河村隆一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:半保護 テンプレート:Infobox Musician
河村 隆一(かわむら りゅういち、1970年5月20日 - )は、神奈川県大和市出身のミュージシャン・歌手・俳優・音楽プロデューサー・小説家・レーサー。神奈川県立栗原高等学校を経て、日本工業大学付属東京工業高等学校中退。
ミュージシャン・歌手・俳優・小説家としては河村隆一、音楽プロデューサーとしてはЯK(アール・ケー)、LUNA SEAおよびTourbillonではRYUICHIと、異なる名義で活動する。
目次
経歴・人物
- 1989年5月6日、ヴィジュアル系ロックバンド、LUNA SEAにヴォーカリストとして加入し、1992年にメジャーデビュー。インディーズ時代は床に届くほどのロングヘアーをしており、ライブでは第六のメンバーとしてファンを「SLAVE(奴隷)」と呼ぶなど、アングラなイメージを打ち出していた。
- 1997年のバンド活動休止に伴い本名でのソロ活動を開始。バンドのイメージとは異なるキャラクターを前面に出し、またバラエティー番組(主にとんねるず司会番組)やドラマへの出演もこなした。12月にLUNA SEAとしての活動を再開し、2000年12月の「終幕」まで、「テンプレート:要出典」として活動する。
- 2005年、INORANやH.HAYAMAとTourbillonを結成し、7月2日の日本武道館公演(Un Tourbillon)より活動を開始した。
- 2006年1月23日、2002年ミス日本グランプリの佐野公美と結婚したことがスポーツ報知により明らかになった。
- テンプレート:要出典
- 2009年7月29日にエイベックス移籍を発表する。
- 多くの趣味を持っている。詳細は以下の通り。
- サーフィン - ソロデビュー時は波に関する歌詞や編曲も見られたが、現在は「サーファー耳」という病気[注 1]が進行し、これ以上続けると聞こえなくなる可能性があるため現在は控えている。手術による治療も可能だが、テンプレート:要出典
- ボクシング - 自身のDVDでもシャドーする動画が見られる。元WBC世界スーパーフライ級王者の徳山昌守の防衛戦では、「君が代」も歌唱した。なお、好きなボクサーにはメキシコのリカルド・ロペスを挙げている[1]。
- フェラーリ - 同車の288GTOを所有するなど自動車マニアでもあり、自身のレースチームも持つ。土屋圭市と親交があるほか清水草一とトークショーを開くなど、業界人との交流も深い。また国内A級ライセンス取得を目指しており、サーキットを走行するほか公式レースにも参戦している。ドリフトにも注目しており、フェラーリでドリフトする為に練習用に購入したスカイラインを左ハンドルに改造するなどしており、実績も2005年7月には愛車のS14シルビアでドリフトイベントに参戦。タレントでありレーシングドライバーでもあるヒロミと対戦し、勝利した。なお、テンプレート:要出典関連して2007年のF1日本GPでは「君が代」独唱を担当した。
- ゴルフ - テンプレート:要出典
ソロ活動
- 1997年に発売された4枚のシングルは全てヒットを記録(特に2枚目のシングルである「Glass」は自身初となるミリオンセラーを達成した)し、2枚目のアルバムである『Love』は男性ソロアーティストのアルバム売り上げ歴代1位を記録した(現在もこの記録は破られていない)。また、デビュー1年目にして、1997年末の『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たした。
- 他アーティストへの楽曲提供も積極的に行い、1998年の長者番付歌手部門では第1位にとなった。
- LUNA SEA終幕後も積極的にソロ活動を展開し、2001年には2度目の紅白歌合戦出場を果たした。
- 2002年にテレビ朝日系ドラマ『九龍で会いましょう』で女優の石田ゆり子と共演。上三条秀太郎役を演じた。
- 自らプロデュースしたアーティストへ楽曲提供したものを、よく自身のアルバムでカバーしている。ライブで定番となった「深愛〜only one」や「小さな星」、「好き」、「浪漫」、「きらら」、「in the sky」、「my first love」、「Christmas」、「涙色」、「きよしこの夜」、「古の炎」などは、Say a Little Prayer、工藤静香、上原多香子、猿岩石、酒井法子、氷川きよし、ケリー・チャンらに楽曲提供した曲である。
- 2006年にリリースした自身初のカバーアルバム『evergreen 〜あなたの忘れ物〜』では、1970〜1980年代に流行った曲をアレンジして歌っている。また、LUNA SEA時代にリリースした「I for You」もカバーしている。
