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	<title>偽書 - 版の履歴</title>
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		<title>126.58.140.162: /* 宗教書の例 */</title>
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		<updated>2014-05-11T08:40:15Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;&lt;span class=&quot;autocomment&quot;&gt;宗教書の例&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;b&gt;新規ページ&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;div&gt;{{参照方法|date=2013-05-29}}&lt;br /&gt;
&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;偽書&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;（ぎしょ）とは、製作者や製作時期などの由来が偽られている[[文書]]・[[書物]]のこと。主として[[歴史学]]において（つまりはその文献の史的側面が問題とされる場合に）用いられる語である。単に内容に虚偽を含むだけの文書は偽書と呼ばれることはない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;!--よく似た言葉に（文書としての）「[[贋作]]」がある。贋作は来歴に関する虚偽を含まない模倣本、便乗本などを指す、と区別されることもあるが、必ずしも明確に区別されるとは限らず、時として混同されることもある{{要出典|date=2011-4}}。--&amp;gt;&lt;br /&gt;
偽書という概念は、美術的な書の贋作も含んでいる。ちなみに英語でも[[:w:forgery|forgery]]は偽書、贋作どちらの意味もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本項目では、偽書全般について記述する。&lt;br /&gt;
&amp;lt;!--便宜上来歴に虚偽を含む文書を偽書とした上で概説と例示を行い、併せて関連するトピックについても扱う。--&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（註 :&amp;#039;&amp;#039;なお、例示には偽書として評価の定まっているもののほか、「専門家によって偽書の疑いを提示されたことがあるもの」も含む。偽書としての疑いの程度やその根拠については、リンクされている各記事を参照してほしい&amp;#039;&amp;#039;）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 偽書の位置付け ==&lt;br /&gt;
その字面からは「偽りの書」として価値のない物と誤解されがちであるが、偽文書や偽書の作成がなされた事情は、その当時の歴史的背景に由来することが多く、学問上、完全に無意味とされる物は後述のオカルト的・詐欺的な例外を除けば少ない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[焚書]]や経年劣化などで歴史上に失われた文書が多いことを鑑みれば、資料が残っている分まだ貴重な面があるといえる。当時の為政者や作者（と推定される人物）の心理面やその影響力を考察する点では[[歴史学]]上の価値もあるが、作為上の意図も踏まえ厳密に検証する必要がある。また[[民俗学]]などで[[民間信仰]]の変遷を辿る際には手がかりになることもある。偽書の難しい点は宗教・政治的な[[イデオロギー]]性を含む例が多々あることであるが、宗教書の場合その意義を必ずしも否定するものではなく両者は別の範疇に入ることに留意する必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
