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MSX2
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{{Pathnav|MSX|frame=1}} '''MSX2'''(エム・エス・エックス・ツー)とは[[MSX]]規格の一つで、[[1985年]]に発表された。 その仕様は、互換性に配慮しつつ、従来の[[MSX (初代規格)|初代規格]]と比べ、主にグラフィック機能が大幅に強化された。その規格の後期には、低価格路線を推し進めたことでユーザー数が大幅に増加し、後継となった規格の[[MSX2+]]は性能的にほぼ据え置きとなったこともあり、一連のMSX規格のうち事実上の標準と見做されることもある。 == 主な仕様 == [[ファイル:V9938c_01.jpg|thumb|V9938(Ver.C)]] * [[CPU]] *: [[ザイログ]]社 [[Z80|Z80A]]相当品([[クロック周波数]]3.579545MHz、割り込みはモード1) * [[VDP]] *: [[ヤマハ]][[V9938]] * 画面モード '''〔〕'''内はVRAM64KBの機種の場合 *: SCREEN0:テキスト40×24または80×26文字(1文字6×8ピクセル) 文字・背景とも(512色中)16色パレット中1色 スプライト使用不可 *: SCREEN1~3:MSX1準拠に加え、固定16色ではなく512色中16色を選択可能 *: SCREEN4:グラフィック256×192ピクセル 512色中16色(横8ドット内2色まで) ライン単位色指定のスプライト使用可能(以下の画面モードも同じ)スプライト機能以外はSCREEN2と同一。 *: SCREEN5:グラフィック256×212ピクセル×4画面'''〔2画面〕''' 512色中16色 *: SCREEN6:グラフィック512×212ピクセル×4画面'''〔2画面〕''' 512色中4色 *: SCREEN7:グラフィック512×212ピクセル×2画面'''〔使用不可〕''' 512色中16色 *: SCREEN8:グラフィック256×212ピクセル×2画面'''〔使用不可〕''' 固定256色 *: SCREEN9:韓国版MSX2にのみ搭載(ハングル表示用のモードで、日本国内版を含め他国版には搭載されていない) *: 512色は赤・緑・青各8階調、256色は赤・緑は8階調、青は4階調 * [[主記憶装置|メインメモリー]] *: 64KB~ * VRAM *: 64KBまたは128KB * サウンド *: MSX1準拠 * PPI *: MSX1準拠 === VDPの一新 === VDPは[[TMS9918]]とソフトウェア的な互換性を保ちつつ、ビットマップ画面の追加や[[スプライト (映像技術)|スプライト]]の拡張などの性能の向上を図った[[V9938]]へと変更された。VRAMの容量は64KBまたは128KBで、メーカーによる増設サービスやユーザーによる改造などの例外を除けば、その機種の標準構成で固定である。システムの起動時には縦スクロールして大きいMSXロゴが現れ、VRAM搭載容量が表示された。 テキスト画面も、80桁表示が可能になった。家庭用テレビの使用時には見づらくなり、フォント当たりの横幅が6ピクセルとなっているため一部の文字の表示が欠けてしまうものの、プログラムの作成、入力などで、画面当たりのテキスト情報量が増えることの意味は大きく、これらにより、本格的なパソコンとしての性格を強めた。 一方で、V9938は「スプライトの同時表示枚数が強化されていない」「ビットマップの描画があまり速くない」「PCGは強化されていない」「横方向のハードウェアスクロール機能がない」など、ゲーム用途で用いるには優れているとは言い難く、価格帯として競合したゲーム専用機と比較して、本格的なアクションゲームを作るには不向きだった。例えば、面ごとの多彩なスクロールが持ち味である[[コナミ]]「[[魂斗羅]]」のMSX2移植版は画面切り換え方式になっていた。作るとしても、VRAMの使用量が比較的少なく、速度的に余裕がある16色横256ドットのモードが使用されることが多かった。機能の追加に関わらず、CPU速度が非力なまま据え置き、かつメインRAMも標準ではVRAMに比して小容量だったこともそのカタログスペックに見合うソフトウェアがそろいにくかった一因とも言える。横スムーススクロールについては後に、表示位置の補正機能を用い、実現するソフトウェアが現れた。 