- 2006年末には自身初のディナーショーも行った。
- 2007年10月31日に「Once Again」をリリース。この曲は、隆一自身、2003年のツアーからライブで既に披露している楽曲である。
- 2007年12月5日、2枚目のカバーアルバムとなる『evergreen anniversary edition』をリリース。このアルバムではファンクラブのリクエストやスポーツニッポンのリクエストを参考に楽曲がチョイスされている他、自身のこれまでのシングルをセルフカバーし、ライブDVDまでついた3枚組としてリリースされる。
- 2013年5月29日、18枚目シングル「七色」をリリース。自身初のドラマ主題歌に起用された。また、この日はLUNA SEAを結成してから25年目という日でもある。
- 2013年9月4日に発売されたDEAD ENDのトリビュートアルバム『DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-』に、ボーカルとして「I Can Hear The Rain」をカバーしている(RYUICHI名義)。
エピソード
- LUNA SEAには5人のメンバーの中で最後に加入している。テンプレート:要出典
- 腕の刺青をレーザー手術で消している。このため、メディアに登場する時は必ず長袖を着用している。2010年12月31日に開催されたLUNA SEAのカウントダウンライブでは、BSフジで生中継中にもかかわらず腕を出す衣装を着用、消しきれていない刺青をさらした。
- 幼い頃から西城秀樹のファンであり、彼に影響を受けていることを公言している。西城とは『NHK紅白歌合戦』での競演後から親交があり、彼の影響で最近はゴルフにも興味を持ち始めている。
- テンプレート:要出典
- LUNA SEA終幕後の2001年の活動において大幅なイメージチェンジをはかった。テンプレート:要出典テンプレート:要出典テンプレート:要出典
- T.M.Revolutionの西川貴教とは、同い年の同期で、インディーズ時代からの知り合いである。
- SOPHIAの松岡充とは、松岡のデビュー当時から親交があり、テンプレート:要出典
- テンプレート:要出典
- テンプレート:要出典
- テンプレート:要出典
- 2006年5月24日発売のカヴァーアルバム『evergreen 〜あなたの忘れ物〜』でオフコースの「YES-YES-YES」を取り上げているが、河村は2006年5月13日発売の『CDでーた』で、「純粋に小田和正さんの声が素晴らしいと感じた」と話している。また、同年5月18日配布のフリーペーパー『R25』で、「音楽に携わるものとしての自我に目覚めた」と語っている。
- LUNA SEAのインディーズ時代は数々のアルバイトをしていた。2006年5月6日発売の『音楽と人』で「せっかくアルバイトが決まっても、週6日リハーサルで1日ライブっていう生活をしていたからすぐにクビになっちゃった。」と語っている。また、2008年1月22日放送の『徹子の部屋』では「アルバイトではいろいろな体験をした。アイスクリーム工場で零下30度の中、本当は1時間ごとに休憩しなければいけないところ、5時間もぶっ通しで作業をしていたこともある。仕事を終えてリハーサルに向かう車では、体中の関節という関節が固く、解凍されるものの気持ちがわかった。」と語っている。その他、ヘーベルハウスの建築現場でのアルバイトを「求人広告には軽作業と書いてあったのに、この世のものとは思えないほど重いものを運ばされた。」と回想していた。また、同番組内では今後の自分の音楽の方向性として「今までは、人生の中で両極端の幸せや辛さを歌うことが多かったが、なんでもない日常の幸福などを歌っていきたい。」と話している。これはTourbillonの「もう一度君に」リリース時のインタビューでも語っており、「結婚してから、歌いたい物の方向性が変わった」と話している。
- テンプレート:要出典
- 2013年参院選においては、鈴木寛の推薦人となっている。
ディスコグラフィ
シングル
- I love you (1997年2月21日)
- Glass(1997年4月23日)
- BEAT(1997年7月18日)
- Love is...(1997年10月15日)
- Ne(2001年4月25日)
- 静かな夜は二人でいよう(2001年6月21日)
- ジュリア(2001年8月22日)
- 君の前でピアノを弾こう(2001年10月24日)
- 恋をしようよ(2001年11月21日)
- Sugar Lady(2002年4月24日)
- F114B(2003年、ファンクラブ限定)
- SPOON/Missing you(2004年3月3日)
- 誰の為でもなく君に...(2007年4月18日)
- Once Again(2007年10月31日)
