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C-X (輸送機)
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{{ Infobox 航空機 | 名称=XC-2(C-X) | 画像=画像:Xc-2_20110520.jpg | キャプション= | 用途=[[輸送機]] | 分類= | 設計者= | 製造者=[[川崎重工業]] | 運用者={{JPN}}([[航空自衛隊]] 予定) | 初飛行年月日=[[2010年]]1月26日 | 生産数=20数機〜40機を予定 | 生産開始年月日= | 運用開始年月日= | 退役年月日= | 運用状況= | ユニットコスト= }} '''C-X''' ('''C'''argo aircraft'''-X''') は、[[防衛省]]・[[航空自衛隊]]における「次期[[輸送機]]」の[[一般名|一般名称]]である。本稿では主に第二次C-Xについて述べる。第一次C-Xは ''[[C-1 (輸送機)]]'' を参照のこと。 == 概要 == * 第一次C-Xは[[C-46 (航空機)|C-46輸送機]]の後継として[[1960年代]]に計画されたもので、防衛庁(当時)[[技術研究本部]]と[[日本]]の[[航空機]]メーカー[[川崎重工業]]が開発・製造した[[ターボファンエンジン]]双発の中型戦術輸送機。[[C-1 (輸送機)|C-1]]として制式採用された。 * 第二次C-XはC-1の後継として[[2000年]]([[平成]]12年)に計画され、2014年度末(平成26年度)に美保基地に配備する予定であったが、機体の強度不足の影響などで、配備は2016年前後に延長された<ref name="yomiuri20140616">{{cite news |title=尖閣防衛に影響も…空自新輸送機の配備2年延期|newspaper=[[読売新聞]] |date=2014-6-16 |url=hhttp://www.yomiuri.co.jp/politics/20140616-OYT1T50069.html |accessdate=2014-6-21 }}</ref>。防衛省技術研究本部と川崎重工業によって開発が進められている、ターボファンエンジン双発の大型戦術輸送機である。2010年(平成22)1月26日に初飛行した。初飛行に際して、試作機に'''XC-2'''の型式名称が与えられた。試験の進捗により蓄積されたデータ等を踏まえ、強度の再計算を行って構造上補強を要する部位が複数確認されている。 == 導入経緯 == === 開発までの推移 === {{Multiple image|direction=vertical|width=250|align=left |image1=Kawasaki C-1, Japan - Air Force AN2240187.jpg |caption1=置換え対象のC-1輸送機。当初仕様のままの航続距離が要件の変化に対応できなくなった。 |image2=Lockheed C-130H Hercules (L-382), Japan - Air Force AN2227766.jpg |caption2=現行の主力C-130H }} 防衛庁(現[[防衛省]])では、国産のC-1(25機)と輸入した[[C-130 (航空機)|C-130H]](16機)を戦術輸送機としているが、C-1が耐用飛行時間を迎えるため、後継が検討された。日本国内の航空産業の技術育成の観点から、[[2000年]]([[平成]]12)末に中型戦術輸送機の国産化を決定、MPA/P-X([[P-1 (哨戒機)|P-1固定翼哨戒機]])と同時に開発し、一部部品や治工具の共用によって両機種あわせた開発費を抑えることとされ、その額は両機合わせて3,400億円と見込まれた。 平成13年度予算の要求53億円は満額が認められ、[[2001年]](平成13)初めよりエンジンの選定を開始、また防衛庁[[技術研究本部]](技本)によって研究が行われた。[[5月25日]]に航空メーカーを選定する旨を[[官報]]にて告示、[[5月30日|30日]]まで希望メーカーを募集した。応募した8社を招いて[[5月31日|31日]]に説明会が開催され、[[7月31日]]午後5時を期限として、仕様の提出を行わせたが、1社は希望を撤回した。 主契約では川崎がP-X・C-Xの両機製作を希望、[[富士重工業]]が両機製作の新会社設立を提案、[[三菱重工業]]はどちらか一方(C-Xを希望)とした。分担生産では、川崎が[[主翼]]と[[水平尾翼]]、富士が主翼・水平尾翼・[[垂直尾翼]]・翼胴フェアリング・C-Xのバルジ、三菱が中胴・後胴・垂直尾翼、さらに[[新明和工業]]・[[日本飛行機]]・[[昭和飛行機]]・[[ジャムコ]]が各部品を希望、計7社が参加を表明した。