SCREEN4以上の画面モードでのスプライトはモード2とされ、横ライン毎の着色指定と、重なり合った二枚のスプライトによりスプライト1の色・スプライト2の色・両者のORを取った色・透明の4色の表示が可能となった。また、横方向に同時に表示できる枚数が4枚から8枚になり、実際の色が重なっている座標を検出する割り込みモードの追加などが強化されている。ただし、一画面同時表示が32枚までであることに代わりはない上に、重ね合わせの多色表示を行うとそれらの恩恵は利用できないという制約があったため、シューティングゲームの敵などは相変わらず単色のことも多かった。後に画面割り込みを利用して、見かけ上、倍の64枚表示を売り物にしたゲームも発売されたが、ごく特殊な例といえる。 ビットマップグラフィックスモードでは、新設されたVDPコマンドが使用でき、CPUのアドレス空間を超える容量のVRAMに対するアクセスをサポートした。これらの機能によって、BASICコマンドで実現する描画処理自体は、直接VDPを制御するのに肉薄する速度で動作する。転送や描画には論理演算を行えるなど、当時としては高機能であり、理論上は、CPUとの並列処理が可能である。しかし、VDP自体が然程高速なものではなく、VDPのみで完結する処理が限られていること、CPU自体が高速ではないことから並列性は上がらなかった。現実的には、アクセスに対するウェイトの存在や、VDPを介してVRAMに対してアクセスする構造は、大きくパフォーマンスを向上させることはなかった。この点は、CPUが高速化した後継規格である[[MSXturboR]]では、システムの足を引っ張る原因となった。 高解像度モードも、横幅が最大512ドットで、他の同時期のコンピュータより狭い。 一方で、256色同時発色のモードは、少色・高解像度一辺倒だった当時のパソコンの中では異彩を放つ、充分にインパクトのある仕様だった。この後にシャープから256色表示の[[MZ-2500]]が、富士通から4096色表示の[[FM77AV]]が発売されるなど、当時の傾向に一石を投じたと言える。また、少色表示のモードではカラーパレットが使えるようになり、表示色の選択の自由度が増した。なお、起動時に設定されるカラーパレットのデフォルト色はMSX1に近いものに設定されたが、表示色の分解能などから、カラーテーブルに完全な互換性が無いため、実際にテレビに写る色は微妙に異なる。 なお、SCREEN5以降のモードでは、2画面切り替えで[[インターレース]]表示をする事で、縦方向の解像度を見かけ上、倍にする事が出来た。標準のBASICでは設定ができるのみで活用されてはいなかったが、後に発売された漢字BASICでは正式に使用された他、一部のゲームソフトやグラフィックツールでも使われていた。これにより、漢字表示の文字数などでは当時の他のパソコンにほぼ並ぶ事が出来た。ただし、「家庭用テレビにつなげて使える」はずのMSXにあっては、アナログRGB入力端子つきのテレビ・モニターを所有しているか、さもなくばRF・ビデオ出力では目立ってしまうちらつきを許容できるか、と、いささかばかり環境やユーザーを選ぶものだった感は否めない。 === メモリマッパの追加 === [[主記憶装置|メイン・メモリー]]が最低64KBと規定されるとともに、スロットとは別に、メイン・メモリーをバンク切り替えで増設するメモリー・マッパーがオプションで規格に加えられ、これを用いることでスロットあたり最大4MBまでのRAMを搭載することもできた。ただし、[[MSX-SYSTEMII]]など、本体内蔵LSIのメモリマッパが512KiBまでしかデコードできなかった。また、当時はメモリが高価であり、実際にフル実装された環境はまれだった。こういった要因により、メモリマッパ対応であっても、フル実装になっている場合は、算術的オーバーフローにより、正常に認識しなかったり、少なく認識されるなどの動作をするものもある。 メモリーマッパーはRAMページのみを拡張する仕様で、スロットとは異なりメモリーマッパー上のページを接続されたスロット上の任意のページに割り当てることが可能な柔軟性を持つ。この点が、スロット上に配置されたROMやメモリーマッパー非対応RAMとの最大の違いである。本来は、メモリマッパは、その規定されたハードウェアと、制御BIOSによって構成される。 海外ではメインメモリが64KiBでもメモリーマッパーを内蔵している機種が標準とされた。BIOSによる整備が無くても、ハードウェアを構成するLSI等の仕様により、ハードウェアが搭載されていることがある。反面、オプションであるため、日本ではディスクリート部品で構成された機種などで、ハードウェアも内蔵していない機種もある。 また、メモリーマッパーを想定していないソフトウェアも存在し、誤動作を引き起こすこともある。 