楡原駅
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楡原駅(にれはらえき)は、富山県富山市楡原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)高山本線の駅である。
駅構造
富山方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。傾斜面上にあるため、ホームへは階段を登る必要がある。
かつては相対式ホーム2面2線の列車交換可能駅であったが、現在旧下りホームは本線との分岐器が撤去され使用不能であり、ホームへ通じる地下道もコンクリートで埋め立てられておりホームへ立ち入ることも出来ない。ホームと駅舎の間は、屋根付きの階段がある。
富山地域鉄道部管理の無人駅。木造駅舎が残るが、自動券売機は設置されていない。男女別のトイレがあり以前は汲み取り式であったが、2008年春に水洗化された。
利用状況
「富山県統計年鑑」「富山市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 54人(2004年度)
- 54人(2005年度)
- 50人(2006年度)
- 55人(2007年度)
- 52人(2008年度)
- 57人(2009年度)
- 49人(2010年度)
- 54人(2011年度)
- 49人(2012年度)
駅周辺
歴史
- 1930年(昭和5年)11月27日 - 鉄道省(国鉄)飛越線の笹津駅 - 猪谷駅間延伸と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称改定。飛越線が高山本線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止、同時に駅員無配置となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color高山本線