意図した人為の反映されがちな[[文献資料 (歴史学)]]の欠点を補うため[[考古学]]的結果（[[考古資料]]）に照らし合わせることも行われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[歴史学]]と[[民俗学]]を繋ぐものとして重視する学者も存在する。[[網野善彦]]は、偽書には真正な文書からだけでは中々分からない[[庶民]]の[[意識]]、[[伝承]]、[[習俗]]が含まれているとして、単に感覚的に嫌悪するだけでなく、偽書が成立した背景、成立過程や機能を研究する事で貴重なものが得られるとしている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本の歴史における偽書 ==&lt;br /&gt;
日本においては偽書目録は少なく、速見行道の『偽書叢』（[[嘉永]]6年　3巻　[[早稲田大学]]蔵）と[[伊勢貞丈]]撰の「偽撰の書目」が存在する程度である&amp;lt;ref&amp;gt;藤野七穂「「偽書」銘々伝」季刊『邪馬台国』1993年（平成5年）秋号52号梓書院&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
*『偽書叢』に掲載された偽書（抜粋）&lt;br /&gt;
**『[[甲陽軍鑑]]』、『三河後風土記』、『徳川歴代記』、『未来記』&lt;br /&gt;
*「偽撰の書目」に掲載された偽書（抜粋）&lt;br /&gt;
**『江源武鑑』、『三河後風土記』、『大成経』&lt;br /&gt;
以下概説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 歴史書 ===&lt;br /&gt;
[[歴史書]]においては、成立時期を遡って主張されている場合が多く、その時期を検証することが[[史料批判]]の出発点となる。現存する日本最古の史書『[[古事記]]』の場合、正史である『[[続日本紀]]』に記録がないことや[[写本]]の伝存状況、成立過程を記した序文の不備などから偽書と疑う[[大和岩雄]]（『古事記成立考』（1975年）、『古事記偽書説は成り立たないか』（1988年））や大島隼人（『古事記成立論』（1989年）、『古事記撰録方法の発見』（1994年））らがいる。また最古の[[正史]]『[[日本書紀]]』は[[朝廷]]による支配の正当化という目的に沿った潤色が多く加えられている。この結果、様々な記述に関し虚実が混じっていることはすでに[[江戸時代]]に[[本居宣長]]らから指摘されている。書紀の場合は文書成立の来歴に虚偽が加えられているわけではないので、偽書と呼ばれることはない。ただし、その中に引用されている一部の史料、すなわち[[十七条憲法]]や[[改新の詔]]等は、潤色のレベルを越えて、史料そのものが後代の偽書ではないかと疑う研究者も存在する。また、[[大化の改新]]前後の記述は漢文での文法ミスが多いことから（他の個所では文法ミスは一切存在しない）改竄の可能性が指摘されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
また『[[先代旧事本紀]]』などの例がある。これは、序文で『[[日本書紀]]』に先行する[[7世紀]]の編纂と主張しているが、実際には[[平安時代]]初期[[9世紀]]ごろの成立と見られている。序文については『日本書紀』で触れられた『[[天皇記]]』・『[[国記]]』に相当するものを装った偽書であり、物部氏の権威付けのために、その筋に近い物が創作した可能性が高いと言われている（藤原明『日本の偽書』文藝春秋、2004年）。またこれをもとに作られたと推測される『[[先代旧事本紀大成経]]』が現れたのは[[17世紀]]である。この例に限らず、一つの偽書が、また別の偽書を生み出すという例は多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日本においては、国家の命運をはるか未来まで予言したという[[聖徳太子]]『未来記』なる偽書が古くから流布し、[[楠木正成]]も味方の士気を鼓舞するためにこれを用いたという。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いわゆる[[古史古伝]]の類いに目を移せば、昭和期に入り竹内巨麿が世に広めた[[竹内文書]]、『古事記』以前の歴史書というふれ込みで話題となったが、後に偽書であるとされ、『[[東日流外三郡誌]]』のように[[20世紀]]の語彙が含まれるものもありながら、[[史料批判]]を受けることなく地元の市史に用いられたという例もある（類例には『[[浜松城記]]』がある）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 江戸時代の戦記物・系図の偽書 ===&lt;br /&gt;