MSX-DOSおよびBASIC、BIOSからはサポートされないが、複数のスロットに接続されたマッパーメモリーを直接操作することで、最大32MBに及ぶメインメモリーの実装、管理も理論上は可能となった。 === その他の変更点 === 16Byteと小容量ながら[[乾電池]]によるバックアップ機能も付加され、RTCや起動時の画面モードの保存、起動時パスワードの保持、Beep音の設定保存などに排他的に使用された。 BASICは、強化された表示回りのサポートの強化のほか、カナの入力にローマ字入力がサポートされるなどの機能追加が行われている。 サウンドではオプションとして、[[文字多重放送]]と[[キャプテンシステム]]に対応したFM音源/[[ADPCM]]音源を採用した[[MSX-AUDIO|MSX-AUDIO(Y8950)]]も規格に盛り込まれた。しかし松下電器産業が商品化したMSX-AUDIO対応カートリッジは、34,800円と本体価格に比して高価で、かつ対応ソフトもほとんど発売されず、普及しなかった。標準ではMSX1据え置きのPSG音源のままであり、この頃からFM音源をオプションとして用意、もしくは標準搭載され始めた他のパソコンに遅れを取っていた。この状態は[[1988年]]に松下電器産業から7,800円とより安価なFM音源カートリッジ[[FM-PAC]](MSX-MUSIC)が発売されるまで続いた。 このような要因もあり、MSX2になってもゲームマシンとしては[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]に遠く及ばず、パソコンとしても[[パソコン御三家]]などからグラフィックを書き直して移植されたものが大多数で、MSX2オリジナルのパソコン然としたソフトは少なかった。解像度が他の国産機と異なっていたことや、漢字ROMがオプションだったことも移植に影響した。またMSXのバンク切り替えを多用する規格上の制約並びに、インターフェイスの設計からフロッピーディスクドライブなどの転送中はCPUの割り込み処理を止めざるを得なかったため、サウンドの再生が途切れる等の演出上の制約も、“チープさ”に拍車をかけていた側面は否定できない。 [[ファイル:s1985.jpg|thumb|S1985 MSX-SYSTEMII]] == 概要 == MSX2は当初、MSX1と並行して販売され、マーケティング上の差をつけるために[[フロッピーディスク|FDD]]・漢字ROM・マッパーメモリー(128KB~256KB)を搭載し、さらに本体・キーボードが分離するセパレートタイプで「本格的なパソコン型」の高価な製品が多かった。これには、新規設計された[[MSX-SYSTEM]]や[[MSX-SYSTEMII]]、[[V9938]]などの周辺チップ搭載や、8ビットパソコンとしては破格の大容量メモリーを搭載する必要があったこと等から、製造原価を押し上げてしまったという事情もある。 こうして発売後しばらくは「2~6万円のMSX1」・「10万円クラスの標準的MSX2」・「FDD・漢字ROM内蔵、キーボードセパレートタイプで20万円程度の高級MSX2」の3路線のマシンが併売された。当時は[[ワードプロセッサ|ワープロ]]専用機の全盛期でもあり、ワープロソフトを内蔵または付属した製品は数多く、10万円クラスの製品には[[プリンター]]と一体化した製品も存在した。 MSX2発売当初はまだメガROMカートリッジは存在せず、FDDの無い標準的仕様のMSX2ではその拡張されたグラフィック機能を活かす事が難しかった。また高級機は、一般向けには他の独自仕様ホビー・ビジネス機と対象が重なり、16ビット機の台頭も著しかったことから、その性能の大きな変貌とは裏腹に、一般ユーザーのMSX2への移行は緩やかなものとなった。 MSXという規格の柔軟さを生かし、当初より拡張アダプターによるMSX1規格からのアップグレードパスがアナウンスされ、いくつかのメーカーで、発売の検討がされた。しかし、コストや互換性などの問題から、最終的に製品としてリリースされたのは、[[1986年]]夏に発売された、NEOSのMA-20のみである。29800円と、発売時の価格は本体と比較しそれなりに安価だったが、同年10月には、同価格の本体が発売されてしまい、普及することは無かった。構造的にVDPは置換することが出来ないため、このアダプタでは、V9938と、MSX-BASIC2.0をカートリッジに内蔵、追加する形で、動作する。拡張アダプターを用いてMSX2化したマシンとMSX2とでは、競合しないよう、VDPが接続されるI/Oポートのアドレスが異なる。