- ヒロイン(2009年2月4日)
- Brilliant Stars (2009年9月30日)
- 抱きしめて(2010年1月20日)
- YO GA YONARA...(2011年7月20日)
- 七色(2013年5月29日)
アルバム
- Cranberry Soda(1997年6月21日)
- Love(1997年11月22日)
- 深愛〜only one〜(2001年12月19日)
- 人間失格(2002年7月17日)
- VANILLA(2004年4月7日)
- ORANGE(2007年6月20日)
- ピアノ(2009年4月1日)
- Sora(2010年2月24日)
- Fantasia(2011年8月31日)
- Life(2013年9月11日)
ベストアルバム
- very best of songs...(2002年9月26日)
- Dear...(2004年3月24日)
カヴァーアルバム
- evergreen 〜あなたの忘れ物〜(2006年5月24日)
- evergreen anniversary edition(2007年12月5日)
- THE VOICE(2011年3月9日)
- The Voice 2(2012年8月8日)
その他
- 風のうた(2013年2月6日) - 『あらしのよるに 〜ひみつのともだち〜 シアターセレクション 〜きずな編〜』主題歌
ЯKS
シングル
- 彼方まで(feat.RISA)
- missing
- goes on forever
- melody
アルバム
- 彼方まで
映像作品
- TIME OF LEGEND 1997-2001(2002年)(限定商品)
- TIME OF LEGEND 1997-2001(2002年)
- F120A(2003年)(ファンクラブ限定)
- 70の物語「雪の武道館」(2008年 ファンクラブ限定)
楽曲提供・プロデュース
- 上原多香子 「my first love」「my greatest memories」「dry city」「Everyone I'll meet soon」「Come close to me」「灰色の世界」「Heaven」「Meaning of born」「Reason of born」「クラスメイト」「lonely girl」「SWEET DREAMS」
- 工藤静香 「きらら」「in the sky」「一瞬」「piece of a star」
- 酒井法子 「涙色/蝶々」
- 猿岩石 「Christmas」
- Say a Little Prayer 「小さな星」「好き」「a day」「流れ星」「深愛」「三人」「花の命は短い」「恋はコンビニで・・・」「いつの日か」「BEAT」「like of love」「figure」「Yes No」「星の数だけ」「kiss me」「一周」「Dream」「escape」「進化」「ラララ」「花」
- 檀れい 「あなたに逢いたい」
- KIYOSHI 「きよしこの夜」
- 奥菜恵 「ゆらゆら」「YuKi」
- IZAM 「瞳閉じて」「羽と作り物の花」
- ケリー・チャン 「残された炎」「厳重(広東語)」
- チェキッ娘 「抱きしめて」
- 石井聖子 「everyday clear sky」
- 西城秀樹 「時のきざはし」「今キミに」「Jasmine」「Love of My Life」「キミの前に〜Night Jasmine〜」
- masumi 「包んであげたい」「パレード」
- oha-girl 「君の前でピアノを弾こう」
- メモリーキャッツ 「TOMORROW」
- Otoha 「サイン」
- 早川まみ 「みんなでフーフー」
- あずままどか 「リセット」
- ISSA 「LUV is Forever」
- ズッコケガールズ 「↑UP3(アップアップアップ)」「ギュッとしたいな」
- 中ノ森BAND 「想いのままに」
ライブ
- Concert Tour「鼓動」(テンプレート:要出典)1997年全15カ所18公演+追加公演1カ所1公演
- 単発ライブ「深愛」2001年日本武道館にて
- Concert Tour「覚醒」2001年全10カ所13公演
- TOUR「覚醒in KOREA」2002年韓国にて
- Concert Tour 2002「真昼の月と真夜中の太陽」2002年全14カ所16公演
- Concert Tour 2002「真昼の月と真夜中の太陽アンコール」「COUNT DOWN SPECIAL」同時開催2002年12/31〜2003年1/1
- 河村隆一 TOUR2003『風のささやきと君と』Special Acoustic Night 2003年全12カ所12公演
- Concert Tour 2003 re「〜新たなる扉の向こうへ〜」2003年全9カ所9公演
