PSVアイントホーフェンのソースを表示

{{サッカークラブ
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|原語表記=Philips Sport Vereniging Eindhoven
|愛称= Boeren（ブーレン、百姓）<br>Rood-witten（ロート＝ウィッテン、赤白）<br>Red White Army（赤白軍団）<br>Philips（フィリップス）
|カラー=赤と白
|創設=1913
|リーグ=[[エールディヴィジ]]
|ディビジョン=
|ホームタウン=[[アイントホーフェン]]
|スタジアム=[[フィリップス・スタディオン]]
|キャパ=35,000<ref>[http://www.uefa.com/MultimediaFiles/Download/EuroExperience/competitions/UEFACup/01/67/58/86/1675886_DOWNLOAD.pdf STATISTICS HANDBOOK Group Stage 2011/12]UEFA.com</ref><ref>{{cite web |url=http://www.psv.nl/Philips-Stadium.htm |title=Philips Stadium |work= |publisher=PSV公式サイト|accessdate=4 December 2011 }}</ref>
|代表={{Flagicon|NED}} ペテル・スウィンケルズ
|監督={{Flagicon|NED}} [[フィリップ・コクー]]
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}}
'''PSV'''（{{Nl|Philips Sport Vereniging}}、 {{IPA-nl|ˈfi.lɪps ˌspɔrt fə.ˌreː.nə.ɣɪŋ}}）は、[[オランダ]]・[[アイントホーフェン]]に本拠地を置く[[サッカー]]クラブ。[[エールディヴィジ]]（1部）に所属している。PSVは現地の発音をカタカナ表記すると、'''ペーエスフェー'''となる。フィリップス・スポーツ連合を意味し、その名の通りサッカー以外にも多くのスポーツチームを所有している。アイントホーフェンに本社を持つ[[フィリップス]]（電機メーカー）の企業クラブとして創設され、現在はメインスポンサーではあるが経営面には立ち入らない<ref name="ケーススタディ5">{{cite web |url=http://www.j-league.or.jp/100year/stadium/pdf/06.pdf |title=フィリップス・シュタディオン |work=社団法人日本プロサッカーリーグ|accessdate=2013-05-23}}</ref>。株式公開会社(NV)だが上場せず、匿名の出資者に支えられている<ref name="ケーススタディ5"/>。

1913年創設。[[エールディヴィジ]]では21回、[[KNVBカップ]]では9回、[[ヨハン・クライフ・スハール]]では9回優勝している。[[アヤックス・アムステルダム|AFCアヤックス]]や[[フェイエノールト]]とともに、[[UEFAチャンピオンズカップ]]の優勝経験があるオランダの3大クラブのひとつである。1987-88シーズンの同大会では決勝で[[SLベンフィカ]]（ポルトガル）を破って優勝し、同時にエールディヴィジとKNVBカップも含めたトレブル（3冠）も達成した。1977-78シーズンには[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]で決勝に進出し、[[SCバスティア]]（フランス）を破って優勝した。

「ブーレン」（{{Nl|Boeren}}、 {{IPA-nl|ˈbuːrə(n)}}、 オランダ語で百姓）というニックネームがある。アイントホーフェンは[[アムステルダム]]や[[ロッテルダム]]などの都会から遠く離れた地方にあるため、当初はライバルクラブのサポーターが侮蔑的な意味合いで用いていたが、PSVのサポーターは[[北ブラバント州|ブラバンティアン]]文化に対する誇りから、進んでこのニックネームを用いている。ユニフォームには[[北ブラバント州]]旗がデザインされており、スタジアム周辺にも州旗が掲げられている。ホームスタジアムは35,000人収容の[[フィリップス・スタディオン]]であり、アイントホーフェン市のストレイプ地区に位置する。

== 歴史 ==
[[File:1st PSV logo.jpg|thumb|right|150px|クラブ初のエンブレム]]
[[File:PSV Kampioenselftal 1929.jpg|thumb|right|280px|リーグ初優勝時のチーム（1929年）]]

=== フィリップスとの関係 ===
[[フィリップス]]の創業者であるヘラルト・フィリップスとヘラルトの弟であるアントン・フィリップスがクラブの設立を命じ、フィリップス系列各社の企業チームとして歴史が始まった。設立日は1913年8月31日であり、オランダの独立（[[ナポレオン戦争]]でのフランスの敗北）から100周年を記念して行なわれたフィリップス主催のスポーツ大会後に設立された（公式サイト）。クラブ創設と同時に、ホームスタジアムとしてフィリップス・スポルトパルクが建設された。このようにクラブ設立にフィリップスが密接にかかわっていたため、「胸スポンサー」の概念が[[エールディヴィジ]]に導入された1982年以降は例外なくフィリップスが胸スポンサーを務めており、これはオランダの最長記録となっている。

=== 1960年代以前 ===
オランダサッカーリーグ選手権（エールディヴィジの前身となるアマチュアリーグ）が創設されたのは1888年であるが、PSVは1915年に初参戦した。10年間は下部リーグでプレーしていたが、1926年にトップリーグに初昇格し、[[アヤックス・アムステルダム|AFCアヤックス]]（1917-18シーズンに初優勝）や[[フェイエノールト]]（1923-24シーズンに初優勝）に遅れて、1928-29シーズンにトップリーグ初優勝を果たした。1934-35シーズンには2度目の優勝を果たしたが、この時期のアヤックスやフェイエノールトは強豪としての地位を固めており、1930年代にはアヤックスが5回、フェイエノールトが3回優勝している。1949-50シーズンには[[KNVBカップ]]で初優勝し、1950-51シーズンにはリーグ戦で16年ぶり3回目の優勝を果たした。1950年代には[[クーン・ディレン]]がエースとして活躍し、328試合出場288得点という驚きべき得点率を誇った。[[エールディヴィジ]]が開始された1956-57シーズンのディレンは43得点を挙げているが、これは現在でも個人の1シーズン最多得点記録である。1962-63シーズンにはオランダリーグがプロ化されてから初めてのリーグ優勝を果たした。1960年代から1970年代には[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン]]が活躍し、通算308得点を挙げてディレンの記録を塗り替えたが、これは現在でもオランダ記録となっている。この時代は給料面で他クラブに対して劣勢であり、才能ある選手たちにとってはPSVがプロとしての飛躍のための踏み台となった。

=== 黄金期（1970年代後半-1980年代後半） ===
[[File:Guus Hiddink Rusia - Azerbaiyan.jpg|thumb|right|200px|PSVに[[ビッグイヤー]]をもたらしたフース・ヒディンク監督]]

1960年代半ばから1970年代初頭にはタイトルから遠ざかっていたが、1972年に[[ケース・レイヴェルス]]監督が就任すると、1973-74シーズンのKNVBカップで24年ぶり2回目の優勝を果たし、1970年代中頃から後半にかけてPSVは1度目の黄金期を迎えた。ベテランのカイレン、[[ウィリー・ファン・デ・ケルクホフ|ウィリー]]と[[レネ・ファン・デ・ケルクホフ|レネ]]のケルクホフ兄弟（双子）、キーパーの[[ヤン・ファン・ベベレン]]、若手ディフェンダーの[[ヤン・ポールトヴリート]]や[[アドリー・ファン・クラーイ]]や[[エルニー・ブランツ]]、ストライカーの[[ハリー・ルブセ]]、ディフェンダーの[[フーブ・ステーヴェンス]]のような質の高い選手に牽引され、KNVBカップ優勝2回、エールディヴィジ優勝3回を果たした。1974-75シーズンと1975-76シーズンにはクラブ初のリーグ戦2連覇を達成し、1977-78シーズンの[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]では、準々決勝で[[1.FCマクデブルク]]（西ドイツ）を、準決勝で[[FCバルセロナ]]（スペイン）を下し、決勝で[[SCバスティア]]（フランス）を2試合合計3-0で破って優勝。初の欧州タイトルを獲得した<ref>[http://www.uefa.com/competitions/uefacup/history/season=1977/intro.html UEFA Cup final 1978]UEFA.com</ref>。オランダのクラブとしては1973-74シーズンに優勝したフェイエノールトに次ぐ2チーム目のUEFAカップ王者となった。1979年にはレイヴェルス監督が退任し、再びタイトルから遠ざかった。

1983年には[[ヤン・レケル]]監督が就任し、[[ルート・フリット]]や[[エリック・ゲレツ|エリック・ヘレツ]]などが在籍していた1985-86シーズンのリーグ戦で8年ぶり8回目の優勝を果たした。[[ハンス・クラーイ]]監督を間に挟み、1987年に[[フース・ヒディンク]]監督が就任すると、1988-89シーズンまでリーグ戦4連覇を達成した。ヘレツ、[[ロナルド・クーマン]]、[[セーレン・レアビー]]、[[ヴィム・キーフト|ウィム・キーフト]]などの選手がチームを構成し、1987-88シーズンの[[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]ではクラブ史上初めて決勝に進出。決勝の[[SLベンフィカ]]戦は0-0で決着がつかずにPK戦に突入し、PK戦では両クラブとも5人ずつがPKを成功させたが、キーパーの[[ハンス・ファン・ブロイケレン|ハンス・ファン・ブレーケレン]]がベンフィカの6人目の[[アントニオ・ヴェローゾ]]のキックをセーブして初優勝を決めた<ref>[http://www.uefa.com/uefaeuropaleague/matches/season=2011/round=2000131/match=2007723/prematch/focus/index.html/ Interview with Berend Scholten] UEFA.com {{en icon}}</ref>。準々決勝の[[FCジロンダン・ボルドー]]（フランス）戦は2試合とも引き分けであり、準決勝の[[レアル・マドリード]]（スペイン）戦も2試合ともに引き分けたが、アウェーゴール差で勝ち上がっていた。奇妙なことに、優勝したPSVは準々決勝からの5試合で1勝もできず、通算でも3勝5分1敗の成績だった。同シーズンはエールディヴィジ、KNVBカップ、UEFAチャンピオンズカップの3冠を達成したが、1988年末に行なわれた[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|インターコンチネンタルカップ]]では[[コパ・リベルタドーレス]]王者の[[ナシオナル・モンテビデオ]]（ウルグアイ）と対戦し、試合自体は2-2の引き分けだったがPK戦の末に敗れた。ヒディンク政権下ではエールディヴィジで3回、KNVBカップで3回、UEFAチャンピオンズカップで1回優勝した。