[[11月26日]]に防衛庁は主契約企業に川崎を選定したと発表、「次期輸送機及び次期固定翼哨戒機(その1)」(以下C-X/P-X)契約が締結され、三菱・富士を筆頭に各社が分担生産することとなった。平成14年([[2002年]])度予算の要求410億円が承認され、開発が開始された。 なお、このとき一部で国産[[旅客機]]「[[YSX]]」と共通化させると報じられたが、2001年末に防衛庁と川崎は共同で否定している。しかし、自社で計画中の125席クラスジェット旅客機(2007年に実現を最終決定)では、P-Xの主翼技術を利用するとしている。また、日本航空機開発協会(JADC)では、平成14年(2002年)度よりP-XおよびC-Xを民間旅客機(100席〜150席クラス)へ転用するための開発調査を行っている。 {{-}} === 機体開発 === 開発計画は、設計が平成13年度〜16年度、試作が平成15年度〜21年度、試験が平成18年度〜23年度([[2012年]]3月まで)、契約は毎年度ごとに「その1」から「その7」まで7段階、総開発費は若干増額されて3,450億円とした。三菱が中胴と後胴、富士重工が主翼と垂直尾翼の開発・分担製造を担当している。中型機2機の同時開発と部品共通化は世界的にも珍しい。 2001年(平成13)度に防衛庁と川崎は「P-X/C-X(その1)」契約を締結し、川崎は社内に大型機設計チーム・MCET(MPA and C-X Engineeiring Team)を設置、三菱・富士・[[日本飛行機]]などの出向を含め約650名によって設計作業を開始した。基本図は技本による技術審査にまわされ、[[2003年]](平成15)[[6月12日]]に「妥当」と判断された。これにより、三面図と性能諸元が想定できるエンジンの範囲内で確定した。翌日からは細部設計に段階に移行し、製造図を[[2004年]](平成16)に完成させた。また、6月には[[岐阜県]]岐阜工場に自社最大規模の[[ハンガー (航空)|ハンガー]]が竣工、C-Xの製造をここで行い、将来の旅客機製造も視野に入れている。[[12月2日]]に岐阜工場内でP-X/C-Xの[[木型|実大模型]]を公開した<ref>[http://www.asagumo-news.com/graph/PXCX.html <P-X C-X> ベールを脱いだ海空“兄弟機”実物大模型を公開] 朝雲グラフ特集</ref> 。 地上試験用の2機(#01・#02号機)と飛行試験機2機(1・2号機)をまず製作、2003年(平成15)度の「C-X/P-X(その3)」により、静強度試験用機体(#01号機)の建造が開始された。[[2005年]](平成17)には富士重工から#01号機用の主翼が納入、川崎で組み立てられた#01号機は[[2006年]](平成18)[[3月15日]]に防衛庁に引き渡された<ref>[http://www.mod.go.jp/trdi/topics/topi1804.html#2 次期輸送機の静強度試験機(01号機)の受領]防衛省技術研究本部</ref>。#01号機は空自[[岐阜基地]]の第2補給処内に新設された強度試験場で再組み立ての後、耐久試験が行われていた。この静強度試験において、防衛省は[[2007年]](平成19)[[7月30日]]に、C-Xの水平尾翼の変形、[[降着装置|主脚]]及びその付近の胴体構造の一部に変形及び接触、胴体の床構造の一部にひび・変形といった不都合事象が複数発生したと公表した<ref>[http://www.mod.go.jp/j/news/2007/07/30a.html 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機の不具合等について] 防衛省</ref>。このため、各部の改設計が行われることとなったが、三菱が担当した中部胴体の改善に予想外の時間がかかったことから、その後の計画に遅れが生じた。<ref>[http://www.mod.go.jp/j/news/2008/03/28b.html 次期輸送機の開発状況について] 防衛省</ref> [[2004年]](平成16)度契約の「C-X/P-X(その4)」により、飛行試験機1号機([[航空自衛隊の装備品一覧#機体番号|機体番号]]:08-1201)の建造が開始され、2007年(平成19)[[3月6日]]にロールアウト、地上での整備と試験を経て、同年夏に初飛行予定であった。しかし直前の2月に、輸入した米国製の[[リベット]](長さ13.5mm)に強度不足が判明し、使用箇所の確認(数千箇所)と交換、再検査をする必要があるためロールアウトは延期された<ref>[http://www.mod.go.jp/j/news/2007/02/02.html 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機に使用された不適合リベット及びロールアウトへの影響について]防衛省</ref>。。 