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Pentium 4
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{{Infobox CPU | 名称 = Pentium 4 | 画像 = Intel_pentium4_1.5ghz_willamette_socek423.jpg | 画像サイズ = 200px | 生産開始 = 2000年 | 生産終了 = 2008年 | 生産者 = インテル | 最低周波数 = 1.3 | 最高周波数 = 3.8 | FSB最低周波数 = 400 | FSB最高周波数 = 1066 | FSB最低単位 = MHz | FSB最高単位 = MHz | 最大プロセスルール = 180nm | 最小プロセスルール = 65nm | 命令セット = [[x86]], [[x64]] | マイクロアーキテクチャ = [[NetBurstマイクロアーキテクチャ|NetBurst]] | コア数 = 1 | ソケット = [[Socket 423]]<br />[[Socket 478]]<br />[[LGA 775]] | コードネーム = Willamette<br />Northwood<br />Prescott<br />Cedar Mill }} '''Pentium 4'''(ペンティアム・フォー)は、[[インテル]]が製造した[[NetBurstマイクロアーキテクチャ]]に基づく[[x86]]アーキテクチャの[[マイクロプロセッサ]]([[CPU]])に付された[[商標]]である。集積[[トランジスタ]]数は4200万<ref name="intelhp">[http://japan.intel.com/contents/museum/hof/index.html インテルミュージアム「マイクロプロセッサーの歴史」] - [[インテル]]公式サイト.2013年12月5日閲覧。</ref>。最初の製品は[[2000年]][[11月20日]]に発表されその当初は単一の商品名と目されていたが、その後も後継の[[プロセスルール]]で製造および販売展開され、製品シリーズを指す[[ブランド]]になった。そのため、同じく'''Pentium 4'''を冠するCPUであってもプロセスルール(すなわち製品世代)によって性能が大きく異なる。それら製品世代を区別して指す場合には、自作パソコンユーザーは、インテルが用いた社内開発[[コードネーム]]をそのまま用いることが多い。本項でも以降の節では開発コードネームを[[見出し]]に用いる。 == Willamette(ウィラメット) == 2000年11月20日にリリースされた第一世代のPentium 4である。180[[ナノメートル|nm]][[プロセスルール]]で製造され<ref name="intelhp" />、256KBのL2[[キャッシュメモリ]]を持つ。 当初はサポートするチップセットが、高価な[[RDRAM]]しか利用できない'''[[Intel 850]]'''チップセットのみで、Pentium 4に128MB分(64MBが2枚)のRIMM(RDRAMモジュール)を安価なPC-133 [[Dynamic Random Access Memory|SDRAM]]と同等価格で同梱するなどの様々な販促活動を行ったが、あまり普及しなかった。このため、インテルは安価なPC-133 SDRAMが利用可能な'''[[Intel 845]]'''チップセットを止む無く発売した。<!--後にIntel 845を改良して[[DDR SDRAM]]をサポートしたi845 B-Step、通称Intel 845Dが投入された。-->なお、Intel 865系以降のチップセットはWillametteに対応していない。開発コードネームは[[ウィラメット川]]からとられた。 発売当初は[[Socket 423]]を採用していたが、後に[[Socket 478]]を採用し、これが主流となる。 ; ソケット423版 [[ファイル:KL Intel Pentium 4 Wilamette.jpg|thumb|Pentium 4 1.50GHz (Socket423)]] :{|class="wikitable" |- align="center" ! [[クロック|最高動作周波数]](供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! [[フロントサイドバス|FSB周波数]] !! [[L2キャッシュ|2次キャッシュ]]メモリ容量 !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 2.00GHz (100MHz x20) || 1 || 400MHz || 256KB || 71.8W |- | 1.90GHz (100MHz x19) || 1 || 400MHz || 256KB || 69.2W |- | 1.80GHz (100MHz x18) || 1 || 400MHz || 256KB || 66.7W |- | 1.70GHz (100MHz x17) || 1 || 400MHz || 256KB || 64W |- | 1.60GHz (100MHz x16) || 1 || 400MHz || 256KB || 61W |- | 1.50GHz (100MHz x15) || 1 || 400MHz || 256KB || 54.7W(B2/C1) 57.8W(D0) |- | 1.40GHz (100MHz x14) || 1 || 400MHz || 256KB || 51.8W(B2) 54.7W(C1) |- | 1.30GHz (100MHz x13) || 1 || 400MHz || 256KB || 48.9W(B2) 51.6W(C1) |} ; ソケット478版 [[ファイル:Willamette.png|thumb|Pentium 4 1.80GHz (Socket478)]] : ソケット423版に比して[[ヒートスプレッダ|インテグレーテッド ヒート スプレッダ]](IHS)が大型化され、[[パッケージ (電子部品)#関連用語|インターポーザ(サブストレート)]]のほぼ全面を覆うようになり、以後[[LGA775|LGA775版]](コアを問わず)を含めこの形状が主流となる。 :{|class="wikitable" |- align="center" ! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数 !! 2次キャッシュメモリ容量 !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 2.00GHz (100MHz x20) || 1 || 400MHz || 256KB || 75.3W |- | 1.90GHz (100MHz x19) || 1 || 400MHz || 256KB || 72.8W |- | 1.80GHz (100MHz x18) || 1 || 400MHz || 256KB || 66.1W |- | 1.70GHz (100MHz x17) || 1 || 400MHz || 256KB || 63.5W(C1/D0/E0) 67.7W(SL62Z) |- | 1.60GHz (100MHz x16) || 1 || 400MHz || 256KB || 57.9W(C1) 60.8W(D0/E0) |- | 1.50GHz (100MHz x15) || 1 || 400MHz || 256KB || 57.9W(C1/D0/E0) 62.9W(DP) |- | 1.40GHz (100MHz x14) || 1 || 400MHz || 256KB || 55.3W |} == Northwood(ノースウッド) == [[2002年]][[1月8日]]にリリースされた第二世代のPentium 4。Willametteの[[ルビー (半導体)|ルビー]]をそのまま130nmプロセスルールで製造した製品。製造プロセスの微細化による消費電力低減とL2キャッシュメモリの倍増(256KBから512KB)による多少の性能向上を実現している。最大動作周波数は[[2004年]][[2月]]販売開始品にて3.4GHzを達成した。 Northwoodでは前世代Willametteから[[パッケージ (電子部品)|パッケージ]]の変更を受けることなく、全てがソケット478版となる。 [[2002年]][[11月]]には[[Xeon]]プロセッサに引き続き[[ハイパースレッディング・テクノロジー]](HT:Hyper-Threading Technology、[[同時マルチスレッディング]])が利用可能なPentium 4がリリースされた。このHTに対応したチップセットとして'''[[インテル チップセット#Intel 865 チップセット ファミリ|Intel 865]]/[[インテル チップセット#Intel 875 チップセット ファミリ|875]]シリーズ'''が開発された。 後継製品Prescottに比して発熱量と処理能力のバランスが良いとされ日本の[[自作パソコン]]ユーザーにはPrescott登場後も根強い人気があったが、[[2005年]][[3月]]をもって製造を終了した。 ; ソケット478版(のみ製造された) [[ファイル:Pentium4 northwood.png|thumb|Pentium 4 1.8AGHz (Socket478)]] [[ファイル:Pentium 4 Northwood SL6SH.jpg|thumb|[[ヒートスプレッダ|インテグレーテッド ヒート スプレッダ]]を外したPentium 4 2.4GHz(FSB 533MHz Socket478)。</br>大きさ比較用の硬貨は[[ユーロ]] 2c、直径 18.75 mm, 0.74 in]] :{|class="wikitable" |- align="center" ! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数!! 2次キャッシュメモリ容量 !! HT対応 !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ || 89W 82W(D1) |- | 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ / ×(SL792) || 82W |- | 3.06GHz (133MHz x23) || 1 || 533MHz || 512KB || ○ || 81.8W |- | 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ / ×(SL78Z) || 81.9W(D1) 82W(M0) |- | 3.00GHz (100MHz x30) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 80W |- | 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ || 69.7W(D1) 75.1W(M0) |- | 2.80GHz (133MHz x21) || 1 || 533MHz || 512KB || × || 68.4W |- | 2.80GHz (100MHz x28) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 68.4W |- | 2.66GHz (133MHz x20) || 1 || 533MHz || 512KB || × || 66.1W |- | 2.60GHz (200MHz x13) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ || 69W |- | 2.60GHz (100MHz x26) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 62.6W |- | 2.53GHz (133MHz x19) || 1 || 533MHz || 512KB || × || 59.3W(B0) 61.5W(C1/D1) |- | 2.50GHz (100MHz x25) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 61W |- | 2.40GHz (200MHz x12) || 1 || 800MHz || 512KB || ○ / ×(SL6WR) || 66.2W(D1) 75.1W(M0) |- | 2.40GHz (133MHz x18) || 1 || 533MHz || 512KB || × || 57.8W(B0) 59.8W(C1/D1/M0) |- | 2.40GHz (100MHz x24) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 