'''1987-88シーズンのUEFAチャンピオンズカップ決勝'''
{{footballbox
|date=1988年5月25日
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|team1=PSV {{flagicon|NED}}
|score=0 -0（延長）
|report=[http://www.uefa.com/uefachampionsleague/history/season=1987/index.html Report]
|team2={{flagicon|POR}} [[SLベンフィカ]]
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|stadium=[[シュトゥットガルト]], [[メルセデス・ベンツ・アレーナ|ネッカーシュタディオン]]
|attendance=70,000
|referee={{flagicon|ITA}} [[ルイジ・アグノリン]]
|penalties1=[[ロナルド・クーマン|R・クーマン]] {{pengoal}}<br />[[ヴィム・キーフト|キーフト]] {{pengoal}}<br />[[イヴァン・ニールセン|ニールセン]] {{pengoal}}<br />[[ヘラルト・ヴァネンブルフ|ヴァネンブルフ]] {{pengoal}}<br />[[セーレン・レアビー|レアビー]] {{pengoal}}<br />[[アントン・ヤンセン|ヤンセン]] {{pengoal}}
|penaltyscore=6-5
|penalties2={{pengoal}} [[エルゾ・コエーリョ|エルゾ]]<br />{{pengoal}} [[エドゥアルド・ジョゼ・ゴメス・カマセレ・メンデス|ディト]]<br />{{pengoal}} Hajry<br />{{pengoal}} [[アントニオ・パチェコ|パチェコ]]<br />{{pengoal}} [[カルロス・モゼール|モゼール]]<br />{{penmiss}} [[アントニオ・ヴェローゾ|ヴェローゾ]] }}

=== ロマーリオ、ロナウド、ニリス（1990年代） ===
1990年にはヒディンク監督が退任し、[[サッカーイングランド代表|イングランド代表]]監督を務めた[[ボビー・ロブソン]]監督が就任。1990-91シーズンと1991-92シーズンにはリーグ戦2連覇を果たしたが、欧州カップ戦では経営陣が期待したほどの成績を残せず、ロブソン監督は1991-92シーズン終了後に退任した<ref>Robson. Farewell but Not Goodbye, p150–53.</ref>。ヒディンク政権下の1988年には[[ピート・デ・ヴィッセル]]のスカウトによって[[ロマーリオ]]が加入して主力選手となっていたが、ロブソン監督はロマーリオとの関係に問題を抱えていた。ロマーリオは1993年までクラブに在籍し、3個のタイトルをもたらした。ロブソンの後任には[[ハンス・ウェステルホフ]]監督が就任し、1992-93シーズンのリーグ戦では2位となった。1992年にはUEFAチャンピオンズカップが大会形式を変更してUEFAチャンピオンズリーグとなったが、PSVは1992-93シーズンの本選に出場した8クラブのうちのひとつである。1993-94シーズンは[[ア・デモス|ア・デ・モス]]監督が指揮を執り、[[ゲオルゲ・ポペスク]]、[[ニイ・ランプティ]]、[[アーサー・ニューマン]]などの名選手がいたが3位に終わった。シーズン終了後にはブレーケレンが引退。ブレーケレンは10シーズンの間PSVのゴールを守り、クラブ史上最高のキーパーのひとりとみなされている。1994年夏には[[ロナルト・ヴァーテリュース]]と[[スタンレイ・メンソ]]のふたりのキーパーが加入してポジションを争い、より若いワテレースがポジションを掴んだ。デ・モス監督は1994年10月に解任され、[[キース・ライフェルス]]監督が暫定的にチームを指揮した後、12月に[[ディック・アドフォカート]]が正式な監督に就任した。1994年夏に加入した[[ロナウド]]は1994-95シーズンに30得点を挙げ、同じく新加入の[[ルク・ニリス]]とコンビを組んだが、アヤックスと[[ローダJC]]に次ぐ3位に終わった。1995-96シーズンはプレーの質を向上させて2位となり、UEFAチャンピオンズカップでは準々決勝に進出。バルセロナに敗れた。守備的ミッドフィールダーの[[ヴィム・ヨンク|ウィム・ヨンク]]、ニリス、ニューマン、センターバックの[[ヤープ・スタム]]、[[フィリップ・コクー]]、若手の[[ボーデウィン・ゼンデン]]などが在籍していた1996-97シーズンには5年ぶりにリーグ優勝した。21得点を挙げたニリスがリーグ得点王となり、[[オランダ年間最優秀選手賞]]を受賞した。1997-98シーズンはアヤックスのシーズンとして記憶されており、ニリスと[[ヒレス・デ・ビルデ]]のベルギー人コンビが多くの得点を挙げたが、リーグ戦でもKNVBカップ決勝でもアヤックスに敗れた。UEFAチャンピオンズリーグでは1992-93シーズン以来となる本選に出場し、[[ニューカッスル・ユナイテッドFC]]（イングランド）と[[FCバルセロナ]]（スペイン）を上回る勝ち点を挙げたが、[[FCディナモ・キエフ]]に次ぐ2位でグループリーグ敗退となった。

=== ケズマンとファン・ニステルローイ（1998–2002） ===
フランスで開催された[[1998 FIFAワールドカップ]]で[[サッカーオランダ代表|オランダ代表]]は4位となり、PSVは代表の成功の代償を支払うこととなった。スタム、コクー、ヨンクなどの主力選手が相次いで移籍し、完全に新しいチームで1998-99シーズンに臨まざるを得なかった。6年ぶりにロブソン監督が復帰すると、ニリスと新加入の[[ルート・ファン・ニステルローイ]]が計55得点を挙げる活躍を見せ、得点ランキングの1位と2位を独占した。最終節の[[FCユトレヒト]]戦は前半終了時に0-2と劣勢だったが、後半に3点を挙げて大逆転し、UEFAチャンピオンズリーグ出場権内の3位に浮上した。

ロブソン監督は1999年夏に退任し、1980年代に選手として在籍したゲレツが[[クラブ・ブルッヘ]]からPSVの新監督に就任。[[マルク・ファン・ボメル]]、[[ヨハン・フォーゲル]]、クラブ・ブルッヘでの教え子[[エリック・アッド]]などを獲得した。ベルギー出身のゲレツ監督にとっては国外クラブの初采配となったが、ニリスとファン・ニステルローイに[[アルノルト・ブルッヒンク]]を加えた3トップは計67得点を挙げる抜群の破壊力を誇り、ファン・ニステルローイは2シーズン連続でリーグ得点王に輝いた。中盤のフォーゲルとファン・ボメルも成功の立役者のひとりであり、3シーズンぶり15回目のリーグ優勝を飾った。

2000年夏にはニリスが退団し、十字靭帯断裂の大怪我を負ったファン・ニステルローイは2000-01シーズンの大半を欠場したが、新加入の[[マテヤ・ケズマン]]が大活躍してリーグ優勝に貢献し、同じく新加入の[[ケヴィン・ホフラント]]と[[ジョン・デ・ヨング]]も実力を発揮した。ケズマンは2000-01シーズンに24得点を、2002-03シーズンに35得点を、2003-04シーズンに31得点を挙げてリーグ得点王に輝いている。2000-01シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは[[RSCアンデルレヒト]]（ベルギー）と[[マンチェスター・ユナイテッドFC]]（イングランド）の後塵を拝したが、ケズマンのマンチェスター・U戦での美しい得点は多くのサポーターの心に残っている。グループ3位となったため[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]に回ったが、準々決勝の[[1.FCカイザースラウテルン]]（ドイツ）戦では怒ったサポーターがピッチに侵入し、クラブの歴史の汚点となった。準決勝に進出できず、[[欧州サッカー連盟]](UEFA)によって罰金処分とホームゲーム開催禁止（中立地開催）の処分を科された。エールディヴィジでは2連覇を果たした。

2001年夏には怪我が完治したファン・ニステルローイがマンチェスター・Uに移籍し、[[FCトゥウェンテ]]から[[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク]]を獲得。ケズマンとポジションを争った。2001-02シーズンは序盤戦に出遅れ、3連覇はならずアヤックスに戴冠を許した。UEFAチャンピオンズリーグでは[[FCナント]]（フランス）に1-4で敗れるなどし、グループ3位でUEFAカップに回った。4回戦では[[リーズ・ユナイテッドAFC]]（イングランド）を下し、欧州カップ戦の準々決勝ではオランダ史上初の同国対決が実現した。フェイエノールトとの試合は2試合とも1-1で引き分けたが、PK戦を制したフェイエノールトが準決勝に駒を進めた。ゲレツ監督はクラブからの信頼を失って解任された。

=== 2度目のヒディンク監督時代（2002–2006） ===
2002年夏、[[2002 FIFAワールドカップ]]で[[サッカー韓国代表|韓国]]をベスト4に導いた[[フース・ヒディンク]]監督がPSVの新監督に就任した。韓国代表の[[朴智星]]や[[李栄杓]]が加入し、2002-03シーズンには[[アリエン・ロッベン]]などのスター選手が誕生。リーグ戦では2シーズンぶりの優勝を果たしたが、[[UEFAチャンピオンズリーグ]]ではグループリーグ最下位に終わった。2003-04シーズンはリーグ優勝を逃し、UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグでは[[デポルティーボ・ラ・コルーニャ]]（スペイン）と同勝ち点ながら3位でグループリーグ敗退となった。[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]に回り、準々決勝では[[ボビー・ロブソン]]監督率いる[[ニューカッスル・ユナイテッドFC]]を破った。