江戸時代には諸侯の先祖を飾るため[[軍記物]]の偽作が横行し、[[系図]]が乱れた。佐々木氏郷（[[沢田源内]]） は、『[[江源武鑑]]』、大系図、倭論語の版本その他、[[写本]]の偽書を流行させた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『[[三河後風土記]]』、『徳川歴代』の2書は、著者不詳で流行している偽書で、徳川家歴代の功績賛美のために作ったものである。その横行は[[伊勢貞丈]]の安斎随筆（1784年）、小宮山昌秀（楓軒）の『偽書考』・『楓軒偶記』に記載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『三河後風土記』は著者を[[平岩親吉|平岩主計親吉]]とし、『徳川歴代』は、著者を[[大須賀康高]]と伝える。実際には著者不明であり、著者を偽っている偽書である。なお『三河後風土記』については、三河後風土記を校正した『改正三河後風土記』（[[成島司直]]著）にて実は[[沢田源内]]が著者だという説が出されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 江戸〜現代 ===&lt;br /&gt;
{{節stub}}&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 偽文書 ==&lt;br /&gt;
編纂資料とは別に[[古文書]]においては家系の[[由緒]]の装飾などを目的に作成された偽文書の存在が指摘される。偽文書は真文書の[[筆跡]]や印判などを精巧に再現したものから真文書の一部を改変したものまで多様なものが存在し、[[古文書学]]においては真文書と偽文書の真贋の見分け方や偽文書が作成された背景事情が問題視される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 偽書の可能性が指摘されている歴史書の例 ==&lt;br /&gt;
分類の便宜上、中国古典は歴史書に限らずここで扱う。&lt;br /&gt;
*古代[[中国]]関連 -『中国偽書綜考』鄧瑞全・王冠英 他編（黄山書社 1998年 ISBN 7805355568）により偽書とされるもの。&lt;br /&gt;
**『[[易経|周易]]』、『[[尚書]]』、『[[詩経]]』、『[[周礼]]』、『[[礼記]]』、『[[春秋左氏伝]]』（[[春秋公羊伝]]・[[春秋穀梁伝]]）、『[[論語]]』、『[[孟子]]』、『[[墨子]]』、『[[韓非子]]』、『[[山海経]]』、『[[孫子 (書物)|孫子]]』『[[孔子家語]]』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*[[古事記]]- [[古事記#『古事記』偽書説|古事記偽書説]]&lt;br /&gt;
*[[古史古伝]]やそれに準ずるもの&lt;br /&gt;
**[[先代旧事本紀]] &lt;br /&gt;
***[[先代旧事本紀大成経]]&lt;br /&gt;
**[[竹内文書]] - [[竹内文書#文献批判|文献批判]]&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- **[[九鬼文書]]--&amp;gt;&lt;br /&gt;
**[[東日流外三郡誌]]&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- **[[契丹古伝]]--&amp;gt;&lt;br /&gt;
**[[ホツマツタヱ]]&lt;br /&gt;
*[[朝鮮半島]]関係&lt;br /&gt;
**[[桓檀古記]] - [[桓檀古記#偽書説|偽書説]]&lt;br /&gt;
**[[花郞世記]]&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- ノートでの議論に基づき、新規に加える例は原則として記事化されているものにとどめてください --&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 史料 ==&lt;br /&gt;
偽書の可能性を疑われる歴史的文書は歴史書に限らず、様々な[[史料]]も俎上に載せられる。ヨーロッパでの偽作事件ではピエール・ルイスが[[フェニキア]]で発掘し翻訳したと偽った『ビリティスの歌』、フリードリヒ・ヴァーゲンフェルトにより偽作された『フェニキア史』などが有名である。現代の例では20世紀末葉に現れた『[[万歳三唱令]]』などがある。前者の場合は潤色の一環と捉えられるが、後者は偽作の意図が不明である。このように偽史料が作成される意図は一括できるものではないが、しばしば世の中を騒がせることになるのは、政治的意図を動機に含む（少なくともそのように推測される）偽書である。この種の偽書として悪名高いのが『[[シオン賢者の議定書]]』（ユダヤ議定書）である。これは現在では元になったと推測される文献まで特定されている明白な偽書であるが、かつては[[反ユダヤ主義]]の正当化に用いられ、ユダヤ[[陰謀論]]者には現在でも評価する者がいる。陰謀論にまつわる偽書としては、『[[田中上奏文]]』（田中メモランダム）などもある。また、偽史料のなかには[[ヒトラーの日記]]([[:en:Hitler_Diaries|Hitler Diaries]])のように詐欺事件の種になったものもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