57.8W(B0) 59.8W(C1/D1) |- | 2.26GHz (133MHz x17) || 1 || 533MHz || 512KB || × || 56W(B0) 58W(C1/D1/M0) |- | 2.20GHz (100MHz x22) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 55.1W(B0) 57.1W(C1/D1) |- | 2.00GHz (100MHz x20) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 52.4W(B0) 54.3W(C1/D1) 43.7W(SL62Q) 75.3W(SL6SP) |- | 1.80GHz (100MHz x18) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 49.6W(B0) 66.1W(C1/D1) 40.9W(SL62R) 68.4W(SL6QL) |- | 1.60GHz (100MHz x16) || 1 || 400MHz || 512KB || × || 38W(SL62S) 46.8W(SL668) |} == Prescott(プレスコット) == [[2004年]][[1月1日]]にリリースされた90nmプロセスで製造される第三世代のPentium 4。L1データキャッシュを16KBに増量し、L2キャッシュメモリを1MBに増量し、さらなる高クロック化を想定してキャッシュアクセスのレイテンシとパイプライン段数を増加している。 Prescottでは[[EM64T]]へ(Northwoodに比して新たに)対応するために、64bitの算術/論理演算をレイテンシ1で実行する必要があり、ALUの構成が従来の16bitの倍速サブALU x2から32bitの倍速サブALU x2という形に変更された<ref>PrescottはALUが等速化されたという誤解があるが、依然として倍速である。Prescott以降のALUの具体的な構成についてはCedarMillのものであるが論文"[http://ieeexplore.ieee.org/xpls/abs_all.jsp?arnumber=4039605 A 9-GHz 65-nm Intel Pentium 4 Processor Integer Execution Unit]"が詳しい。Prescottの回路については論文"[http://ieeexplore.ieee.org/xpls/abs_all.jsp?arnumber=1332640 Low-voltage-swing logic circuits for a 7GHz x86 integer core]"を参照。</ref>。この変更により、2つのサブALU間のレイテンシは従来通り0.5であるものの、後続命令へのフォワーディングのレイテンシが1になったため、スループットは従来の0.5を維持しつつもレイテンシは1に増加している。また、ALUの変更に伴いシフト/ローテート命令と整数乗算命令の性能が改善されている。シフト/ローテート命令はこれまでSIMDユニットのシフトユニットではなく、2基あるALUのうちの片方で実行することが可能となりレイテンシが改善した。整数乗算命令はFP乗算器の代わりに、新たに搭載した専用の整数乗算器で実行することが可能となり性能が向上した。 パイプライン段数の増加による性能低下を抑えるため、間接分岐予測ユニット追加及び、トレースキャッシュBTBエントリー数の増量による分岐予測精度の向上、ストア - ロード・フォワーディングの強化、ハードウェアプリフェッチの強化などを行っている。このような改良を行ったものの、パイプラインの段数増加によって、1サイクルあたりの平均処理命令数は低下するため、同じ最大動作周波数のNorthwoodと比べると僅かながら性能は劣る。[[Streaming SIMD Extensions#SSE2|SSE2]]の拡張版にあたる「[[Streaming SIMD Extensions#SSE3|ストリーミングSIMD拡張命令3 (SSE3)]]」の他、一部製品では[[バッファオーバーラン]]を利用した攻撃プログラムの実行を防止する「エグゼキュート・ディスエーブル・ビット([[NXビット|XDビット]])」や、[[x64|AMD64]]互換の[[64ビット]]拡張である「Extended Memory 64bit Technology(EM64T、のちの[[x64|Intel 64]])」といった機能が追加されている。 初期の製品では従来のSocket 478に対応する製品も投入されたが、発売早々に775接点のLGAパッケージを採用する[[LGA775]]に移行している。LGA775は[[:en:Socket T|Socket T]]とも呼ばれている。このTは次世代Pentium 4として開発していたTejas([[#Tejas(テハス、テジャス)|後述]])に由来する。Tejasではより消費電力が増えることから、電源供給ラインのコンタクト数を増加する目的でSocket Tの採用が予定されていたが、Prescottで既に同程度の消費電力になってしまったことに対する措置である。Prescottコアで発生したプロセッサの消費電力と発熱の問題を受けインテルは[[ロードマップ]]を大幅に変更した。以降、従来の動作クロックそのものの向上を重視する戦略から、[[命令レベルの並列性|1サイクルあたりの性能の向上]]を重視する方向へと開発方針を転換している。その時期を同じくして、製品名称に最高動作クロックを付けることを止め、代わりに[[プロセッサー・ナンバー]]を導入している。 対応する[[インテル チップセット]]は、 * Intel 955X * Intel 945シリーズ * Intel 925Xシリーズ * Intel 915シリーズ * Intel 875P * Intel 865シリーズ である。 ; ソケット478版 : 最高動作周波数が3.40、3.20、3.00、2.80GHzの各製品は、従来のNorthwoodと同じラインナップであるため、旧製品と区別するためにそれぞれ''3.40E GHz''、''3.20E GHz''、''3.00E GHz''、''2.80E GHz''と表記された。これらは[[商標]](の一部分)であり、''E'' に[[数|数値]]としての意味は無い。従って「クロックは3.20''E'' GHz」などと記述することは厳密には誤りである。