- Concert Tour 2003 re「〜新たなる扉の向こうへ〜アンコール2003 LAST DAY LIVE」「COUNTDOWN SPECIAL」同時開催2003年12月31日 - 2004年1月1日
- 河村隆一Tour2004「バニラ〜次の瞬間…〜」2004年全20カ所20公演
- 河村隆一Tour2004「バニラ〜次の瞬間…〜スペシャルアンコール-再演-」2004年全3カ所5公演
- カウントダウンライブ2004-2005「自分の言葉で」2004年12/31〜2005年1月1日(ユニットTourbillon初披露)
- 河村隆一 Tour 2005「もう一人の自分」2004年全12カ所12公演(自身初のカヴァーコンサート)
- 河村隆一 Tour 2006「ever green 〜あなたの忘れ物届けたくて・・・〜」2006年全19カ所19公演(7人構成Version 5人構成Version 3人構成Versionの3タイプ)
- Tour2006 "evergreen" 追加公演 COUNT DOWN 2006-2007 10th Anniversary Eve
- RK 10th Anniversary Action#2 河村隆一 Tour 2007 〜誰の為でもなく君に...〜 2007年全国16ヶ所19公演
- RK 10th Anniversary Action #3 河村隆一 Tour 2007 〜誰の為でもなく君に...〜 acoustic session 追加公演
- RK 10th Anniversary Action #4 河村隆一 with オーケストラ “Symphonic Once again”
- RK 10th Anniversary Action Extra 河村隆一 2007 Last Talk&Acoustic Live(昼の部)COUNT DOWN 2007-2008 『自分の言葉で』“evergreen anniversary edition night”(夜の部)〜品川ステラボール
- RK 10th Anniversary Action FINAL 河村隆一 at 日本武道館 "70の物語" 2008年2月3日(全70曲を網羅する4時間程のスペシャルライブ)
- 河村隆一 No Mic, No Speakers Concert 2009 2009年3月28日(土)〜3月29日(日) Bunkamuraオーチャードホール
出演
ドラマ
- ふたり(デビュー作) - 神永智也 役
- 成田離婚(フジテレビ、1997年) - 平尾龍之介 役
- 九龍で会いましょう(テレビ朝日、2001年) - 上三條秀太郎 役
- ナンバーワン(TBS)、2001年 - 雅 役
- フードファイトスペシャル・香港死闘編(日本テレビ、2001年) - 陳華龍 役
映画
- ピカレスク 人間失格(太宰治役)(2002年)
ミュージカル
- シカゴ(弁護士ビリー・フリン役)(2008年)
- 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇(ヤン・ウェンリー役)(2012年)
CM
書籍
- Wave-河村隆一(アーティスト・ブック)
- 1997 河村隆一〜natural〜
- 石ころとダイヤモンド(写真小説)
- 河村隆一 作品集 「君の泪は 銀色の風」(フォト詩集)
- 「空を見上げたブルー」(絵本)
小説
- 出逢い〜この熱が冷めてしまう前に〜
- ガラスのメロディー
楽譜
- ピアノ弾き語り 河村隆一 / 深愛 〜only one〜
- EASY PIANO SOLO 河村隆一 / 君の前でピアノを弾こう
- ギター弾き語り 河村隆一 / Guitar Song Book
- 河村隆一 / Piano Solo Instruments
- ギター弾き語り 河村隆一 / My Favarite Song
脚注
出典
- ↑ 2006年のライブツアー「evergreen〜あなたの忘れ物届けたくて〜」のパンフレットより。
注釈
- ↑ 冷たい水が耳の中に入ってくるのを防ごうと軟骨が肥大化し耳の穴をふさいでしまう病気。
外部リンク
- kawamura-fc.com - 公式サイト
- 河村隆一 エイベックスオフィシャルサイト - avex traxによる公式サイト
- 河村隆一 - コロムビアミュージックによる公式ページ
- 河村隆一 - 河村隆一公式携帯サイト
- テンプレート:Twitter
- テンプレート:Facebook
- テンプレート:MySpace
- LUNA SEA official website - LUNA SEA公式サイト
- Tourbillon Official Site - Tourbillon公式サイト
- 河村隆一×ライスフォース スペシャルキャンペーン