なお、偽書と疑われる史料の原本が残存しない場合には、他の文献に引用されたものが俎上に載せられることがある。既に言及した十七条憲法などはその例である。近現代では、[[ジェームズ・チャーチワード]]が一連の[[ムー大陸]]関連書で基礎史料として引用した「ナーカル」という粘土板が架空の来歴に基づく偽書だったのではないかと疑われている例（[[ジェームズ・チャーチワード#主張]]）などを挙げることができる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 偽書の可能性が指摘されている史料の例 ===&lt;br /&gt;
*[[慶安御触書]] - 将軍[[徳川家光|家光]]期に幕府が農民統制のために発布したものであるとされていたが、原本が確認されず幕法とするのには疑義がもたれており偽書とする説もあった。近年では古写本の検討により元禄年間に成文化された甲斐国甲府藩領の藩法が刊本により諸国へ流布し、寛政年間に慶安年間の幕法であるとする伝承が付加されたことが指摘されている。&lt;br /&gt;
*[[五輪書]]&lt;br /&gt;
&amp;lt;!--*[[三河後風土記]]（[[澤田源内]]）--&amp;gt;&lt;br /&gt;
*[[南方録]] - [[南方録#偽書説について|偽書説について]]&lt;br /&gt;
*[[武功夜話]] - [[武功夜話#史料的価値に対する論争|史料的価値に対する論争・否定側]]&lt;br /&gt;
*[[浜松城記]] - [[浜松城記#「城記」の検証|「城記」の検証]]&lt;br /&gt;
*[[万歳三唱令]] - 原本の存在が確認されていない。&lt;br /&gt;
*[[日本解放第二期工作要綱]] - 文書の存在、及び先立つべき「第一期」が確認されていない。&lt;br /&gt;
*[[コンスタンティヌスの寄進状]] &lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- *[[イシドルス偽文書]]（偽イシドール文書）--&amp;gt;&lt;br /&gt;
*[[東方見聞録]] &lt;br /&gt;
*[[台湾誌]] &lt;br /&gt;
*[[全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言]] - [[全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言#最初の公刊と時代背景|最初の公刊と時代背景]]&lt;br /&gt;
*[[シオン賢者の議定書]]（ユダヤ議定書）&lt;br /&gt;
*[[ショスタコーヴィチの証言]]&lt;br /&gt;
*[[田中上奏文]]（田中メモランダム）&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- *[[ウラ・リンダ年代記]] --&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- *[[カルロス・カスタネダ]] --&amp;gt;&lt;br /&gt;
*[[アインシュタインの予言]]&lt;br /&gt;
*[[福澤諭吉]]の[[福澤心訓]] &lt;br /&gt;
*[[アンナ・マクダレーナ・バッハ]]：『バッハの思い出』（20世紀の創作）&lt;br /&gt;
&amp;lt;!-- ノートでの議論に基づき、新規に加える例は原則として記事化されているものにとどめてください --&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 宗教書 ==&lt;br /&gt;
歴史的文脈で宗教書を捉えた時には、その来歴は当然検証の対象となる。しかし、宗教書においては、その[[宗教]]が信奉する[[神]]や[[宗派]]の創始者に由来すると主張するのが常である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== キリスト教 ===&lt;br /&gt;
