名電長沢駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 名電長沢駅(めいでんながさわえき)は、愛知県豊川市長沢町音羽にある名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の駅である。
概要
ホームは上下線とも4両編成対応である。駅集中管理システムが導入された無人駅であり、manacaが使用可能である。山越えの勾配区間の途中に位置し、線路・ホームは緩やかに湾曲している。
当駅で購入は不可能だが(豊橋駅、金山駅、名鉄名古屋駅で発売)「なごや特割2平日」(2枚組み1740円)[1]「なごや特別2土休日」[2](2枚組み1540円)利用可。なお名鉄名古屋駅までの大人1人の運賃は920円であり、なごや特割2平日1枚あたり50円、なごや特割2土休日1枚あたり150円差がある。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅(駅集中管理システム:管理駅は国府駅)。ホームは4両分。駅舎(改札口)は上下線で別々となっており、改札内に互いのホームを結ぶ通路はない。
現在の駅舎は駅集中管理システム導入時に建てられたものであり、それまではホームがあるだけの無人駅であった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 東岡崎・名古屋・名鉄岐阜・犬山方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 豊橋・豊川稲荷方面 |
当駅は普通列車しか停車しないため、豊橋駅へ行くには最低1回乗り換えが必要。
配線図
駅周辺
- 国道1号
- 音羽蒲郡インターチェンジ - 東名高速道路
- 当駅と本宿駅周辺ではすぐ山側を通っている。
- 三河湾オレンジロード(音羽蒲郡道路) - 音羽蒲郡IC出口から蒲郡市への最短ルートとなる道路。
- 長沢簡易郵便局
- 豊川市立長沢小学校
- 長沢松平家長沢城跡
- えびせんべいとちくわの共和国
- 愛知県道374号長沢国府線(旧東海道)
バス路線
- 音羽線
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成19年度225人、平成20年度233人である。旧音羽町の中心部から離れており同県内の名古屋本線の55駅中54位と利用者は少ない。
歴史
- 1926年(昭和2年)4月1日 - 愛知電気鉄道の愛電長沢駅として開業。
- 1938年(昭和13年)12月1日 - 名電長沢駅に改称[3]。
- 2005年(平成17年)12月14日 - 駅集中管理システム開始及びトランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」の供用を終了する。