学研北生駒駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|}
学研北生駒駅(がっけんきたいこまえき)は、奈良県生駒市上町にある近畿日本鉄道けいはんな線の駅。駅番号はC29。
奈良先端大学前の副名称がつけられている。
丘と川をトンネルと架道橋でショートカットしているため、西隣の白庭台駅までは0.8kmしか離れていないが、徒歩や自転車、自動車で向かう場合は遠回りを強いられる。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ高架駅である。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は生駒寄りの1ヶ所のみ。改札内に売店がかつてあったが2011年現在はない。また、ホームにはワンマン運転支援用のホームセンサーが設けられている。
自動改札機設置駅(東芝製5台、すべて2枚投入対応、うち1台は幅広改札機)。エスカレータ・エレベータ設置駅。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Colorけいはんな線 | 下り | 学研奈良登美ヶ丘行き |
2 | テンプレート:Colorけいはんな線 | 上り | 生駒・長田・本町・コスモスクエア方面 |
利用状況
2012年(平成24年)11月13日の調査結果によると、1日の乗降人員は6,108人である。
2010年(平成22年)11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は5,842人[1]である。
開業以降の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年(平成17年) | [4]5,464 |
2006年(平成18年) | 2,755 |
2007年(平成19年) | 3,188 |
2008年(平成20年) | 3,319 |
2009年(平成21年) | 3,266 |
2010年(平成22年) | 3,244 |
2011年(平成23年) | 3,270 |
駅周辺
- 駅の副名称にあたる奈良先端科学技術大学院大学のほか学術研究機関が立地するが、駅から徒歩20分以上かかる。道中は丘越えの坂道であるため、初めて訪問する場合はバスを利用したほうがよい。
- 北大和住宅地
- 真弓住宅地
- 奈良県立奈良北高等学校
- 奈良県立登美ケ丘高等学校
- 高山郵便局(奈良県)
- 富雄川
- 長弓寺
- ならやま大通り
- 大阪府道・奈良県道7号枚方大和郡山線
バス
- 1番のりば
- [急125][急135] 学園前駅 行き(大渕橋経由)
- [126] 学園前駅 行き(大渕橋経由)
- [128][138] 学園前駅 行き(西登美ヶ丘五丁目・大渕橋経由)
- [急129] 学園前駅 行き(北大和五丁目・中登美ヶ丘四丁目経由)
- [130] 学園前駅 行き(北大和五丁目・中登美ヶ丘四丁目経由)
- 2番のりば
- [134][急135][136][138] 高山サイエンスタウン 行き
- [151][152][153][155] 富雄駅 行き(出垣内・二名経由)
- [151] 高山学校前 行き(高山経由)(高山から自由乗降区間)
- [152][154] 庄田 行き(高山・高山学校前経由)(高山から自由乗降区間)
- [153] 傍示 行き(高山・高山学校前・庄田経由)(高山から自由乗降区間)
- [188] 生駒駅北口 行き(白庭台住宅・生駒台経由)
- [189] 生駒駅北口 行き(白庭台住宅・北条経由)
歴史
駅名の由来
当初、当駅の駅名は隣接する北大和住宅地や奈良交通北大和営業所により北大和駅となる予定であった。北大和とは当駅所在地一帯にかつて存在した大和国添下郡北倭村に由来する地名である。
しかし、当時の生駒市長中本幸一の強い希望により北生駒駅に、また、学研都市高山地区(高山サイエンスタウン)に近いことにより、学研という冠がつけられたといった水面下の駅名変更の経緯がある。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- テンプレート:Colorけいはんな線
- ()内は駅番号を示す。