MSX規格ではVDPのみ、アプリケーションがBIOSを介さずI/Oポートへアクセスすることを許容しており、メインROMの特定番地に格納されているアドレスを用いる事で差異を吸収する事になっていた。しかし、現実的には、この様な構成になっているハードウェア環境は著しく少なく、高速化のためのオーバーヘッドの回避や、プログラムサイズの縮小のため、これらの処理が行われず、MSX2として動作しないものもあった。 [[1986年]]秋、松下電器産業とソニーが本体・キーボード一体型の低価格機として、それぞれ定価29,800円のFS-A1と定価32,800円のHB-F1を発売する。これは前出のMSX-SYSTEMやMSX-SYSTEM II、V9938の製造設備の償却が終了し単価が大幅に下げられたことと、他社16ビットパソコンの普及でメモリーの価格が低下していたこと等の相乗効果による。その直前にメガROMカートリッジが登場したこともあり、安価に高機能グラフィックを楽しめるようになり、高額な他社のMSX2や表現力で劣るMSX1を抑え、主にゲーム機として小中学生を中心に普及した。 1987年、この両シリーズの後継モデルであるFS-A1F/HB-F1XDが登場。1基のFDDを内蔵して、定価はいずれも54,800円だった。ようやくソフトの供給メディアでは他機種と同列に並び、移植ゲームが多数発売された。また、ユーザーがそのグラフィックを中心としてデータを自由に扱える環境が整い、その後のMSX2規格を牽引していった。 両シリーズが普及したことで、MSX2以降も「キーボード一体型の、安価なオモチャのパソコン」というイメージが定着するとともに、カートリッジスロット2つにFDD1台の環境が標準的なものとなり、ソフトウェアがそろうこととなった。 一方、ソニー、松下電器産業、三洋電機以外の各社は、MSX/MSX2規格からは撤退していった。ホビーパソコンの市場は既に8ビットから16ビットの転換期にあり、パソコンから撤退したメーカーや、16ビットの[[AX]]規格にも参入するメーカーもあった。 MSX1に対応するソフトも、ROMカートリッジで供給されるゲームを中心に、MSX2+が登場する頃までは地道に作り続けられた。特にコナミなどには「MSX2に匹敵するグラフィック」を実現したソフトもあった。 MSX1・MSX2は合わせて、世界的には400万台が出荷されたと公称されている。 == 参入したメーカーと発売した主な機種 == ('''太字'''はVRAM64KB、''斜体''は本体・キーボード分離型のセパレートタイプ) * [[キヤノン]] ** '''V-25''',''V-30F'' * [[三洋電機]] ** '''WAVY25F''',''WAVY25FD'',''WAVY25FK'',WAVY25FS,WAVY23,WAVY-77 **: WAVY-77はMSX-JE(MSX-Write)内蔵・プリンター搭載のワープロ型機種。 * [[ソニー]] ** HB-F5,''HB-F500'',''HB-F700'',''HB-F900'',HB-T7,''HB-T600'',HB-F1,HB-F1mk2,HB-F1XD,HB-F1XDmk2 **: HB-F1シリーズは漢字ROM非搭載、スピコン(CPU速度を遅くする機能)・連射ターボ(スペースキーを連射化する機能)・ポーズキー(CPU動作を停止)付き。<br />HB-F900はRAM256KB、FDDが2基で本体色は白と黒、別売の専用デジタイザ(HBI-F900、色は黒のみ)を接続可能。<br />HB-T7とHB-T600は通信モデムと漢字ROMを搭載。HB-T600はFDD1基とRAM128KBも搭載、株式ターミナルと銘打って株式パッドと専用の株式管理ソフトが同梱された。標準キーボードはオプションで、HB-F900等と同一のものを使用。<br />HB-F1XDの筐体はMSX2+以降も採用され、ソニーのMSX撤退まで使われ続けた。 * [[東芝]] ** [[パソピア#MSX仕様機(パソピアIQシリーズ)|パソピアIQ]]のブランドで展開されていた。 ** '''HX-23'''、HX-23F、HX-33、''HX-34'' **: RGBコネクタは独自仕様。いずれも漢字ROM搭載。HX-33やHX-34にはオプションでRS-232C搭載可能、HX-23Fは標準搭載。 **: 多くの機種で、サウンドの出力がステレオになっていることも特徴的である。 * [[日本ビクター]] ** HC-80,''HC-90'',''HC-95'' **: HC-90,HC-95(HC-90のFDD2基版)は3.58MHzのZ80Aの他に、日立のZ80上位CPU[[HD64180]]を搭載し、6.144MHzの高速動作にする「ターボモード」が存在する。