キーパーの[[ロナルト・ヴァーテリュース]]は1994年から10シーズン在籍してリーグ戦285試合に出場したが、2003-04シーズン終了後に退団し、2004年夏にはロッベン、[[デニス・ロンメダール]]、[[マテヤ・ケズマン]]などの主力選手も退団した。センターバックの[[アレックス・ロドリゴ|アレックス]]、キーパーの[[エウレリョ・ダ・シウヴァ・ゴメス|ゴメス]]、フォワードの[[ジェフェルソン・ファルファン]]と[[ダマーカス・ビーズリー]]などを獲得し、ヒディンク監督は新しいチームを作り上げた。2004-05シーズンは[[マルク・ファン・ボメル]]、[[ヨハン・フォーゲル]]、コクーなどが中盤を構成し、[[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク]]と朴智星がフォワードを構成。UEFAチャンピオンズリーグでは[[アーセナルFC]]（イングランド）に次ぐグループ2位となり、大会名称変更後初めて決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦では前年度準優勝の[[ASモナコ]]（フランス）に2連勝し、準々決勝の[[オリンピック・リヨン]]（フランス）戦は2試合とも1-1の引き分けに終わったが、PK戦に勝利して準決勝進出を決めた。オランダのクラブが同大会の準決勝に進出するのは1996-97シーズンのアヤックス以来の出来事だった。準決勝の[[ACミラン]]戦のファーストレグには0-2で敗れたが、ホームで行なわれたセカンドレグでは朴智星とコクーの得点で2試合合計得点をタイに戻した。しかし、後半ロスタイムに[[マッシモ・アンブロジーニ]]に得点を許し、その直後にコクーが2点目を決めて粘ったものの、アウェーゴール差での敗退が決定した。この試合はクラブ史に残る試合であり、多くのサポーターがタンク（戦車）の異名を持つアレックスの涙を記憶している。リーグ戦では2シーズンぶり18回目のリーグ優勝を飾り、またKNVBカップでは8回目の優勝を飾ったことから、2004-05シーズンは近年最高のシーズンとされている。

2005年夏にはファン・ボメル、フォーゲル、朴智星、李栄杓、[[ウィルフレッド・ボウマ]]など多くの主力選手がチームを離れ、[[マイケル・ボール]]、[[ミカ・ヴァイリネン]]、[[サッカーベルギー代表|ベルギー代表]]の[[ティミー・シモンス]]などが加入した。[[イスマイル・アイサティ]]、[[イブラヒム・アフェレイ]]など下部組織出身の若手選手も加わった。2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグでは、ミラン、[[シャルケ04]]（ドイツ）、[[フェネルバフチェSK]]（トルコ）などと同居する難しいグループに組み込まれたが、ホームでミランを破るなどしてグループ2位で終え、2シーズン連続で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではリヨンと再戦し、今度は2連敗して大会から敗退した。国内リーグでは2連覇を果たしたが、KNVBカップでは決勝でライバルのアヤックスに敗れ、この試合がヒディンク監督のラストゲームとなった。ヒディンク監督は第1期（1986年-1990年）と第2期（2002年-2006年）に計6回のリーグ優勝、計4回のKNVBカップ優勝、1回のUEFAチャンピオンズカップ優勝を果たした。

=== 経営面での混乱とスポーツ面での低迷（2000年代後半） ===
[[File:PSV Kampioen20072008.jpg|thumb|right|250px|2007-08シーズンのリーグ優勝]]

2006年夏にはヒディンク監督の後任として[[ロナルド・クーマン]]監督が就任。[[サッカーエクアドル代表|エクアドル代表]]の[[エディソン・メンデス]]、[[サッカーメキシコ代表|メキシコ代表]]の[[カルロス・サルシード]]と、いずれも[[2006 FIFAワールドカップ]]に出場して決勝トーナメント進出に貢献した南米出身選手を獲得した。[[アンドレ・オーイェル]]と[[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク]]はシーズン開幕後にクラブを離れ、代役として[[ヤン・クロムカンプ]]と[[パトリック・クライファート]]を獲得した。2006-07シーズンは[[ジェフェルソン・ファルファン]]と[[アルナ・コネ]]がチーム内得点王を争い、一時は他クラブに大きな差を築いたものの、すぐに勝ち点差は消滅した。UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグでは[[リヴァプールFC]]（イングランド）、[[FCジロンダン・ボルドー]]（フランス）、[[ガラタサライSK]]（トルコ）と同組となったが、リヴァプールに次ぐグループ2位で3シーズン連続の決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦の[[アーセナルFC]]（イングランド）戦では自陣にも敵陣にも攻め込んだアレックスの活躍で勝利したが、準々決勝では再びリヴァプールと対戦して2試合合計0-4で敗れた。UEFAチャンピオンズリーグからの敗退後、スフイテマ会長は国内リーグで優勝を逃すことが濃厚だとしてクーマン監督を批判したが、PSVは最後まで優勝争いに加わった。最終節を前にしてAZ、アヤックス、PSVの3クラブが勝ち点72で並び、得失点差でAZが首位に立っていた。AZは最終節で[[エクセルシオール・ロッテルダム]]に敗れて優勝を逃し、PSVとアヤックスは揃って勝利したが、得失点差でアヤックス(+49)を逆転したPSV(+50)が3位からの大逆転優勝を飾った。2006-07シーズンはリーグ史上もっとも刺激的で、僅差で優勝が決まったシーズンのひとつに数えられている。

[[File:IbrahimAfellay.jpg|thumb|right|250px|下部組織出身で2010年にキャプテンを務めた[[イブラヒム・アフェライ]]]]

2007年夏にはスフイテマ会長が退いてヤン・レケル会長が就任したため、クーマン監督は留任を決めた。中心選手のコクーやアレックスやA・コネがクラブを離れ、[[ケネス・ペレス]]や[[ダンコ・ラゾビッチ]]や[[ダニー・クーフェルマンス]]などが加入。レンタル移籍していたアイサティなどが復帰した。クーマン監督はPSVとの契約途中の10月31日に[[バレンシアCF]]（スペイン）監督に就任したため、[[ヤン・ボウタース]]暫定監督を経て元[[名古屋グランパス]]（日本）監督の[[セフ・フェルホーセン]]がシーズン終了までの契約で正式な後任監督に就任した<ref>[http://english.psv.nl/web/show/id=58980/contentid=22065 PSV appoint Huub Stevens as their new head coach] PSV公式サイト</ref>。12月31日には、半年前に加入したばかりのペレスがアヤックスに移籍したが、レケル会長は移籍がペレス自身の選択だと断言した<ref>[http://www.nrc.nl/sport/article877373.ece/Reker_Perez_initieerde_transfer_zelf nrc.nl – Sport – Reker: Perez initieerde transfer zelf<!-- Bot generated title -->]</ref>。2008年2月26日には、2005年に負った怪我からリハビリ途中だった[[ジョン・デ・ヨンク]]が30歳の若さで現役引退を発表<ref>{{cite news |url=http://www.goal.com/en/Articolo.aspx?ContenutoId=600662 |title=Injury victim de jong retires at 30 |date=26 February 2008 |accessdate=2008-02-26 |publisher=Goal.com}}</ref>。このように人的な移動が激しいシーズンだったが、PSVは21回目の優勝を果たした。4連覇はリーグ史上3度目の偉業であり、[[HVVデン・ハーグ]]（1899-1900シーズンから1902-03シーズン）とPSV（1985-86シーズンから1988-89シーズン）しか達成していない。

2008年夏には[[フーブ・ステーフェンス]]監督が就任し、[[ヨハン・クライフ・スハール]]ではフェイエノールトを破って優勝。リーグ戦でも順調な滑り出しを見せたが、UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ初戦の[[アトレティコ・マドリード]]戦に0-3で敗れて歯車が狂いだした。[[リヴァプールFC]]（イングランド）や[[オリンピック・マルセイユ]]（フランス）などと同居したグループリーグでは、ホームでのマルセイユ戦にしか勝利できず、最下位でのグループリーグ敗退となった。欧州カップ戦で年を越せなかったのは2002-03シーズン以来6年ぶりのことだった。2009年1月にはステーフェンス監督が辞任し、[[ドワイト・ローデヴェーヘス]]が後任監督に就任したが、リーグ戦は最終的に4位で終えた。4位以下に終わったのは1980-81シーズン（5位）以来であり、偶然ではあるが、どちらのシーズンも優勝したのは[[AZアルクマール]]だった。1996-97シーズン以降では初めてUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃し、代わりに[[UEFAヨーロッパリーグ]]の第1回大会の出場権を得た。

2009年夏には元シャルケ監督の[[フレット・ルッテン]]が監督に就任し、2009-10シーズン前半戦は公式戦（国内リーグ、国内カップ、[[UEFAヨーロッパリーグ]]）無敗で終えた。[[FCトゥウェンテ]]も前半戦のリーグ戦を無敗で終えていたため、年明け時点でトゥウェンテに次ぐ2位に付けていたが、後半戦には調子を落として取りこぼしを重ね（2010年最初の10試合は6勝2分2敗）、KNVBカップではフェイエノールトに、UEFAヨーロッパリーグでは[[ハンブルガーSV]]にアウェーゴール差で敗れて大会からの敗退が決まった。2月の[[NACブレダ]]戦でリーグ戦初黒星を喫し、3月14日時点ではまだ2位につけていたが、その後アヤックスに抜かれて3位に順位を落とした。引き分けの多さから勝ち点を伸ばすことができず、2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られなかった。

