ローマ共和国 (18世紀)
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テンプレート:出典の明記 ローマ共和国(ローマきょうわこく, (Prima) Repubblica Romana)は、1798年から1800年の間に、イタリアのローマを中心に存在した共和国である。
1798年2月15日、市民は教皇国家の権力崩壊とローマ共和国の成立を宣言した。そしてローマを占領していたフランス軍によって公認された。1798年11月28日、ナポリ軍がローマを占領するが、12月14日の戦闘の後、フランス軍はナポリに入城し、1799年1月23日にパルテノペア共和国を建国した。その後、9月19日にフランス軍はローマを一旦放棄するが、9月30日に再占領した。1800年6月にローマ共和国は廃止され、教皇国家が復活した。
なお、1805年2月2日にフランス軍はローマに再度入城し、1809年5月17日、フランス帝国がローマを併合した。フランス時代の後、ローマ共和国だった所は1814年1月24日に教皇国家に戻された。
ジャコモ・プッチーニの歌劇『トスカ』の舞台となった。