[[キリスト教]]の例で言えば、「[[マルコ_(福音記者)|マルコ]]が[[ペトロ]]の通訳であったかどうか、そのマルコが[[福音書]]を書いたかどうか」は歴史学の対象となるが、「『[[マルコによる福音書]]』がペトロに近い人物によって書かれたペトロの論説を伝えているものかどうか」は[[神学]]である。ゆえに偽書であるか否かという議論に馴染まない側面があることも事実であり、近世以降に派生した宗教の教典（[[モルモン書]]、[[世界基督教統一神霊協会|原理講論]]）などを除けば、来歴に虚偽を含んでいようと、殊更に偽書呼ばわりされることはない。なお、上記のような理由により、「偽書か否か」と「正典か否か」は当然別問題である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[新約聖書]]は[[イエス・キリスト]]の直接の弟子である[[使徒]]に由来するとされる正典と、それ以外の[[外典]]との仕分けが[[4世紀]]には行われている。しかし、正典中の[[パウロ]]の名による14の文書中で、実際パウロの著作と現在同意されているものは8つほどである。正典中の5つの[[ヨハネ文書]]のうち、4つは匿名著者の文書がヨハネに帰せられており、残りの一つはヨハネによると記されているが、その真偽を疑われているものである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 仏教 ===&lt;br /&gt;
[[仏教]]の[[経典]]について言えば、冒頭で「このように私は聞いた」（如是我聞）と述べ、[[釈迦]]の説法を聞き写したという体裁をとるのがしきたりで、その内容は[[仏説]]であるという。「仏説」を[[紀元前5世紀]]ごろの釈迦が話したことを直接の弟子が書き取ったものと定義するならば、そのようなものは現存しない。『[[阿含経]]』などもっとも古いと思われるものでも早くて[[紀元前4世紀]]、それから長い時間をかけて、徐々に[[結集]]として編集されたものと考えられている。『[[般若経]]』など[[大乗]][[仏典]]は紀元前後から[[3世紀]]ごろの成立であり、釈迦の時代から大きく離れているため仏説ではないと主張されることもあるが、成立時期の問題よりも、[[上座部仏教]]と[[大乗仏教]]の間での教義の違いを反映していると言えよう（→[[大乗非仏説]]を参照）。『[[無量義経]]』『[[仏説盂蘭盆経]]』『[[十王信仰|十王経]]』『[[十句観音経]]』など、原典が[[サンスクリット語]]などの[[インド]]の言葉ではなく、[[中国]]や[[朝鮮]]半島において[[漢文]]で成立したものが[[偽経]]（疑経）と呼ばれることもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 儒教 ===&lt;br /&gt;
[[儒教]]の[[経書|経典]]について言えば、[[四書五経]]に挙げられる書物の中で『[[孟子]]』を除いた他の書物は、すべて[[孔子]]ないしは[[周公旦]]が編したあるいは撰したものとされている。しかし、その多くが後人の手によって改編されたり、あるいは全く一から創作されたものであることは、キリスト教や仏教の聖典や経典の場合と同様の事情である。また、[[漢代]]に[[災異説]]や[[陰陽五行]]説、[[讖緯]]説が盛行すると、その影響下において、[[経書]]に対する[[緯書]]と称する書物が出現することとなる。そして、この場合もやはり、撰者は孔子に擬せられ、各経書に対する[[注釈|注釈書]]という形式をとって、[[易姓革命|王朝革命]]や自然災害などを孔子が予言していたものとして、当時、受容された。ただ、各王朝の実権者の側から見れば、容易に反体制集団に利用されることが予想される緯書は、厳しく禁圧される[[禁書]]の対象とされ、[[隋]]代には殆ど完本では伝わらなくなり、断片や他書への引用の形式でしか伝わっていない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 宗教書の例 ====&lt;br /&gt;
*[[仏教]]関係&lt;br /&gt;
**[[法華経]]、[[法句経]]、[[阿含経]]、[[般若経]]、[[維摩経]]、[[涅槃経]]、[[華厳経]]、[[法華三部経]]、[[浄土三部経]]（[[観無量寿経]]は[[サンスクリット]]原典が存在せず）&lt;br /&gt;
**[[周書異記]]&lt;br /&gt;
**[[二箇相承]]（写本のみが現存）- [[二箇相承#歴史と経緯]]&lt;br /&gt;
**[[チベット死者の書]]&lt;br /&gt;
*[[アブラハムの宗教]]関連&lt;br /&gt;