防衛省航空機課が[[6月7日]]に発表した調査結果によれば、交換が必要なリベット数は3663点に上り、ほとんどのリベットは川崎によって交換され、369カ所の交換不能な不適合リベットについては、周囲のリベットをより強度の大きい[[ファスナー]]類に交換することで処置。別の手段を用いた補強が37カ所、あて板を用いた補強個所が2カ所で、航空機課ではこの改善処置により、機体強度の問題点は解消されたとしている<ref>[http://www.mod.go.jp/j/news/2007/06/07.html 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機に使用された不適合リベットの調査結果等について]防衛省</ref>。 [[2007年]](平成19)[[7月4日]]にロールアウト(完成披露式典)が行われたが<ref>[http://www.mod.go.jp/trdi/topics/topi1907.html 次期固定翼哨戒機および次期輸送機のロールアウト式典について]技術研究本部</ref>。、静的強度試験機の不都合発生により、一日の作業量を増やすなどして9月中に繰り下げて行う予定だった初飛行は、早くて12月とされたが、年内の飛行は達成できなかった。また[[2008年]](平成20)[[3月31日]]に防衛省へ納入される予定であったが、不具合箇所が広範囲に及ぶため、初飛行は早くて同年夏以降とされた。C-X量産機の調達開始は2008年度予算では見送られ、事前に1年繰り下げたため(後述)、スケジュールには余裕があるが、防衛省では川崎に対し違約金の請求を検討するとしている。開発の遅れにより、[[2009年]](平成21)度予算での調達も見送られた。 防衛省への納入後は、空自による飛行試験は岐阜基地の[[飛行開発実験団]]にて行われる。 2005年(平成17)度契約の「C-X/P-X(その5)」により、[[疲労 (材料)|疲労]]強度試験機(#02号機)の建造が開始された。[[2006年]](平成18)度契約の「C-X/P-X(その6)」では飛行試験機2号機が建造される他、空中受油機能と[[ナイトビジョン|暗視装置]]対応機器が新たに追加される。2007年(平成19)度の「C-X/P-X(その7)」が最終契約となり、一連の開発は冒頭の通り、[[2012年]](平成24)3月の完了を予定していたが、試験の進捗により蓄積されたデータ等を踏まえて強度の再計算を行い構造上補強を要する部位が複数確認された。これを受けて所要の措置を施すために開発期間を1年間延長し平成26年度までとすることが決まった。 2014年1月7日、[[岐阜基地]]で機体の強度を確認する地上試験中に貨物扉が脱落する不具合が発生。機内の圧力を、通常の運用で想定される上限よりも1.5倍にまで高めようとしたところ、1.2倍に加圧した段階で機体後部の貨物扉が破損し、一部が脱落したという<ref>『開発中の新型輸送機「C2」、地上試験中に貨物扉が脱落』(読売新聞 2014年1月17日)</ref>。 2014年7月4日、防衛省は加圧試験中に扉が外れた原因について、試験機後部のフレーム強度が不足していた事を発表。再度試験のため平成26年度末に予定していた部隊配備を2年間延期する事を発表した。再試験には400億円の追加予算が必要であるという<ref>[http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014070400694 『次期輸送機、配備2年延期=加圧試験中の扉脱落-機体強度不足で破断・防衛省』](時事通信 2014年7月4日)</ref>。 設計に参加した延べ人数は、国内航空技術者の3分の1にあたる1,800人に上った。また、ロールアウト時点での開発総額は約3,500億円とされる。 試作初号機の初飛行は2010年1月26日に行われ、3月30日に防衛省へ納入された。 == 調達と配備 == 当初は[[2011年]](平成23)度以降にC-1の減数が始まることに合わせ、[[中期防衛力整備計画 (2005)|中期防衛力整備計画(平成17年度〜21年度対象)]]で、4機の[[KC-767 (航空機)|KC-767J]]([[空中給油機|空中給油・輸送機]])と共に、8機程度が調達される予定で、量産1号機(通算3号機)を[[2008年]](平成20)度予算で計上する予定であった。しかし[[F-X (航空自衛隊)#現在のF-X (第4次F-X)|次期戦闘機]]の選定が先送りとなり、当初より多くの[[F-15J (航空機)|F-15J]]近代化改修ための予算を確保する必要が生じたため、C-Xの予算要求は1年見送られ、さらに開発の遅延により、[[2009年]](平成21)度と[[2010年]](平成22)度予算での調達も見送られた。 2010年12月に、[[中期防衛力整備計画 (2011)|中期防衛力整備計画(平成23年度〜27年度対象)]]で10機が整備される予定であることが発表され、同月の[[2011年]](平成23)度防衛予算政府案決定概要において初めて2機の予算が計上され、[[2013年]](平成25)度以降に配備されることになった。