2010年10月24日のフェイエノールト戦には10-0で大勝。[[ジョナタン・レイス]]が3得点、[[オラ・トイヴォネン]]が1得点、[[イェレマイン・レンス]]が2得点、[[ジュジャーク・バラージュ]]が2得点、[[オルランド・エンヘラール]]が1得点を挙げた（1点はオウンゴール）。PSVは1973年の[[ゴー・アヘッド・イーグルス]]戦と1998年の[[FCフォレンダム]]戦でも同スコアを記録しており、10点差で勝利するのは3度目だった<ref>{{cite news |url=http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/europe/9122424.stm |work=BBC News |title=PSV put 10 goals past Feyenoord |date=24 October 2010 |accessdate=2013-05-12}}</ref>。2010-11シーズンのUEFAヨーロッパリーグ・決勝トーナメント1回戦では[[LOSCリール・メトロポール]]（フランス）と対戦し、2試合合計5-3で勝利。決勝トーナメント2回戦では[[レンジャーズFC]]（スコットランド）に2試合合計1-0で勝利したが、準々決勝では[[SLベンフィカ]]に2試合合計3-6で敗れた。同シーズンの国内リーグ戦ではアヤックスやトゥウェンテとの優勝争いに競り負け、期待外れの3位に終わった。財政問題に悩まされ、資産差し押さえに発展する可能性を消すためにアイントホーフェン市議会から多額の援助を受けた。深刻な財政状況のため、名のある選手の獲得は不可能だった。キャプテンであり英雄的存在の[[イブラヒム・アフェライ]]は冬の移籍期間に[[FCバルセロナ]]（スペイン）に売却され、2011年夏にはハンガリー人ウインガーのジュジャークが金満クラブ化した[[FCアンジ・マハチカラ]]（ロシア）に移籍した。

[[File:Kevin-strootman-1312798203.jpg|thumb|right|250px|バスから降りる[[ケヴィン・ストロートマン]]]]

2011年夏には[[ドリース・メルテンス]]、[[ティム・マタヴジュ]]などが加入し、レンタルで加入したポーランド人キーパーの[[プジェミスワフ・ティトン]]は後に買い取りオプションが行使されて完全移籍した。2011-12シーズンのUEFAヨーロッパリーグ・グループリーグでは5勝1分のグループ首位で決勝トーナメント進出を決め、決勝トーナメント1回戦では[[トラブゾンスポル]]（トルコ）を破ったが、決勝トーナメント2回戦の[[バレンシアCF]]（スペイン）戦ファーストレグには2-4で敗れた。2012年3月12日には成績不振による[[フレット・ルッテン]]監督の解任が発表され、アシスタントコーチのコクーがシーズン終了までの暫定監督に就任。選手やユースチーム監督としてPSVに在籍経験がある[[FCアイントホーフェン]]監督の[[エルネスト・ファベル]]がアシスタントコーチに就任した<ref name=PSV.nl>[http://psv.nl/News/News-page/PSV-appoint-Phillip-Cocu-as-caretaker.htm PSV appoint Phillip Cocu as caretaker] PSV公式サイト</ref>。コクーの初采配試合となったバレンシア戦セカンドレグに引き分けて大会からの敗退が決まったが、KNVBカップでは決勝で[[ヘラクレス・アルメロ]]に3-0で快勝して7シーズンぶり9回目の優勝を決めた<ref name=Cocu's PSV seal Dutch Cup success by Berend Scholten on UEFA.com>[http://www.uefa.com/memberassociations/association=ned/news/newsid=1781995.html Cocu's PSV seal Dutch Cup success by Berend Scholten] UEFA.com</ref>。この試合には約17,000人のPSVサポーターが会場のロッテルダムに押し掛け、[[オラ・トイヴォネン]]が華麗なヒールシュートで先制点を決め、メルテンスとレンスが追加点を挙げた。リーグ戦は再び3位に終わってUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したが、約4年ぶりのトロフィーとなったKNVBカップの優勝が慰めとなった。4月6日には[[オランダサッカー協会]]による財政指数区分でカテゴリー3に分類された。これは「健全」を表す区分であり、財政強度に基づいて各クラブが分類されている<ref name="VI.nl">[http://www.vi.nl/nieuws/218955/PSV-terug-in-categorie-voor-financieel-gezonde-clubs.htm PSV terug in categorie voor financieel gezonde clubs] Voetbal International</ref>。5月10日には以前にもPSVの監督を務めた[[ディック・アドフォカート]]が1年契約で正式な監督に就任した<ref name="fcupdate.nl">[http://www.fcupdate.nl/voetbalnieuws/204077/advocaat-denkt-snel-rond-te-zijn-met-psv/  Advocaat denkt snel rond te zijn met PSV] FC Update.nl</ref>。

=== 現在（2010年代-） ===
2012年夏、下部組織出身の有望株である[[ザカリア・ラビアド]]が[[スポルティング・リスボン|スポルティングCP]]に売却され、既に契約を交わしていたデンマーク人の[[マティアス・イェルゲンセン]]が加入した。元キャプテンのファン・ボメルがミランから加入し<ref name="VI.nl 2">[http://www.vi.nl/nieuws/220280/Van-Bommel-geeft-PSV-jawoord-voor-eenjarig-contract.htm Van Bommel geeft PSV jawoord voor eenjarig contract] Voetbal International</ref>、[[SCヘーレンフェーン]]からウインガーの[[ルシアーノ・ナルシン]]を獲得。ヨハン・クライフ・スハールではアヤックスを4-2で下して優勝し<ref name="Uefa.com Berend S">[http://www.uefa.com/memberassociations/association=ned/news/newsid=1845077.html PSV beat Ajax to claim Dutch Super Cup] UEFA.com</ref>、UEFAヨーロッパリーグ・予選プレーオフの[[FKゼタ]]（モンテネグロ）戦では2試合合計14-0で圧勝してグループリーグ出場を決めた。グループリーグでは[[FCドニプロ・ドニプロペトロウシク]]（ウクライナ）、[[SSCナポリ]]（イタリア）、[[AIKソルナ]]（スウェーデン）と同組となり、ナポリとのアウェーゲームには3-1で勝利したが、これはナポリにとって欧州カップ戦のホームゲームでの18年ぶりの敗北となった<ref name="Uefa.com - Europa League">[http://www.uefa.com/uefaeuropaleague/season=2013/matches/round=2000356/match=2010022/postmatch/report/index.html/  Matavž hat-trick propels PSV to Napoli success] UEFA.com</ref>。しかしPSVはドニプロとナポリに次ぐグループ3位で大会から敗退した。リーグ戦では前半戦だけで60得点を挙げ、ウィンターブレークの時点で首位に立っていた。2013年1月には[[IFエルフスボリ]]（スウェーデン）から[[オスカル・ヒルイェマルク]]を獲得<ref name="skysports.com">[http://www1.skysports.com/football/news/11914/8380741/PSV-Eindhoven-have-signed-midfielder-Oscar-Hiljemark-from-Elfsborg PSV Eindhoven have signed midfielder Oscar Hiljemark from Elfsborg] Sky Sports</ref>。

== スタジアムと練習施設 ==
[[File:Philips Stadion.jpg|thumb|right|300px|35,000人収容の[[フィリップス・スタディオン]]]]
[[File:De Herdgang - training PSV.jpg|thumb|right|300px|練習場のデ・ヘルドハンフ]]

1911年1月、5歳の[[フレデリック・フィリップス|フリッツ・フィリップス]]（後にフィリップス社のCEOとなる）によってフィリップス・エルフタルの落成式と初試合が行なわれたが、クラブはまだ創設されていなかった。スタジアムの近隣はフィリップスドルプ（フィリップス村）と呼ばれ、アイントホーフェンの中心部からほど近かった。1913年にクラブが創設してからも、ホームスタジアムは一貫して同じ場所にある。クラブ創設当初はフィリップス・スポルトパルクと呼ばれ、300人収容の小規模なグラウンドだった<ref name="ケーススタディ5"/>。1941年には18,000人収容のスタジアムとなり、第二次世界大戦で被災したが、1958年には再び改築されて22,000人収容となった。2000年と2002年にも角部分の改修工事が行なわれ、現在の[[フィリップス・スタディオン]]という名称、サッカーの試合開催時の収容人数35,000人に落ち着いた。収容人数を45,000人まで拡張する計画があり、仮に[[2018 FIFAワールドカップ]]の開催地がオランダ・ベルギーに決定していた場合には計画の実施が決定的だったが、2010年12月に行なわれた投票でFIFAワールドカップの開催地はロシアに決定した。

2000年にオランダとベルギーで共同開催された[[UEFA EURO 2000]]の際には開催地のひとつとなった。2006年には[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]決勝の開催地となり、[[セビージャFC]]（スペイン）が[[ミドルズブラFC]]（イングランド）を下して優勝した。2000年代の10年間は1試合平均観客数が31,000人から34,000人で推移しており、アヤックス、フェイエノールトに次いでオランダ第3位である。観客席は全席固定座席で屋根に覆われ、全席が暖房設備を有している。2005年夏にはピッチ周りの高いフェンスが取り除かれ、高さ90cmの手すりに代えられた。許可なくピッチに侵入すると15,000ユーロの罰金と10年間のスタジアム入場禁止処分が科せられる。

スタジアム内には[[ミシュランガイド|レッドミシュラン]]オランダ版で1つ星の認定を受けたレストラン(Avant Garde)があり、サッカーの試合を観戦しながら食事を行なうことが可能である。オランダ国内でレッドミシュランの星付きレストランを抱えるスタジアムはここだけである。スタジアムから約3.5km北西にはデ・ヘルドハンフ(De Herdgang)と呼ばれる練習施設があり、天然芝や人工芝のピッチを持つ複合施設である。トップチームは練習を一般公開することもあり、また下部組織（ヨング・PSV）の拠点もデ・ヘルドハンフである。デ・ヘルドハンフの近くにはフィリップス・ヨンフパルクという緑豊かな公園がある。