よって下表においても''E'' を表記していないが、それらCPUの商品名には''E'' を含んでいた。 [[ファイル:Intel Pentium 4 3GHz Prescott SL7PM PGA478.jpg|thumb|Pentium 4 3.00GHz (Socket478)]] :{|class="wikitable" |- align="center" ! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数 !! 2次キャッシュメモリ容量 !! HT対応 !! [[NXビット|XD-bit]]対応 !! Intel 64対応 !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 103W(C0/D0/E0) 89W(G1) |- | 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ / ×(SL88K) || × || × || 103W(C0/SL7PN) 89W(D0/G1/SL88K) |- | 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ / ×(SL88J) || × || × || 89W |- | 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 89W |- | 2.80GHz (133MHz x21) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 89W |- | 2.66GHz (133MHz x20) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 103W(C0) 89W(E0) |- | 2.40GHz (133MHz x18) || 1 || 533MHz || 1MB || × / ○(SL7FY) || × || × || 89W |- | 2.26GHz (133MHz x17) || 1 || 533MHz || 512KB || × || × || × || 89W |} ; LGA775版 [[ファイル:P4LGA755.png|thumb|Pentium 4 551 (3.40GHz LGA775)]] :{|class="wikitable" |- align="center" ! プロセッサ・ナンバ !! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数 !! 2次キャッシュ容量 !! HT対応 !! XD-bit対応 !! Intel 64対応 !! [[熱設計電力|TDP]] |- | 571 || 3.80GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 115W |- | 570J || 3.80GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 115W |- | 570 || 3.80GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 115W |- | --- || 3.80F GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || ○ || 115W |- | 561 || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 115W |- | 560J || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 115W |- | 560 || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 115W |- | --- || 3.60F GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || ○ || 115W |- | 551 || 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 550J || 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 84W |- | 550 || 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 115W |- | --- || 3.40F GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || ○ || 115W |- | 541 || 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 540J || 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 84W |- | 540 || 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 84W |- | --- || 3.20F GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || ○ || 103W |- | 524 || 3.06GHz (133MHz x23) || 1 || 533MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 519K || 3.06GHz (133MHz x23) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || ○ || 84W |- | 519J || 3.06GHz (133MHz x23) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || × || 84W |- | 519 || 3.06GHz (133MHz x23) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 84W |- | 531 || 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 530J || 