わり、ウエスタン・リーグでも6敗を喫してしまった。テンプレート:Byも一軍では2試合の登板にとどまったが、二軍では防御率2.60と復調し、同年オフには高橋聡文と共にドミニカ共和国のウィンターリーグに参加。先発要員として活躍し、所属球団の監督に「長峰は十分メジャーリーグで通用する」とコメントされた。なお長峰はこの年以降、全てのシーズンオフにウィンターリーグへ派遣されている。
テンプレート:Byはオープン戦で上々の成績を残し、先発要員としてプロ入り5年目にして初の開幕一軍を果たす。しかし公式戦に入ると結果を出せず、先発3戦目の4月18日の対阪神戦で2/3回を自責点6でKOされたため、あえなく二軍落ちとなる。その後はウェスタンリーグで5連勝し防御率2.95を記録したものの、上腕三頭筋の故障もあり一軍復帰は果たせなかった。
テンプレート:Byは中継ぎに回るとワンポイントに、先発経験を生かしたロングリリーフに活躍し、33試合に登板。ただ、防御率5点台、被安打63など改善点を残した。
テンプレート:Byは二軍で先発・中継ぎを任され、7勝1敗、防御率2.61の成績で、蕭一傑・山井大介とともにウエスタン・リーグ最多勝のタイトルを獲得した。
テンプレート:By11月11日に戦力外通告を受け[1]、12月19日にオリックス・バファローズが獲得を発表した。
オリックス時代
テンプレート:Byは一度も一軍昇格することなく、10月4日に二度目の戦力外通告を受けた[2]。
引退後
2013年から大久保博元が主宰する「デーブ・ベースボール・アカデミー」講師に就任[3]。水戸校塾長となり、小・中学生の指導をしている[4]。
プレースタイル
長身からのトルネード気味の投法で、球速は140キロ台中盤を出す程度。スライダーを軸にフォーク・シュートを織り交ぜるなど、変化球とのコンビネーションで打ち取る投球を信条としており、同僚だった山本昌は長峰の技術を絶賛している。
詳細情報
年度別投手成績
テンプレート:By2 | 中日 | 14 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 129 | 30.1 | 30 | 6 | 12 | 0 | 1 | 25 | 0 | 0 | 17 | 17 | 5.04 | 1.38 |
テンプレート:By2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 21 | 4.0 | 7 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4.50 | 2.50 | |
テンプレート:By2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 58 | 11.2 | 19 | 2 | 5 | 1 | 0 | 7 | 0 | 0 | 13 | 12 | 9.26 | 2.06 | |
テンプレート:By2 | 33 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 3 | .667 | 198 | 43.0 | 63 | 1 | 10 | 1 | 3 | 30 | 1 | 0 | 28 | 27 | 5.65 | 1.70 | |
テンプレート:By2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 21 | 4.2 | 4 | 0 | 3 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 4 | 7.71 | 1.50 | |
テンプレート:By2 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 80 | 17.2 | 19 | 1 | 8 | 0 | 0 | 19 | 0 | 0 | 11 | 8 | 4.08 | 1.53 | |
通算:6年 | 69 | 8 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 4 | .500 | 507 | 111.1 | 142 | 10 | 41 | 3 | 4 | 89 | 1 | 0 | 75 | 70 | 5.66 | 1.64 |
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記録
- 初登板:2004年7月17日、対阪神タイガース16回戦(阪神甲子園球場)、4回裏に2番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:同上、4回裏に金本知憲から
- 初先発:2004年7月20日、対読売ジャイアンツ15回戦(ナゴヤドーム)、5回5失点
- 初勝利:2004年7月28日、対阪神タイガース19回戦(阪神甲子園球場)、10回裏に6番手で救援登板、1回無失点
- 初先発勝利:2004年8月29日、対横浜ベイスターズ25回戦(ナゴヤドーム)、5回1失点
- 初ホールド:2008年7月9日、対広島東洋カープ11回戦(広島市民球場)、4回裏2死に2番手で救援登板、2回1/3を無失点
背番号
- 68(2003年 - 2011年)
- 69(2012年)
脚注
関連項目
- 茨城県出身の人物一覧
- 中日ドラゴンズの選手一覧
- オリックス・バファローズの選手一覧
- 磯山さやか - 出身中学校の先輩にあたる。
外部リンク
- ↑ 「来季の選手契約について、中日ドラゴンズ公式サイト、2011年11月11日閲覧
- ↑ 「戦力外通告のお知らせ」オリックス・バファローズ公式サイト、2012年10月4日閲覧
- ↑ 「新任コーチのお知らせ」デーブベースボールアカデミーブログ 2013年3月8日閲覧
- ↑ 「デーブ・ベースボールアカデミー水戸校が開校致しました!」デーブベースボールアカデミー活動レポート 2014年5月4日閲覧