小松バイパス (石川県)
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テンプレート:Infobox road 小松バイパス(こまつバイパス)は、石川県能美市大長野から同県加賀市箱宮町に至る国道8号のバイパス道路。
全線が完全立体交差で、現在は暫定2車線の対面通行となっている(なお、一部区間において、4車線化工事または4車線化工事に向けた測量が行われている)。
全線開通後、正面衝突事故や追突事故が相次いだため、センターポールの設置・非常駐車帯の整備・合流車線の延長などの緊急対策工事が行われた。なお旧道は国道305号へと路線変更。
概要
- 起点 石川県能美市大長野
- 終点 石川県加賀市箱宮町
- 延長 15.6km
- 設計速度 80km/h
- 車線数 暫定2車線(4車線)
- 道路規格 第3種1級
- 総事業費 600億円
- 管理者 国土交通省
歴史
- 1974年(昭和49年) - 小松バイパス事業化。
- 1982年(昭和57年) - 小松バイパス建設着工。
- 1986年(昭和61年)11月 - 八幡IC~東山IC間、2.2Kmが供用開始(暫定2車線)。
- 1990年(平成2年)11月 - 東山IC~粟津IC間、5.1Kmが供用開始(暫定2車線)。
- 1992年(平成4年)10月 - 粟津IC~箱宮IC間、3.7Kmが供用開始(暫定2車線)。
- 1998年(平成10年)8月 - 佐々木IC~八幡IC間、1.3Kmが供用開始(暫定2車線)。
- 2003年(平成15年)3月24日 - 大長野IC~佐々木IC間、3.3Kmが供用開始(暫定2車線)これにより小松バイパス全線開通。
- 2009年(平成21年) - 慢性的な渋滞解消のため、八幡IC~東山IC間の4車線化工事について発表。4車線化工事については東山ICの改良工事を優先することとし、東山ICの改良工事の完成は2012年(平成24年)度の供用開始を目指している。
- 2010年(平成22年)4月22日 - 蓮代寺ICに隣接して、道の駅こまつ木場潟が開駅。
- 2010年(平成22年)7月20日 - 「小松バイパス二ツ梨擁壁設計業務」開札。これにより、八幡IC~箱宮IC間11.0kmで計画されている4車線化に向けた、前記全区間の設計業務が完了する。
- 2012年(平成24年)12月25日 - 八幡IC~東山IC間、2.2kmが4車線化となり4車線供用開始。(小松バイパスで初めての4車線供用)
通過市町村
起点側から順に
- 石川県
- 能美市 - 小松市 - 能美市 - 小松市 - 加賀市
インターチェンジなど
- 大長野IC (国道8号金沢西バイパス)
- 小杉IC
- 千代・能美IC
- 佐々木IC (国道360号)
- 八幡IC (加賀産業開発道路)
- 東山IC (国道416号)
- 蓮代寺IC
- 木場IC
- 粟津IC
- 二ツ梨IC
- 箱宮IC (国道8号)
接続するバイパスの位置関係
(京都方面)福井バイパス - (現道) - 小松バイパス - 金沢西バイパス(新潟方面)
関連項目
外部リンク
- 国道8号小松バイパス - 国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所
- 小松バイパス - 石川県土木部道路建設課