石刀駅
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石刀駅(いわとえき)は、愛知県一宮市今伊勢町馬寄西流にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、普通のみが停車する。1番線ホーム側に駅舎(改札口)と2番線ホームへの跨線橋がある。2番線(一宮・名古屋方面)は隣接するJR東海道本線との間にホームがある。2番線ホームは非常に狭い上に列車が高速で通過するため、停車する列車が到着するまでは跨線橋で列車を待ったほうが安全である。
ホームの長さは4両分。6両の普通列車は後ろ2両のドアが開かない。駅集中管理システム(管理は名鉄一宮駅)を導入した無人駅で、券売機・精算機・改札機がある。トイレは未設置。以前は駅前商店で硬券の乗車券を発売していた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 笠松・岐阜方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 一宮・名古屋方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成19年度1,146人、平成20年度1,192人である。愛知県内の名古屋本線の駅では、55駅中38位。
駅周辺
歴史
- 1935年(昭和10年)4月29日 - 馬寄駅として開業。
- 1941年(昭和16年)2月10日 - 石刀駅に改称。
- 1944年(昭和19年) - 戦時中の為営業休止。
- 1956年(昭和31年)9月23日 - 営業再開。復活時より無人駅。
- 1985年頃 - 上り線ホームへの線路横断踏み切りが跨線橋に付け替えられた。
- 2005年(平成17年)3月15日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。