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 84W |- | 530 || 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 84W |- | 517 || 2.93GHz (133MHz x22) || 1 || 533MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 516 || 2.93GHz (133MHz x22) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || ○ || 84W |- | 515J || 2.93GHz (133MHz x22) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || × || 84W |- | 515 || 2.93GHz (133MHz x22) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 84W |- | 521 || 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || ○ || 84W |- | 520J || 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || ○ || × || 84W |- | 520 || 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 1MB || ○ || × || × || 84W |- | 511 || 2.80GHz (133MHz x21) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || ○ || 84W |- | 510J || 2.80GHz (133MHz x21) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || × || 84W |- | 510 || 2.80GHz (133MHz x21) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 84W |- | 506 || 2.66GHz (133MHz x20) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || ○ || 84W |- | 505J || 2.66GHz (133MHz x20) || 1 || 533MHz || 1MB || × || ○ || × || 84W |- | 505 || 2.66GHz (133MHz x20) || 1 || 533MHz || 1MB || × || × || × || 84W |} == Prescott-2M == [[2005年]][[2月20日]]にリリースされた第四世代のPentium 4。開発を中止したTejas(後述)の代替として、上位製品であったXeonシリーズのうち、2次キャッシュメモリを2MB実装した製品を流用して商品化した。Prescottとの比較では、2次キャッシュメモリを1MBから2MBへ倍増し[[Intel SpeedStep テクノロジ#拡張版 Intel SpeedStep テクノロジ (EIST)|拡張版 Intel SpeedStep テクノロジ(EIST:Enhanced Intel SpeedStep Technology)]]に対応させたものと考えてよい。[[NXビット|XDビット]]も実装された。プロセッサー・ナンバーは600番台となる。 また、コンピュータの[[仮想化]]技術である[[インテル バーチャライゼーション・テクノロジー]]を実装した製品(プロセッサー・ナンバーは6x2)も発表された。 対応する[[インテル チップセット]]は、 * Intel 955X * Intel 945シリーズ * Intel 925Xシリーズ * Intel 915シリーズ である。 [[ファイル:HT-Pentium4.JPG|thumb|Pentium 4 670 (3.80GHz LGA775)]] :{|class="wikitable" |- align="center" ! プロセッサ・ナンバ !! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数 !! 2次キャッシュメモリ容量 !! VT対応 !! HT対応 !! XD-bit対応 !! Intel 64対応 !! ソケット !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 672 || 3.80GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 2MB || ○ ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 115W |- | 670 || 3.80GHz (200MHz x19) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 115W |- | 662 || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 2MB || ○ ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 115W(SL8QB) 84W(SL8UP) |- | 660 || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 115W |- | 650 || 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 84W |- | 640 || 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 84W |- | 630 || 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 84W |- | 620 || 2.80GHz (200MHz x14) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 84W |} == Tejas(テハスあるいはテジャス) == 当初第五世代のPentium 4として開発されていたが、[[リーク電流]]増大による過大な自己発熱に起因する排熱(放熱)困難が解決できず開発中止になった。