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F9F (航空機)
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<!-- infobox以外を編集する際はboxの下までスクロールしてください。 --> {{ Infobox 航空機 | 名称=F9F パンサー/クーガー | 画像=File:F9F Panther.jpg | キャプション=F9F パンサー | 用途=[[戦闘機]] | 分類=[[艦上戦闘機]]、[[戦闘爆撃機]] | 設計者= | 製造者=[[グラマン]]社 | 運用者= | 運用者 more=: ** {{USA}}([[アメリカ海軍|海軍]]、[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]) ** {{ARG}}([[アルゼンチン海軍]]) | 初飛行年月日=[[1947年]][[11月24日]]<!-- by Panther --> | 生産数= | 生産開始年月日= | 運用開始年月日=[[1951年]][[9月20日]]<!-- Cougar --> | 退役年月日=[[1971年]](アルゼンチン)<!-- Cougar --> | 運用状況=退役 | ユニットコスト= }} '''F9F'''とは[[アメリカ合衆国]]の[[航空機]]メーカーである[[グラマン|グラマン社]]が開発し、[[アメリカ海軍]]が使用した[[ジェット機|ジェット]][[艦上戦闘機]]である。直線翼のF9F-2、F9F-5と、後退翼を持つ改良型のF9F-6、F9F-7、F9F-8が存在する。 == F9F パンサー == F9Fはグラマン社が開発し[[第二次世界大戦]]後、初めて海軍に採用されたジェット戦闘機で、愛称は'''パンサー'''('''Panther''')であった。機体は[[F4F (航空機)|ワイルドキャット]]以来のグラマン社の製品らしく頑丈で実用性に重点を置き、円形断面の太く短い胴体に直線翼を組み合わせた手堅い設計となっていた。 グラマン社において、ジェット戦闘機の開発は1943年から開始されており、1946年4月には双発複座のG-75案がXF9F-1としてアメリカ海軍から発注されている。これは1946年12月に単発単座のG-79案に発展したため、XF9F-1はキャンセルとなり、G-79案をXF9F-2として開発が続行された。XF9F-2は3機が製作され、1947年11月21日に初飛行している。XF9F-2は量産化が決定され、F9F-2として[[1949年]]から配備が開始された。 F9Fは[[朝鮮戦争]]に投入された。しかし、直線翼で構成された機体デザインは、ジェット戦闘機としては明らかに古い設計思想に基づいたものであり、空力的な性能において同世代のライバル機より劣っていた。結果、戦闘機としてよりも、主に[[攻撃機|対地攻撃機]]の代用として運用される事となった。しかしながら、性能差を搭乗員の技量でカバーするなどして[[MiG-15]]を含む多数の敵機を撃墜しており、朝鮮戦争を通じて戦闘で失われた64機のF9Fのうち、空中戦で撃墜されたものはたった1機のみであった。[[1950年]]11月9日には、米海軍のT.エイメン少佐がF9FでMiG-15を撃墜し、米海軍初のジェット機撃墜を成し遂げている。朝鮮戦争休戦後は、改良型のクーガーと交代する形で第一線を退き、主に[[標的機|無人標的機]]として使用された。 [[アルゼンチン海軍]]は、[[1957年]]に中古のF9F-2を24機、加えて[[1962年]]に新品のTF-9Jを2機購入し2個飛行隊を編成、南米の海軍で初めてのジェット機部隊となった。 [[ファイル:F9F BuAer 3 side view.jpg|right|350px]] === スペック === * 全幅:11.58 m * 全長:11.85 m * 総重量:7,150~7,470 kg * 最大速度:864 km/h * 航続距離:1,887 km * 武装 ** AN-M3 20mm機関砲×4 (各門190発) ** 5インチ(127mm)[[HVAR (ロケット弾)|ロケット弾]]×6 または 1,000ポンド(454kg)爆弾×2 または ナパーム弾×2 === 各型 === -2型から-5型まで試作機を含めて合計1,388機 ; XF9F-1 : G-75案。双発複座。計画のみ。[[ウェスティングハウス・エレクトリック|ウェスティングハウス]] J30搭載予定。試作2機の発注がなされた。 ; XF9F-2 : G-79案。単発単座。試作機。3機製造。 :; 試作1号機 :: [[ロールス・ロイス ニーン]]搭載。 :; 試作2・3号機 :: [[アリソン J33]]搭載。 ; F9F-2 : 初期量産型。1948年初飛行。[[プラット・アンド・ホイットニー]] J42-P-6(ロールス・ロイス ニーンのライセンス生産品)搭載。562機製造。 ; F9F-2D : 無人標的機型。 ; F9F-2P : 写真偵察機型。非武装。 ; XF9F-3 : XF9F-2 試作3号機を改装。J33-A-8搭載。エンジン試験用。 ; F9F-3 : J33搭載。54機製造。J33の不調により後に全機がJ42に換装しF9F-2仕様に改修。 ; XF9F-4 : -4型の試作機。2機製造。 ; F9F-4 : 胴体を60cm延長。垂直尾翼を上方に30cm延長。J33-A-16搭載。109機製造。J33の不調によりほとんどがJ42に換装しF9F-5仕様に改修。 ; XF9F-5 : -5型の試作機。1機製造。 ; F9F-5 : -4型と同じ機体にプラット・アンド・ホイットニー J48-P-4/P-6A([[ロールス・ロイス テイ]]のライセンス生産品)搭載。616機製造。少数の最終型はJ48-P-8搭載。 ; F9F-5P : 写真偵察機型。非武装。長い機首。36機製造。 ; F9F-5KD : 無人標的機型。-5型および-5P型からの改修。1962年以降DF-9Eと呼称。 == F9F クーガー == [[ファイル:F9F Cougar.jpg|right|250px|thumb|F9Fクーガー]] パンサーの主翼を直線翼から後退翼に改良した機体で愛称は'''クーガー'''('''Cougar''')。朝鮮戦争で活躍したパンサーは頑丈で信頼性が高く扱い易い機体ではあったが、敵である[[東側諸国]]が使用する[[MiG-15 (航空機)|MiG-15]]や[[アメリカ空軍]]の[[F-86 (戦闘機)|F-86]]等の後退翼を有する戦闘機に比べると性能面で見劣りがした。そのため、アメリカ海軍はグラマン社にパンサーの後退翼化を要請した。 グラマン社は1947年の段階で、F9Fの後退翼機案を検討しており、これを基にF9F-6として開発することとなった。しかし、広大な滑走路を使用出来る陸上機と異なり、限られたスペースしかない[[航空母艦]]からの離発艦をこなさなければならない[[艦上機]]は直線翼と比し、後退翼は不利であったが、大型[[高揚力装置|フラップ]]、[[高揚力装置|自動スラット]]、[[スポイラー (航空機)|スポイラー]]を導入することにより、パンサーの性能を凌ぐ艦上戦闘機となった。初飛行は1951年9月20日。[[1952年]]から部隊配備が始まり、60年代初めに戦闘機型が退役した後も、練習機や連絡機として[[1974年]]まで使用された。またアメリカが[[ベトナム戦争]]に参戦した後、複座練習機型TF-9Jが[[1965年]]から[[1967年]]頃までFAC(前線航空管制任務)に投入されていた。 なお、クーガーの後継機となった[[F-11 (戦闘機)|グラマンF11Fタイガー]]は、開発当初、予算対策上F9F-8やF9F-9の名称を持っていた。 === スペック === * 全幅:10.52m * 全長:12.69m * 総重量:8,850kg * 最大速度:895km/h * 航続距離:1,600km * 武装 ** AN-M3 20mm機関砲×4 (各門190発) ** AN-M3 20mm機関砲×2 (F9F-8T) ** 5インチ(127mm)[[HVAR (ロケット弾)|ロケット弾]]×6 または 1,000ポンド(454kg)爆弾×2 または 500ポンド(227kg)爆弾×4 または [[サイドワインダー (ミサイル)|AIM-9B または AIM-9D サイドワインダー]]×4 === 各型 === ; F9F-6 : F9F-5を基に後退翼としたもの。646機製造。1962年以降F-9Fと呼称。 ; F9F-7 : J33-A-16A搭載。168機製造。1962年以降F-9Hと呼称。 ; F9F-8 : 胴体を延長など。662機製造。1962年以降F-9Jと呼称。 ; F9F-8P : 写真偵察機型。非武装。武装の他はF9F-8と同じ。110機製造。1962年以降RF-9Jと呼称。 ; F9F-8T : 練習機型。400機製造。1962年以降TF-9Jと呼称。 {{mil-aviation-stub}} {{アメリカ海軍の戦闘機}} {{アメリカ軍の固定翼機 (呼称統一以降)}} [[Category:アメリカ合衆国の戦闘機|FF009]] [[de:Grumman F9F]]
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