{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size: smaller"
|-
! colspan=5| エールディヴィジのビッグ3の1試合平均観客数<ref>[http://www.worldfootball.net/zuschauer/bel-eerste-klasse-2013-playoff-i/1/ Eerste klasse Attendance]World Football.net</ref>
|-
! rowspan=2| シーズン
! colspan=3| 平均観客数
|-
! アヤックス
! PSV
! <small>フェイエノールト</small>
|-
|1997-98 || bgcolor=gold|48,423人 || bgcolor=silver|27,865人 || bgcolor="#ac6b25"|25,042人
|-
|1998-99 || bgcolor=gold|41,275人 || bgcolor="#ac6b25"|26,550人 || bgcolor=silver|31,231人
|-
|1999-00 || bgcolor=gold|40,866人 || bgcolor="#ac6b25"|28,441人 || bgcolor=silver|31,532人
|-
|2000-01 || bgcolor=silver|36,280人 || bgcolor="#ac6b25"|31,735人 || bgcolor=gold|37,609人
|-
|2001-02 || bgcolor=silver|36,328人 || bgcolor="#ac6b25"|31,494人 || bgcolor=gold|39,903人
|-
|2002-03 || bgcolor=gold|47,571人 || bgcolor="#ac6b25"|33,106人 || bgcolor=silver|43,124人
|-
|2003-04 || bgcolor=gold|48,996人 || bgcolor="#ac6b25"|32,853人 || bgcolor=silver|41,412人
|-
|2004-05 || bgcolor=gold|48,031人 || bgcolor="#ac6b25"|31,806人 || bgcolor=silver|39,329人
|-
|2005-06 || bgcolor=gold|46,006人 || bgcolor="#ac6b25"|33,088人 || bgcolor=silver|41,294人
|-
|2006-07 || bgcolor=gold|48,551人 || bgcolor="#ac6b25"|33,601人 || bgcolor=silver|40,676人
|-
|2007-08 || bgcolor=gold|49,092人 || bgcolor="#ac6b25"|33,576人 || bgcolor=silver|44,853人
|-
|2008-09 || bgcolor=gold|49,014人 || bgcolor="#ac6b25"|33,406人 || bgcolor=silver|44,044人
|-
|2009-10 || bgcolor=gold|48,681人 || bgcolor="#ac6b25"|33,424人 || bgcolor=silver|43,882人
|-
|2010-11 || bgcolor=gold|47,316人 || bgcolor="#ac6b25"|33,612人 || bgcolor=silver|42,124人
|-
|2011-12 || bgcolor=gold|50,417人 || bgcolor="#ac6b25"|33,353人 || bgcolor=silver|44,781人
|-
|2012-13 || bgcolor=gold|50,490人 || bgcolor="#ac6b25"|33,082人 || bgcolor=silver|45,147人
|-
|}

== タイトル ==
=== 国内タイトル ===
* '''[[エールディヴィジ]]：21回'''
** 1928-29, 1934-35, 1950-51, 1962-63, 1974-75, 1975-76, 1977-78, 1985-86, 1986-87, 1987-88, 1988-89, 1990-91, 1991-92, 1996-97, 1999-00, 2000-01, 2002-03, 2004-05, 2005-06, 2006-07, 2007-08

* '''[[KNVBカップ]]：9回'''
** 1949-50, 1973-74, 1975-76, 1987-88, 1988-89, 1989-90, 1995-96, 2004-05, 2011-12

* '''[[ヨハン・クライフ・スハール]]：9回'''
** 1992, 1996, 1997, 1998, 2000, 2001, 2003, 2008, 2012

=== 国際タイトル ===
* '''[[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]：1回'''
** 1987-88 

* '''[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]：1回'''
** 1977-78

=== 親善タイトル ===
*'''フィリップス・トーナメント : 3回'''
**1982, 1984, 1985

*'''[[コリアカップ国際サッカー大会|韓国大統領杯]]: 1回'''
**1983

*'''トルネオ・インテルナシオナル・デ・フトボル・デ・マスパロマス : 3回'''
**1984, 1985, 2000

*トロフェオ・ビラ・デ・マドリード: 1回'''
**1984

* '''[[ピースカップ (サッカー)|ピースカップ]]：1回'''
** 2003

* '''[[ロシア・レイルウェイズ・カップ]]：1回'''
** 2007

*'''ポリッシュ・マスターズ・カップ: 1回'''
**2012

== 成績 ==
{{col-start}}
{{col-break|width=50%}}
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size: smaller;"
|-
!rowspan="2"|シーズン
!rowspan="2"|エール<br>ディヴィジ
!rowspan="2"|KNVB<br>カップ
!rowspan="2" colspan="2"|欧州カップ
!rowspan="2" colspan="2"|その他
!colspan="2" |最多得点者
|-
!選手
!得点数
|-
!1956-57
| 5位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[クーン・ディレン|ディレン]] || 43点
|-
!1957-58
| 10位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[クーン・ディレン|ディレン]] || 28点
|-
!1958-59
| 10位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[クーン・ディレン|ディレン]] || 15点
|-
!1959-60
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || 開催されず ||  ||  ||  ||
|[[クーン・ディレン|ディレン]] || 31点
|-
!1960-61
| 7位 ||  ||  ||  ||  ||
|Piet Kruiver || 17点
|-
!1961-62
| bgcolor=silver|2位 ||  ||  ||  ||  ||
|Pierre Kerkhofs || 19点
|-
!1962-63
| 5位 ||  ||  ||  ||  ||
|Pierre Kerkhofs || 22点
|-
!1963-64
| bgcolor=silver|2位 ||  || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || ベスト8 ||  ||
|Bert Theunissen || 22点
|-
!1964-65
| 4位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 20点
|-
!1965-66
| 8位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 23点
|-
!1966-67
| 6位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 21点
|-
!1967-68
| 14位 ||  ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 21点
|-
!1968-69
| 5位 || bgcolor=silver|準優勝 ||  ||  ||  ||
|Niro Mares || 17点
|-
!1969-70
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || bgcolor=silver|準優勝 ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 26点
|-
!rowspan=2| 1970-71
| rowspan=2| 4位 || rowspan=2| 2回戦敗退 || rowspan=2|  || rowspan=2|  || rowspan=2|  || rowspan=2| 
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || rowspan=2| 14点
|-
| [[ヨハン・デヴリンド|デヴリンド]]
|-
!1971-72
| 8位 || ベスト16 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 3回戦敗退 ||  ||
|[[ヨハン・デヴリンド|デヴリンド]] || 12点
|-
!1972-73
| 6位 || ベスト8 ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 13点
|-
!1973-74
| 4位 || bgcolor=gold|優勝 ||  ||  ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 27点
|-
!1974-75
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || bgcolor="#ac6b25"|[[UEFAカップウィナーズカップ|CWC]] || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 28点
|-
!1975-76
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor=gold|優勝 || bgcolor="#ac6b25"|[[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 27点
|-
!1976-77
| bgcolor=silver|2位 || ベスト8 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 24点
|-
!1977-78
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || bgcolor=gold|[[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || bgcolor=gold|優勝 ||  ||
|Gerrie Deijkers || 18点
|-
!1978-79
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]] || 14点
|-
!rowspan=2| 1979-80
| rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|3位 || rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || rowspan=2| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || rowspan=2| 2回戦敗退 || rowspan=2|  ||rowspan=2| 
|[[パウル・ポストゥマ|ポストゥマ]] || rowspan=2| 12点
|-
| [[ヴィリー・ファン・デル・カイレン|V・D・カイレン]]
|-
!1980-81
| 5位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[パウル・ポストゥマ|ポストゥマ]] || 15点
|-
!1981-82
| bgcolor=silver|2位 || ベスト16 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[ルート・ヘールス|ヘールス]] || 15点
|-
!rowspan=2| 1982-83
| rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|3位 || rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || rowspan=2| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || rowspan=2| 1回戦敗退 || rowspan=2|  ||rowspan=2| 
|[[ハルワルド・トーレセン|トーレセン]] || rowspan=2| 22点
|-
| [[ユリー・クールホフ|クールホフ]]
|-
!rowspan=2| 1983-84
| rowspan=2 bgcolor=silver|2位 || rowspan=2| ベスト8 || rowspan=2| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || rowspan=2| 2回戦敗退 || rowspan=2|  ||rowspan=2| 
|[[ハルワルド・トーレセン|トーレセン]] || rowspan=2| 23点
|-
| [[ユリー・クールホフ|クールホフ]]
|-
!1984-85
| bgcolor=silver|2位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[ハルワルド・トーレセン|トーレセン]] || 21点
|-
!1985-86
| bgcolor=gold|1位 || 2回戦敗退 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 2回戦敗退 ||  ||
|[[ルート・フリット|フリット]] || 24点
|-
!1986-87
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || 1回戦敗退 ||  ||
|[[ルート・フリット|フリット]] || 22点
|-
|}
{{col-break|width=50%}}
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size: smaller;"
|-
!rowspan="2"|シーズン
!rowspan="2"|エール<br>ディヴィジ
!rowspan="2"|KNVB<br>カップ
!rowspan="2" colspan="2"|欧州カップ
!rowspan="2" colspan="2"|その他
!colspan="2" |最多得点者
|-
!選手
!得点数
|-
!1987-88
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor=gold|優勝 || bgcolor=gold|[[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || bgcolor=gold|優勝 ||  ||
|[[ヴィム・キーフト|キーフト]] || 28点
|-
!rowspan=2| 1988-89
| rowspan=2 bgcolor=gold|1位 || rowspan=2 bgcolor=gold|優勝 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || ベスト8 || rowspan=2 bgcolor=silver|[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|IC]]  ||rowspan=2 bgcolor=silver|準優勝
|rowspan=2| [[ロマーリオ]] || rowspan=2| 19点
|-
| bgcolor=silver|[[UEFAスーパーカップ|USC]] || bgcolor=silver|準優勝
|-
!1989-90
| bgcolor=silver|2位 || bgcolor=gold|優勝 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || ベスト8 ||  ||
|[[ロマーリオ]] || 23点
|-
!1990-91
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAカップウィナーズカップ|CWC]] || 1回戦敗退 ||  ||
|[[ロマーリオ]] || 25点
|-
!1991-92
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]] || 2回戦敗退 || bgcolor=silver|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=silver|準優勝
|[[ヴィム・キーフト|キーフト]] || 19点
|-
!1992-93
| bgcolor=silver|2位 || ベスト8 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || GS敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[ロマーリオ]] || 22点
|-
!rowspan=2| 1993-94
| rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|3位 || rowspan=2| ベスト8 || rowspan=2| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || rowspan=2| 1回戦敗退 || rowspan=2|  ||rowspan=2| 
|[[ニイ・ランプティ|ランプティ]] || rowspan=2| 10点
|-
| [[アーサー・ニューマン|ニューマン]]
|-
!1994-95
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || ベスト16 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || 1回戦敗退 ||  ||
|[[ロナウド]] || 30点
|-
!1995-96
| bgcolor=silver|2位 || bgcolor=gold|優勝 || [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || ベスト8 ||  ||
|[[ルク・ニリス|ニリス]] || 21点
|-
!1996-97
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || [[UEFAカップウィナーズカップ|CWC]] || 2回戦敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[ルク・ニリス|ニリス]] || 21点
|-
!1997-98
| bgcolor=silver|2位 || bgcolor=silver|準優勝 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || GS敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[ルク・ニリス|ニリス]] || 14点
|-
!1998-99
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || GS敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[ルート・ファン・ニステルローイ|V・ニステルローイ]] || 31点
|-
!1999-00
| bgcolor=gold|1位 || ベスト16 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || 1次GS敗退 ||  ||
|[[ルート・ファン・ニステルローイ|V・ニステルローイ]] || 29点
|-
!rowspan=2| 2000-01
| rowspan=2 bgcolor=gold|1位 || rowspan=2 bgcolor=silver|準優勝 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || 1次GS敗退 || rowspan=2 bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || rowspan=2 bgcolor=gold|優勝
|rowspan=2| [[マテヤ・ケズマン|ケズマン]] || rowspan=2| 24点
|-
| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || ベスト8
|-
!rowspan=2| 2001-02
| rowspan=2 bgcolor=silver|2位 || rowspan=2 bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || 1次GS敗退 || rowspan=2 bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || rowspan=2 bgcolor=gold|優勝
|rowspan=2|[[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク|V・ヘッセリンク]] || rowspan=2|22点
|-
| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || ベスト8
|-
!2002-03
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || 1次GS敗退 || bgcolor=silver|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=silver|準優勝
|[[マテヤ・ケズマン|ケズマン]] || 35点
|-
!rowspan=2| 2003-04
| rowspan=2 bgcolor=silver|2位 || rowspan=2| ベスト8 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || 1次GS敗退 || rowspan=2 bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || rowspan=2 bgcolor=gold|優勝
|rowspan=2| [[マテヤ・ケズマン|ケズマン]] || rowspan=2| 31点
|-
| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || ベスト8
|-
!2004-05
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor=gold|優勝 || bgcolor="#ac6b25"|[[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || bgcolor="#ac6b25"|ベスト4 ||  ||
|[[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク|V・ヘッセリンク]] || 19点
|-
!2005-06
| bgcolor=gold|1位 || bgcolor=silver|準優勝 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || ベスト16 || bgcolor=silver|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=silver|準優勝
|[[ジェフェルソン・ファルファン|ファルファン]] || 21点
|-
!2006-07
| bgcolor=gold|1位 || ベスト8 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || ベスト8 || bgcolor=silver|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=silver|準優勝
|[[ジェフェルソン・ファルファン|ファルファン]] || 21点
|-
!rowspan=2| 2007-08
| rowspan=2 bgcolor=gold|1位 || rowspan=2| 失格 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || GS敗退 || rowspan=2 bgcolor=silver|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || rowspan=2 bgcolor=silver|準優勝
|rowspan=2| [[ダニー・クーフェルマンス|クーフェルマンス]] || rowspan=2| 14点
|-
| [[UEFAヨーロッパリーグ|UC]] || ベスト8
|-
!2008-09
| 4位 || 3回戦敗退 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || GS敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[イブラヒム・アフェライ|アフェライ]] || 13点
|-
!2009-10
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || ベスト8 || [[UEFAヨーロッパリーグ|EL]] || ベスト32 ||  ||
|[[ジュジャーク・バラージュ|ジュジャーク]] || 14点
|-
!2010-11
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || ベスト8 || [[UEFAヨーロッパリーグ|EL]] || ベスト16 ||  ||
|[[ジュジャーク・バラージュ|ジュジャーク]] || 16点
|-
!2011-12
| bgcolor="#ac6b25"|3位 || bgcolor=gold|優勝 || [[UEFAヨーロッパリーグ|EL]] || ベスト16 ||  ||
|[[ドリース・メルテンス|メルテンス]] || 21点
|-
!2012-13
| bgcolor=silver|2位 || bgcolor=silver|準優勝 || [[UEFAヨーロッパリーグ|EL]] || GS敗退 || bgcolor=gold|[[ヨハン・クライフ・スハール|SC]] || bgcolor=gold|優勝
|[[ドリース・メルテンス|メルテンス]]  || 16点
|-
!2013-14
| 4位 || 3回戦敗退 || [[UEFAチャンピオンズリーグ|CL]] || PO敗退 ||  || 
|[[ユルゲン・ロカディア]]  || 13点
|}
{{col-end}}