PSGの音程はそのままだが、ほとんどのゲームソフトはスプライトがちらついたり画面が崩れたりと正常に動作しない。[[スーパーインポーズ (映像編集)|スーパーインボーズ]]機能と、VHDカードなどが挿せる独自のJVCスロットを外部に2基、独自の内部拡張スロットを4基備える。標準仕様のスロットは1基。MSX2+登場以降も業務用途に販売が続けられ、時期により前面パネルやキーボードコネクタ、標準搭載するメインRAM容量が異なり、前期は64KB、後期は256KBである。RGBコネクタは独自仕様のD-Sub25pin。 * [[日立製作所]] ** '''MB-H3''',''MB-H70'' **: MB-H3はタブレットを搭載し、本体からの分離が可能。標準ではVRAMは64KBで、基板には、増設用のパターンが設けられており、メーカーが増設サービスを行っていたほか、改造でVRAM128KBに増設できた。 **: MB-H70は三菱ML-G30とキーボードが同一で、それ以外の箇所も酷似しておりOEMの可能性がある。漢字ROMとRAM128KB搭載。 * [[三菱電機]] ** メルブレイン ML-G10,''ML-G30'',ML-TS2,ML-TS2H **: ML-G30はセパレート機で漢字ROMとFDDとメインRAM128KB搭載。FDD搭載数とRS-232Cの有無で2モデル存在する。標準スロット1基のほか内部スロット3基搭載。 **: ML-TSシリーズは松下電器産業A1・ソニーF1等と同期販売のモデム内蔵機で第2水準漢字ROMも搭載されている。ML-TS2Hは電話器が付属。 * [[パナソニック|松下電器産業(現パナソニック)]] ** ナショナルブランド *** FS-4500,FS-4600F,FS-4700,''FS-5000F2'',''FS-5500F1/F2'' ***: FS-4500,4600F,4700はワードプロセッサー内蔵モデルで感熱式プリンターが内蔵されている。4600FはMSX-JE内蔵でメインRAM128KB搭載。5000F2はメインRAM128KB搭載、ワープロソフト付属。 ** パナソニックブランド *** FS-A1,FS-A1mk2,FS-A1F,FS-A1FM ***: A1/A1mk2は漢字ROM非搭載。A1FMにはFDD1基とモデムが搭載されており価格が比較的高かった。この時点では、A1シリーズにワードプロセッサー内蔵モデルはなかった。<br />なお、FS-A1は松下が「パナソニック」ブランドを国内向けに使用した最初の製品である。 * [[ヤマハ|日本楽器(現ヤマハ)]] ** YIS604/128,''YIS805/256'',CX-7/128,CX-7M/128 **: 全機種RAM128KB以上搭載、いずれもヤマハ独自のFM音源を搭載可能。YIS805/256はRS-232C搭載。CX-7M/128は、[[SFG-05]] [[FM音源]]/[[MIDI]]ユニット搭載。 * [[大山工業]](ダイセン) ** ''MX30A'',''MX30B'' **: 業務用途向けで機器組み込みを前提とした機体。メインRAM128KB搭載。FDDは2DD/2HD両用。なお、2HDはMSX規格外である。 * [[NTTグループ|NTT]] ** ''Captain Multi Station'' **: キャプテンシステムの端末。 * [[大宇電子]]([[大韓民国|韓国]]、日本国内での発売は無し) ** CPC-300、CPC-400、CPC-400S **: [[スーパーインポーズ (映像編集)|スーパーインポーズ]]、[[デジタイザー]]などの映像編集機能搭載 * [[テレマティカ]]([[アルゼンチン]]、日本国内での発売は無し) ** タレント TPC-310 この他、MSX規格に準拠した業務用(店頭端末用・工場などでの制御用・[[キャプテンシステム]]・[[ビデオタイトラー]])の特殊な製品も存在する。 * NEOS ** MA-20 **:MSX2バージョンアップアダプター。いくつかのメーカーが検討したものの、最終的にリリースされた製品はこれだけである。MSX-BASICカートリッジと、VDP等を内蔵したカートリッジで構成される。64KBのRAMを搭載していないMSX1で使用するには、別途RAMの増設が必要である。MSX2+やMSXturboRに接続しても、MSX2として動作するようになる。 {{DEFAULTSORT:つう}} [[Category:MSX]]
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