**[[聖書]]([[旧約聖書]]・[[新約聖書]]) 、[[外典|聖書外典]] 、[[聖書偽典]]&lt;br /&gt;
**[[新世界訳聖書]] &lt;br /&gt;
**[[モルモン書]]（モルモン経）&lt;br /&gt;
**『第6ならびに第7のモーゼの書』（著者、出版社とも不明） - ドイツを中心に現在も広く流布している[[グリモワール]]&lt;br /&gt;
**[[世界基督教統一神霊協会|原理講論]]&lt;br /&gt;
**[[格庵遺録]]（キヨガムヨロク） - 16世紀の朝鮮第13代王「明宗」の時の朝鮮大学者・風水地理学者・易術家である南師古（ナムサゴ）（雅号は格庵）（天文学者、1509―1571年）が、少年時に金剛山へ行き、仙人から天機を得て、著作した「とされる」預言書（予言書）だが、韓国のTV番組「[[PD手帳]]」で偽書であることが明らかにされた。現存する本は1944年に「李桃隠」という人物が筆写した「とされる」物で、[[漢文]]ではなく、日本統治時代以降に普及した「漢字・ハングル混合文」で書かれており、[[ハングル]]の綴りが最近の物であり、更には、明治の日本人が考案した「[[科学]]」や「[[共産]]」といった単語が使われている。[[日韓併合]]や[[朝鮮戦争]]が起こることや、更には、[[電車]]や[[飛行機]]の登場まで予言している。格庵遺録は1977年に、「李鑛世」（「李桃隠」と同一人物とされる）によって、ソウルの[[韓国国立中央図書館]]に寄贈されたことで、初めて世に出た。李鑛世は「天父教」というキリスト教系新興宗教団体に属しており、格庵遺録は『「天父教」の教主である「[[朴泰善]]」&amp;lt;ref&amp;gt;文鮮明と同じく、「鄭得恩」（[[丁得恩]]）に[[血分け]]をして貰い、「救世主」となった人物。&amp;lt;/ref&amp;gt;が救世主である』ことを証するために書かれたものであった。格庵遺録は1991年以降、[[世界基督教統一神霊協会]]の[[文鮮明]]によって、内容を一部捏造された上で再利用された&amp;lt;ref&amp;gt;これは、朴泰善と文鮮明は共に、[[金百文]]の[[イスラエル修道院]]で学んだために、教義に共通点が多かったので可能なことであった。&amp;lt;/ref&amp;gt;。韓国新宗教歴史研究所が、『南師古預言書には、文という姓を持った者が、以北から南韓に来るという記録も何もない』事実を明らかにし、抗議したところ、世界基督教統一神霊協会側は『文鮮明は南師古預言書を見たことがないし見る必要もない』と返答した。&lt;br /&gt;
*[[神道]]関係&lt;br /&gt;
**[[竹内文書]] - [[皇祖皇太神宮天津教|天津教]]という宗教の教典でもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 文学における贋作 ==&lt;br /&gt;
ヨーロッパでは[[活版印刷]]が行われるようになった[[近世]]には既に、[[フランソワ・ラブレー]]や[[ミゲル・デ・セルバンテス|セルバンテス]]などの人気作家に肖って、彼らの作品に便乗した偽物が出されていた。こうした偽物は同時代に出されたために来歴の主張に乏しいこともあってか、「偽書」よりも「贋作」と呼ばれるのが一般的である。こうした贋作は文体や語彙の齟齬から比較的容易に見抜かれてしまうものだが、中には『[[ガルガンチュワとパンタグリュエル]]』の「第五之書」のように、現在でもなお完全な決着をみていない例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
こうした贋造は無関係な人物による執筆の場合に問題となるのであって、縁のある人物が一部を加筆するといったケース（時代を遡った日本の例になるが、『[[源氏物語]]』は一部の巻が[[紫式部]]以外による執筆を疑われている）などは、普通贋作とは（無論偽書とも）呼ばない（[[シャーロック・ホームズシリーズ]]の『[[指名手配の男]]』のような変則的なケースもある）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
また、名義をはじめとする著者の属性に虚偽を含もうと、同一人物によって書かれたと見なされていれば、普通贋作や偽書などとは呼ばれない。例えば、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェークスピア]]は古くから[[シェイクスピア別人説|別人説]]も唱えられているが、そうした立場を採る者でも、それをもって偽書などと呼ぶことはない。もっとも、文学の場合、大きく時代を遡れば、[[アイソポス]]（イソップ）や[[ホメロス]]など著者の同一性自体が揺らいでいても偽書・贋作論議の埒外に置かれているケースもある。文学における著者や来歴をめぐる問題は、この様に多様な要素を含んでおり、全時代一律に論じることは適切ではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*[[ガルガンチュワとパンタグリュエル]]の「第五之書」「第六之書」&lt;br /&gt;
