千里駅 (富山県)
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千里駅(ちさとえき)は、富山県富山市婦中町千里にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)高山本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。富山地域鉄道部管理の無人駅であるが、下りホーム側に木造駅舎が残り、中には自動券売機が設置されている。また、上りホーム側にも出入口が設けられている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
乗客が改札口を出ようとすると、自動音声システムが作動し、切符を自動券売機で購入してほしいことと、定期券などは隣の速星駅のみどりの窓口で購入してほしいことを伝えるしくみとなっている。
上り場内信号機は左カーブの先にあり、特に昼間の進行信号が識別しにくいため、2006年にカーブの手前に遠方信号機が設置された。
当駅のトイレは以前は男女共用の汲み取り式であったが、現在は水洗化されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color高山本線 | 下り | 富山方面 |
2 | テンプレート:Color高山本線 | 上り | 越中八尾・高山方面 |
利用状況
「富山県統計年鑑」「富山市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 339人(2004年度)
- 358人(2005年度)
- 366人(2006年度)
- 380人(2007年度)
- 388人(2008年度)
- 391人(2009年度)
- 415人(2010年度)
- 391人(2011年度)
- 385人(2012年度)
駅周辺
- 婦中機械工業センター
歴史
- 1927年(昭和2年)9月1日 - 鉄道省(国鉄)飛越線として富山駅 - 越中八尾駅間が開通とする同時に設置。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称改定。飛越線が高山本線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止、同時に駅員無配置となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color高山本線