== スポンサー ==
[[File:Philips logo new.svg|thumb|right|300px|1982年からメインスポンサーを務めるフィリップスのロゴ]]

{| class="wikitable" style="font-size: smaller"
|-
! 種類 !! 名称 !! 業種
|-
| メインスポンサー || {{Flagicon|NED}} [[フィリップス]] || 家電
|-
| rowspan=11| オフィシャルパートナー || {{Flagicon|USA}} [[ナイキ]] || スポーツ用品
|-
| {{Flagicon|GER}} [[メルセデス・ベンツ]] || 自動車
|-
| {{Flagicon|NED}} [[ババリアビール]] || ビール
|-
| {{Flagicon|NED}} [[ラボバンク]] || 銀行
|-
| {{Flagicon|NED}} [[VDL グループ]] || 工業品製造
|-
| {{Flagicon|BEL}} [[BDOインターナショナル]] || 会計事務
|-
| デ・ラーゲ・ランデン || 
|-
| バニング || 
|-
| フレオ || 
|-
| Driessen HRM Payroll || 
|-
| Menzis || 
|-
| rowspan=4| オフィシャルサプライヤー || {{Flagicon|USA}} [[ザ コカ・コーラ_カンパニー|コカ・コーラ]]　|| 飲料
|-
| アスロン・カー・リース || 自動車リース
|-
| Gentiluomo || 
|-
| Maison van den Boer || 
|-
|}

== 現所属メンバー ==
; 2014年7月6日時点
{{サッカークラブチーム選手一覧 開始}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=1|国籍=NED|ポジション=GK|名前=[[イェルーン・ズート]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=3|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[カリム・レキク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=4|国籍=COL|ポジション=DF|名前=[[サンティアゴ・アリアス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=5|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[ジェフリー・ブルマ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=6|国籍=NED|ポジション=MF|名前=[[アダム・マヘル]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=7|国籍=NED|ポジション=FW|名前=[[メンフィス・デパイ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=8|国籍=NED|ポジション=MF|名前=[[スタイン・スハールス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=9|国籍=NED|ポジション=FW|名前=[[ルーク・デ・ヨング]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=10|国籍=NED|ポジション=MF|名前=[[ジョルジニオ・ワイナルドゥム]]([[主将]][[ファイル:Captain sports.svg|12px]])}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=11|国籍=NED|ポジション=FW|名前= [[ユルゲン・ロカディア]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=14|国籍=NED|ポジション=FW|名前=[[フロリアン・ヨゼフゾーン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=15|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[イェトロ・ウィレムス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=17|国籍=NED|ポジション=FW|名前=[[ルシアーノ・ナルシン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=18|国籍=BEL|ポジション=DF|名前=[[ティモシー・デライク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 中央}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=20|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[ジョシュア・ブレネト]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=22|国籍=NED|ポジション=GK|名前=[[レムコ・パスフェール]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=23|国籍=NED|ポジション=MF|名前=[[ライ・フロート]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=24|国籍=AUT|ポジション=MF|名前=[[マルセル・リッツマイアー]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=25|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[メンノ・コッホ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=26|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[クリント・レーマンス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=27|国籍=SWE|ポジション=MF|名前=[[オスカー・ヒリェマーク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=28|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[アベル・タマタ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=29|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[ジョリット・ヘンドリクス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=30|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[ヨルディ・デ・ウィス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=31|国籍=NED|ポジション=GK|名前=[[ナイジェル・バートラム]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=39|国籍=BEL|ポジション=FW|名前=[[ザカリア・バカリ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=41|国籍=NED|ポジション=GK|名前=[[ジェシー・バートラム]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 終了}}

=== ローン移籍選手 ===
;in
{{サッカークラブチーム選手一覧 開始}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=3|国籍=NED|ポジション=DF|名前=[[カリム・レキク]]|その他=[[マンチェスター・シティFC]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 終了}}

;out
{{サッカークラブチーム選手一覧 開始}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=--|国籍=POL|ポジション=GK|名前=[[プジェミスワフ・ティトン]]|その他=[[エルチェCF|エルチェ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 終了}}