*[[ノストラダムス]]『百詩篇集』[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#第2セクション|第二序文及び第八巻以降]]ならびに『[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#六行詩集|六行詩集]]』&lt;br /&gt;
*『グヅラ、あるいはダルマチア、ボスニア、クロアチア、ヘルツェゴヴィナにて採取されたる、イリリア叙情詞華選』（ビンセント・アグラノヴィッチ、実は[[プロスペル・メリメ]])&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== フィクションにおける来歴の虚偽 ==&lt;br /&gt;
小説などの中では、しばしば文書の来歴自体を偽るケースがある。[[風刺]]文学の最高峰と見なされる『[[ガリヴァー旅行記]]』は全編フィクションであるが、英国人船長にして医師のレミュエル・ガリヴァーなる人物の体験談であると、本文は主張している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
また、[[生物学]]の知識に裏打ちされた優れたパロディ『[[鼻行類#書籍としての『鼻行類』|鼻行類]]』は、ハイアイアイ群島に生息した[[鼻行類]]の生態を精緻に分析した研究書という体裁を取っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただし、これらのように虚構の中で虚偽の来歴が展開される文書は、普通偽書と呼ばれることはない。こうした例の中には、文書そのものが存在しないにも拘らず、もっともらしい来歴だけが滔々と作り上げられた『[[ネクロノミコン]]』のような特異な例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*[[第三の眼]] (&amp;#039;&amp;#039;The Third Eye&amp;#039;&amp;#039;)&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
また、本に書かれていることは信じられやすいという特性を利用して、架空の書物からの引用という形で解説することによって、荒唐無稽な技術や理論にリアリティを与えるというテクニックもある。（[[魁!!男塾]]の民明書房）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 出典・脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
* ジャパン・ミックス 編 『歴史を変えた偽書―大事件に影響を与えた裏文書たち』 ISBN 4-88321-190-8&lt;br /&gt;
* 別冊[[歴史読本]]編集部編 『徹底検証 古史古伝と偽書の謎』 ISBN 4-404-03077-0&lt;br /&gt;
* 『[[歴史民俗学]]』No.15 (特集：偽書の日本史) ISBN 4-8265-0287-7&lt;br /&gt;
* 『月刊　言語』2001年7月号 (特集：偽書の文化史) ISSN 0287-1696&lt;br /&gt;
* 藤原明 『日本の偽書』 ISBN 4-16-660379-5&lt;br /&gt;
* 久野俊彦、[[時枝務]] 『偽文書学入門』ISBN-10: 4760124950 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
* [[擬史]]&lt;br /&gt;
* [[古史古伝]]&lt;br /&gt;
* [[贋作]]&lt;br /&gt;
* [[怪文書]]&lt;br /&gt;
* [[謀書]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:きしよ}}&lt;br /&gt;
[[Category:偽書|*]]&lt;br /&gt;
[[Category:欺瞞]]&lt;br /&gt;
[[Category:文書]]&lt;br /&gt;
[[Category:書物の種類]]&lt;br /&gt;
[[Category:史学史]]&lt;br /&gt;
[[Category:日本の史学史]]&lt;/div&gt;</summary>
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