インテルによる[[ロードマップ]]「開発途上の製品」では、2つの物理コアそれぞれに2つのスレッドを処理させると見られるダイアグラムが示されていた。Hyper-Threadingにより2スレッド処理が可能な2コアによる4スレッドの同時処理が可能なクラスタ構成になっていたと考えられる。当時のCPU開発担当者などによる説明では、本来の処理を行うプログラムを処理する本スレッドにヘルパースレッドと呼ばれる補助スレッドを並行して走らせることで、本スレッドの処理内容を前もってヘルパースレッドが処理を行い、本スレッドのコードをヘルパースレッドが解釈してマイクロOps化してトレースキャッシュメモリに充填し、データなどは前もってメインメモリからキャッシュメモリにデータをコピーさせ、それによってパイプラインストールの時間および回数を軽減することで処理性能を向上させる予定であったと考えられる。Tejas開発中止の代替として、市場への新製品投入スパン維持をPrescott-2Mが担い、製品ラインナップ上Tejas同等の性能製品として[[Pentium D]]が開発着手された。 == CedarMill(シダーミル) == [[ファイル:Intel pentium 4 641 IMGP5032.jpg|thumb|Pentium 4 641 (3.20GHz LGA775)<br/>四辺から覗く黒い樹脂製の突起は、端子面を覆っている静電破壊防止用の端子カバーを留めている爪である(CPUの構造物ではない)]] [[2006年]][[1月5日]]にリリースされた第五世代のPentium 4。CedarMillはTejasの製造プロセスルールを微細化したものとして計画されていたが、Tejasが開発中止となったためPrescott-2Mをそのまま65nmプロセスルールに微細化したものに変更された。性能や機能はPrescott-2Mと同等で、プロセッサー・ナンバーも同等性能のPrescott-2Mよりも1大きいものに留まっている。Pentium Dの下位製品として位置付けされた。Prescottと同じく消費電力は多かったが、後に改良によって他社製品と特に変わらない程度まで低下している。その上価格もPrescottより大きく引き下げられており、[[コストパフォーマンス]]が高い商品となった。しかし事実上の後継製品である[[Intel Core 2]]への市場移行を速やかに促すべく、大きく宣伝されることは無く終息を待つこととなる。 ステッピング(製造プロセス・ルール改訂)によって消費電力が大きく引き下げられた物は、Prescottに比べて優れた[[オーバークロック]]耐性を持つ事が知られている。 対応する[[インテル チップセット]]は、 * Intel 955X * Intel 945シリーズ * Intel 925Xシリーズ * Intel 915シリーズ である。 :{| border="1" cellpadding="5" class="wikitable" |- align="center" ! プロセッサ・ナンバ !! 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数) !! コア数 !! FSB周波数 !! 2次キャッシュメモリ容量 !! VT対応 !! HT対応 !! XD-bit対応 !! Intel 64対応 !! ソケット !! [[熱設計電力|TDP]] (ステップ=[[集積回路#プロセス・ルール|プロセス・ルール]]改訂番号) |- | 661 || 3.60GHz (200MHz x18) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 86W |- | 651 || 3.40GHz (200MHz x17) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 86W(B1/C1) 65W(D0) |- | 641 || 3.20GHz (200MHz x16) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 86W(B1/C1) 65W(D0) |- | 631 || 3.00GHz (200MHz x15) || 1 || 800MHz || 2MB || × ||| ○ || ○ || ○ || LGA775 || 86W(B1/C1) 65W(D0) |} == 脚注 == <references /> == 関連項目 == * [[NetBurstマイクロアーキテクチャ]] * [[Pentium 4-M]] * [[Pentium Extreme Edition#Pentium 4 Extreme Edition]] * [[x64|Intel 64]] (EM64T) * [[ハイパースレッディング・テクノロジー]]([[同時マルチスレッディング]]) * [[NXビット|エグゼキュート・ディスエーブル・ビット]](NXビット) * [[Intel SpeedStep テクノロジ]] * [[プロセッサー・ナンバー]] * [[リプレイシステム]] * [[Athlon]] / [[Athlon 64]] * [[P4バス]] == 外部リンク == {{Commonscat|Pentium 4}} * [http://www.intel.com/p/ja_JP/support/highlights/processors/pentium4 インテル® Pentium® 4 プロセッサー ] <!-- * [http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/pentium4/index.htm インテル® Pentium® 4 プロセッサ 製品情報] --> * [ftp://download.intel.com/technology/itj/q12001/pdf/art_2.pdf The Microarchitecture of the Pentium 4 Processor](PDFファイル、英語) {{Intel_processors}} [[Category:インテルのマイクロプロセッサ|Pentium 4]] {{Link GA|ru}} {{Link FA|hu}}
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