=== 2014-15シーズン移籍 ===
{{main|:en:List_of_Dutch_football_transfers_summer_2014}}

=== 欠番 ===
<big>'''12'''</big> – サポーター
<big>'''99'''</big> – フォクシー（クラブのマスコット）

== 歴代会長 ==
{{表2列|
* 1913-1920 J・W・ホフケス
* 1920-1921 J・ファン・デル・レール
* 1921-1925 J・W・ホフケス
* 1925-1926 N・ハルベルツマ
* 1926-1927 A・ブルークマン
* 1927-1928 J・スミッツ
* 1928-1932 A・カース
* 1932-1939 A・ファン・アンローイ
* 1939-1945 C・M・モレルス
* 1945-1951 A・ヴォールウィンデ
|
* 1951-1954 C・M・モレルス
* 1954-1963 A・ファン・ストリーン
* 1963-1970 M・J・ヤンセン・フラチョン
* 1970-1983 A・P・フルーネヴェルト
* 1983-1993 J・H・ルッツ
* 1993-1996 W・G・マエイェル
* 1996-2004 ハリー・ファン・ラーエイ
* 2005-2010 フリッツ・スフイテマ
* 2010- R・W・J・フェルケルク
}}

== 歴代監督 ==
{| class="wikitable" style="text-align: center"
|-
! rowspan=2| 在任期間 !! rowspan=2|名前 !! colspan=5| 獲得タイトル
|-
! 国内<br>リーグ !! 国内<br>カップ !! <small>国内スー<br>パーカップ</small> !! 欧州<br>カップ !! その他
|-
|1914-1916 || align=left|{{flagicon|NED}} キース・メインデルス ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1916-1921 || align=left|{{flagicon|NED}} ウォウト・ブイテンウェグ ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1921-1922 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ヤン・ボス]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1922-1926 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ジョン・リービー]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1926-1927 || align=left|{{flagicon|NED}} ベン・フーグステーデ ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1927-1928 || align=left|{{flagicon|NED}} イグナス・クレイン ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1928-1929 || align=left|{{flagicon|NED}} ヨープ・クレイン・ウェンティンク || '''1''' ||  ||  ||  || 
|-
|1929-1935 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ジャック・ホール]] || '''1''' ||  ||  ||  || 
|-
|1935-1938 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[サム・ワーズワース]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1938-1942 || align=left|{{flagicon|NED}} ヤン・ファン・デン・ブローク ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1942-1945 || align=left|{{flagicon|NED}} コーエン・デルセン ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1945-1951 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[サム・ワーズワース]] || '''1''' || '''1''' ||  ||  || 
|-
|1951-1952 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ハリー・トッピング]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1952-1956 || align=left|{{flagicon|NED}} フーブ・デ・レーウ ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1956-1957 || align=left|{{flagicon|YUG}} [[リュビチャ・ブロチッチ]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1957-1958 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ゲオルグ・ハードウィック]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1958-1959 || align=left|{{flagicon|NED}} セース・ファン・ディルケ ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1959-1960 || align=left|{{flagicon|YUG}} [[リュビチャ・ブロチッチ]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1960-1962 || align=left|{{flagicon|AUT}} [[フランツ・ビンダー]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1962-1967 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ブラム・アッペル]] || 1 ||  ||  ||  || 
|-
|1967 || align=left|{{flagicon|YUG}} ミラン・ニコリッチ ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1967-1968 || align=left|{{flagicon|NED}} ウィム・ブロクランド ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1968.7-1972.6 || align=left|{{flagicon|GER}} [[クルト・リンデル]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1972.7-1979.12 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ケース・レイヴェルス]] || '''3''' || '''2''' ||  || '''1'''([[UEFAヨーロッパリーグ|UC]]) || 
|-（暫定）
|1979.12-1980.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ヤン・レケル]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1980.7-1983.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ティシ・リブレッツ]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1983.7-1986.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ヤン・レケル]] || 1 ||  ||  ||  || 
|-
|1986.7-1987.3 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ハンス・クラーイ]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1987.3-1990.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[フース・ヒディンク]] || '''3''' || '''3''' ||  || '''1'''([[UEFAチャンピオンズリーグ|CC]]) || 
|-
|1990.7-1992.6 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ボビー・ロブソン]] || '''2''' ||  ||  ||  || 
|-
|1992.7-1993.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ハンス・ウェステルホフ]] ||  ||  || '''1''' ||  || 
|-
|1993.7-1994.10 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ア・デモス|ア・デ・モス]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1994.10-1994.12 || align=left|{{flagicon|NED}} [[キース・ライフェルス]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|1994.12-1998.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ディック・アドフォカート]] || '''1''' || '''1''' || '''2''' ||  || 
|-
|1998.7-1999.6 || align=left|{{flagicon|ENG}} [[ボビー・ロブソン]] ||  ||  || '''1''' ||  || 
|-
| 1999.7-2002.5 || align=left|{{flagicon|BEL}} [[エリック・ゲレツ|エリック・ヘレツ]] || '''2''' ||  || '''2''' ||  || 
|-
| 2002.7-2006.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[フース・ヒディンク]] || '''3''' || '''1''' || '''1''' ||  || 
|-
| 2006.7-2007.10 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ロナルド・クーマン]] || '''1''' ||  || ||  || 
|-（暫定）
| 2007.11-2007.12 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ヤン・ボウタース]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|2008.1-2008.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[セフ・フェルホーセン]] || '''1''' ||  ||  ||  || 
|-
|2008.7-2009.1 || align=left|{{flagicon|NED}} [[フーブ・ステーフェンス]] ||  ||  || '''1''' ||  || 
|-（暫定）
|2009.1-2009.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ドワイト・ローデヴェーヘス]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|2009.7-2012.3 || align=left|{{flagicon|NED}} [[フレット・ルッテン]] ||  ||  ||  ||  || 
|-
|2012.3-2012.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[フィリップ・コクー]] ||  || '''1''' ||  ||  || 
|-
|2012.7-2013.6 || align=left|{{flagicon|NED}} [[ディック・アドフォカート]] ||  ||  || '''1''' || || 
|-
|2013.7- || align=left|{{flagicon|NED}} [[フィリップ・コクー]]  ||  ||  ||  ||  || 
|}

== 歴代所属選手 ==
{{main|:Category:PSVアイントホーフェンの選手}}


=== 歴代主将 ===
{| class="wikitable" cellpadding="4" style="text-align: center;
|-
!align="left"| 選手 !! 背番号 !! 在籍期間 !! 在任期間
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[アト・ファン・エールト]]
|  || 1927–32 || 1928–
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[スイェフ・ファン・ルン]]
|  || 1926–42 ||
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ベルント・スホルテンス]]
|  || 1937–55 ||
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ルール・ウィールスマ]]
|  || 1954–65 || 1954–65
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ヴィリー・ファン・デル・カイレン]]
|  || 1964–81 || 1965–73
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ヤン・ファン・ベベレン]]
|1 || 1970–83 || 1973–83
|-
|align="left"|{{flagicon|NOR}} [[ハルワルド・トーレセン]]
|9 || 1981–88 || 1983–86
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ルート・フリット]]
|10 || 1985–87 || 1986–87
|-
|align="left"|{{flagicon|BEL}} [[エリック・ゲレツ|エリック・ヘレツ]]
|2 || 1985–92 || 1987–92
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[ヘラルト・ファネンブルフ]]
|4 || 1986–93 || 1992–93
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[エルウィン・クーマン]]
|3 || 1979–82, 1990–94 || 1993–94
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[アーサー・ニューマン]]
|5 || 1992–98 || 1994–98
|-
|align="left"|{{flagicon|BEL}} [[ルク・ニリス]]
|10 || 1994–00 || 1998–00
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[マルク・ファン・ボメル]]
|6 || 1999–05, 2012- || 2000–05, 2012-
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[フィリップ・コクー]]
|8 ||1995–98, 2004–07 || 2005–07
|-
|align="left"|{{flagicon|BEL}} [[ティミー・シモンス]]
|6 || 2005–10 || 2007–10
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[イブラヒム・アフェライ]]
|20 || 2003–10 || 2010
|-
|align="left"|{{flagicon|NED}} [[オルランド・エンヘラール]]
|8 || 2009– || 2011
|-
|align="left"|{{flagicon|SWE}} [[オラ・トイヴォネン]]
|7 || 2009– || 2011-12
|-
|}

=== クラブ記録保持者 ===
; 通算得点数
* 1位 308得点 {{flagicon|NED}} [[ヴィリー・ファン・デル・カイレン]]（オランダ記録）
* 2位 288得点 {{flagicon|NED}} [[クーン・ディレン]]
* 3位 110得点 {{flagicon|BEL}} [[ルク・ニリス]]

; 1シーズン最多得点数
* 1位 43得点 {{flagicon|NED}} [[クーン・ディレン]]（1956-57シーズン、オランダ記録）
* 2位 35得点 {{flagicon|SRB}} [[マテヤ・ケズマン]]（2002-03シーズン）
* 3位 31得点 {{flagicon|NED}} [[ルート・ファン・ニステルローイ]]（1998-99シーズン）
* 3位 31得点 {{flagicon|SRB}} [[マテヤ・ケズマン]]（2003-04シーズン）
* 5位 30得点 {{flagicon|BRA}} [[ロナウド]]（1994-95シーズン）

; 通算出場試合数
* 1位 528試合 {{flagicon|NED}} [[ヴィリー・ファン・デル・カイレン]]
* 2位 425試合 {{flagicon|DEN}} [[ヤン・ヘインツェ]]
* 3位 418試合 {{flagicon|NED}} [[ヴィリー・ファン・デル・ケルクホフ]]
* 4位 388試合 {{flagicon|NED}} [[ベルント・スホルテンス]]
* 5位 383試合 {{flagicon|NED}} [[イブラヒム・アフェライ]]

; 連続無失点時間
* 1位 {{flagicon|BRA}} [[エウレリョ・ダ・シウヴァ・ゴメス|ゴメス]]と{{flagicon|NED}} [[エトウィン・ズーテビール]] – 1159分（2004年、オランダ記録）
* 2位 {{flagicon|BRA}} [[エウレリョ・ダ・シウヴァ・ゴメス|ゴメス]] – 957分（2006年10月-12月）
* 3位 {{flagicon|BRA}} [[エウレリョ・ダ・シウヴァ・ゴメス|ゴメス]] - 817分（2006年2月-4月）

=== GK ===
{{表2列|
* {{Flagicon|NED}} [[ヤン・ファン・ベベレン]] 1970-1980
* {{Flagicon|NED}} [[ハンス・ファン・ブロイケレン]] 1984-1994
* {{Flagicon|NED}} [[ロブ・ファン・ダイク]] 2003-2004
|
* {{Flagicon|BRA}} [[エウレリョ・ゴメス]] 2004-2008
* {{Flagicon|SWE}} [[アンドレーアス・イサクソン]] 2008-2012
* {{Flagicon|POL}} [[プジェミスワフ・ティトン]] 2011-
}}
=== DF ===
{{col-begin}}
{{col-2}}
* {{Flagicon|BEL}} [[エリック・ゲレツ]] 1985-1992
* {{Flagicon|DEN}} [[ヤン・ハインツェ]] 1982-1994, 1999-2003
* {{Flagicon|NED}} [[ロナルド・クーマン]] 1986-1989
* {{Flagicon|NED}} [[ジェラルド・ファネンブルグ]] 1986-1993
* {{Flagicon|NED}} [[スタン・ファルクス]] 1988-1992, 1994-2000
* {{Flagicon|NED}} [[パトリック・パーウベ]] 1993-1995
* {{Flagicon|NED}} [[ヴィルフレート・ボウマ]] 1994-1996, 1999-2005, 2010-
* {{Flagicon|YUG}} [[ゼリコ・ペトロビッチ]] 1996-1997
* {{Flagicon|NED}} [[ヤープ・スタム]] 1996-1998
* {{Flagicon|RUS}} [[ユーリ・ニキフォロフ]] 1998-2002
* {{Flagicon|NED}} [[アンドレ・オーイエル]] 1998-2006
* {{Flagicon|DEN}} [[カスパー・ベゲルンド]] 1999-2005
{{col-2}}
* {{Flagicon|GHA}} [[エリック・アッド]] 1999-2009
* {{Flagicon|NED}} [[ケヴィン・ホフラント]] 2000-2004
* {{Flagicon|NED}} [[ユルゲン・コリン]] 2000-2004
* {{Flagicon|KOR}} [[李栄杓]] 2002-2005
* {{Flagicon|NED}} [[ミヒャエル・ラメイ]] 2002-2007
* {{Flagicon|BRA}} [[アレックス・ロドリゴ|アレックス]] 2004-2007
* {{Flagicon|NED}} [[ミハエル・ライツィハー]] 2005-2007
* {{Flagicon|NED}} [[ヤン・クロムカンプ]] 2006-
* {{Flagicon|MEX}} [[カルロス・サルシド]] 2006-2010
* {{Flagicon|NED}} [[ディルク・マルセリス]] 2006-2010
* {{Flagicon|MEX}} [[フランシスコ・ハビエル・ロドリゲス]] 2008-2011
* {{Flagicon|BRA}} [[マルセロ・アントニオ・ゲデス・フィリォ|マルセロ]] 2010-2013
{{col-end}}

=== MF ===
{{表2列|
* {{Flagicon|NED}} [[フース・ヒディンク]] 1970-1972
* {{Flagicon|DEN}} [[セーレン・レアビー]] 1976-1983 
* {{Flagicon|NED}} [[アドリー・コスター]] 1979-1983
* {{Flagicon|NED}} [[エルウィン・クーマン]] 1979-1982
* {{Flagicon|NED}} [[アリー・ハーン]] 1983-1984
* {{Flagicon|DEN}} [[フランク・アルネセン]] 1985-1988
* {{Flagicon|ROM}} [[ゲオルゲ・ポペスク]] 1990-1994
* {{Flagicon|NED}} [[ボーデウィン・ゼンデン]] 1994-1998
* {{Flagicon|BRA}} [[ヴァンペッタ]] 1994-1995
* {{Flagicon|NED}} [[ヴィム・ヨンク]] 1995-1998
* {{Flagicon|NED}} [[フィリップ・コクー]] 1995-1998, 2004-2007
* {{Flagicon|NED}} [[テオ・ルシウス]] 1998-1999, 2000-2006
* {{Flagicon|NED}} [[マルク・ファン・ボメル]] 1999-2005
* {{Flagicon|SUI}} [[ヨハン・フォーゲル]] 1999-2005
* {{Flagicon|NED}} [[ジョン・デ・ヨング]] 2000-2008.2
|
* {{Flagicon|KOR}} [[朴智星]] 2002-2005, 2013-
* {{Flagicon|NED}} [[レムコ・ファン・デル・スハーフ]] 2002-2005
* {{Flagicon|NED}} [[イブラヒム・アフェレイ]] 2003-2010
* {{Flagicon|USA}} [[ダマーカス・ビーズリー]] 2004-2006
* {{Flagicon|BEL}} [[ティミー・シモンス]] 2005-2010
* {{Flagicon|FIN}} [[ミカ・ヴァイリネン]] 2005-2008
* {{Flagicon|ARG}} [[オスマル・フェレイラ]] 2005
* {{Flagicon|NED}} [[イスマイル・アイサティ]] 2005-2008
* {{Flagicon|ECU}} [[エディソン・メンデス]] 2006-2009
* {{Flagicon|AUS}} [[ジェイソン・クリナ]] 2005-2009
* {{Flagicon|CHN}} [[周海濱]] 2009
* {{Flagicon|NED}} [[オルランド・エンヘラール]] 2009-
* {{Flagicon|NED}} [[ケヴィン・ストロートマン]] 2011-2013
* {{Flagicon|BEL}} [[ザカリア・バカリ]] 2013-
}}

=== FW ===
{{col-begin}}
{{col-2}}
* {{Flagicon|NED}} [[ヴィリー・ファン・デル・カイレン]] 1964-1982
* {{flagicon|SWE}} [[ラルフ・エドストレーム]] 1973-1977
* {{flagicon|NLD}} [[ルート・ヘールス]] 1981-1982
* {{Flagicon|NED}} [[ルート・フリット]] 1985-1987
* {{Flagicon|BRA}} [[ロマーリオ]] 1988-1993
* {{Flagicon|ZAM}} [[カルシャ・ブワルヤ]] 1989-1994
* {{Flagicon|BRA}} [[ロナウド]] 1994-1996
* {{Flagicon|ISL}} [[エイドゥル・グジョンセン]] 1994-1996
* {{Flagicon|BEL}} [[ルク・ニリス]] 1994-2000
* {{Flagicon|DEN}} [[デニス・ロンメダール]] 1996-1997, 1998-2004
* {{Flagicon|NED}} [[ルート・ファン・ニステルローイ]] 1998-2001
* {{Flagicon|SRB}} [[マテヤ・ケジュマン]] 2000-2004
* {{Flagicon|NED}} [[ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク]] 2001-2006, 2011.11-
{{col-2}}
* {{Flagicon|NED}} [[クラース・ヤン・フンテラール]] 2002
* {{Flagicon|NED}} [[アリエン・ロッベン]] 2002-2004
* {{Flagicon|SUI}} [[ヨハン・フォンランテン]] 2003-2005
* {{Flagicon|NED}} [[ヘラルド・シボン]] 2004-2006
* {{Flagicon|PER}} [[ジェフェルソン・ファルファン]] 2004-2008
* {{Flagicon|BRA}} [[ホベルチ・ピーニョ・デ・ソウザ|ホベルチ]] 2005
* {{Flagicon|NED}} [[パトリック・クライファート]] 2006-2007
* {{Flagicon|BRA}} [[ジエゴ・タルデッリ]] 2006-2007
* {{Flagicon|CIV}} [[アルナ・コネ]] 2005-2007
* {{Flagicon|SRB}} [[ダンコ・ラゾビッチ]] 2007-2010
* {{Flagicon|HUN}} [[ジュジャーク・バラージュ]] 2008-2011
* {{Flagicon|SWE}} [[オラ・トイヴォネン]] 2009-
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== サッカー以外のスポーツ ==
PSVアイントホーフェンと呼ばれているクラブは17あり、全てフィリップス・スポーツ・ユニオン（Federatie van Philips Sport Verenigingen）のメンバーである。20種類のスポーツに5000人以上の会員がいる（2003年現在）。

PSVアイントホーフェンの水泳クラブ所属である[[ピーター・ファン・デン・ホーヘンバンド]]と[[インヘ・デブルーイン]]は、[[2000年]]の[[シドニーオリンピック]]の[[競泳]]で8つのメダル（内5個の金メダル）を占めた。水泳クラブはサッカーの次に知られているが、そのほかのクラブもそれぞれの国内競技会で高いレベルにある。

== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
{{Commons|Category:PSV Eindhoven}}
* [http://www.psv.nl/ 公式サイト] {{nl icon}} {{en icon}} {{es icon}}
* [http://www.supver-psv.nl/en_index.html 公式サポーターズクラブ] {{en icon}} {{nl icon}}
* [http://www.football-lineups.com/team/PSV_Eindhoven/ フォーメーション] Football Llineups.com {{en icon}}
* [http://www.pbase.com/tvw/football/ ギャラリー] Tvw {{en icon}}
* [http://psvreport.nl/ ファンサイト] {{nl icon}}

{{PSVアイントホーフェンのメンバー}}
{{エールディヴィジ}}
{{オランダのサッカー}}
{{トレブル達成チーム}}

{{DEFAULTSORT:へええすふええ あいんとほおふえん}}
{{Link FA|nl}}
[[Category:PSVアイントホーフェン|*]]
[[Category:オランダのサッカークラブ]]
[[Category:アイントホーフェン]]
[[Category:フィリップス]]