調達総数はC-1を完全に置き換えるためC-130Hとの兼ね合いもあるが、20数機から40機となる見通しで、[[自衛隊海外派遣|国際平和協力業務や国際緊急援助活動]]にも運用される。 [[航空幕僚監部]]では、電子情報収集(ELINT)機として使用している4機の[[YS-11#航空自衛隊|YS-11EB]]の後継として、改造機を4機程度購入することも検討している([[#発展]]を参照)。C-1をベースにした電子戦訓練支援機[[C-1 (輸送機)#派生型|EC-1]]も、XC-2派生型で置き換えることが検討されているが、はっきりとしていない。C-1試作1号機である試験機C-1FTBについては、2012年12月現在は後継機の計画が無い。XC-2とKC-767Jの導入により、C-130Hの一部は余剰となり[[空中給油]]機能を付与される予定だが、更新時期の来る非改修のC-130HをXC-2で置き換えるかは、機種の統一が戦略に与える影響を考慮して検討される。 === 調達数 === {|class="wikitable" style="text-align:right" |+C-Xの調達数 ! 予算計上年度 !! 調達数 |- || 平成23年度(2011年) || 2機 |- || 平成23年度(2011年)補正 || 2機 |- || 平成24年度(2012年) || 2機 |- || 平成25年度(2013年) || 0機 |- || 平成26年度(2014年) || 2機 |- || 合計|| 8機 |} == 機体 == === 概要 === [[ファイル:XC-2(18-1202) 正面.JPG|thumb|300px|left|試作2号機(18-0202)]] XC-2は戦後日本が自主開発する機体としては過去最大のサイズとなる。機体は[[ターボファンエンジン]]双発、[[主翼]]は高翼配置、[[尾翼]]はT字タイプ、胴体後部に貨物出し入れ口を設け、[[降着装置|主脚]]は胴体下部に[[バルジ]](膨らみ)を設けて収納する等、現行のC-1と同様の形式であるが、サイズ・性能共にC-1を凌駕しており、C-1と比較し全長は1.51倍、全幅は1.45倍、全高は1.42倍、空虚重量は2.5倍、最大積載量は3.75倍、最大速度は1.2倍、エンジン合計推力は約4.24倍となっている。また[[航続距離]]は、C-1が[[ペイロード|有効積載量]]2.6t搭載時に約1700km、C-130Hは5t搭載時に約4,000kmなのに対し、XC-2は12t搭載時に約6,500kmである。<ref>[http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2009/2009/html/l2223300.html#l2202040 輸送機部隊の将来体制] 平成21年版防衛白書</ref> XC-2開発での基本的なコンセプトは、大搭載量・長距離航続・高速[[巡航速度|巡航]]である。C-1での航続距離不足は輸送任務において足かせになっており、C-130Hと共に搭載量も大きくはない。また、旅客機は早くから高速化に取り組んできたため、民間[[航空路]]は「高速路線」と化しているが、戦術輸送機は人員や荷物の[[空中投下]]が容易なように高翼配置が多く旅客機に多い低翼配置に比べて、貨物室をできるだけ広く取るため胴体側面及び底面の補強のための張り出しなどが空気抵抗となり、高速化には不利である。<ref>{{cite journal |url=http://www.yozawa.com/flight/tips/highlow.htm |title=高翼機対低翼機 |accessdate=2010-06-19}}</ref> また、車両などの大型貨物を搭載する為に[[断面積]]が旅客機より大きく、広い機内スペースを確保する為にバルジを設けて主脚を収納するために歪になった機体形状によっても空気抵抗が増える。これらにより、高速巡航には向かなくなりがちである。XC-2はこれらの課題を考慮し、機体は空気抵抗を抑えた形状として、主翼は高速巡航に最適化し、エンジンは[[ボーイング]]や[[エアバス]]製の旅客機にも使われている大推力エンジンを採用した。上記の通り機体サイズ・最大積載量・航続距離のいずれの点においてもC-1、更にC-130Hを大きく上回り、現在国際共同開発中の[[エアバス A400M]]に匹敵するが、[[ターボプロップエンジン]]推進のA400M、あるいは他のジェット輸送機に比べて巡航速度が速く、民間の旅客機並みの高亜[[音速]]で、民間の旅客機と同じ高度や航路を活用して目的地への迅速な輸送が可能となる。またC-1等より大型の機体であるが、[[逆推力装置|スラストリバーサー]]搭載型大推力エンジンの搭載等によりC-1並みの[[航空機の離着陸方法 #短距離離着陸機|短距離離着陸(STOL)]] 性能を維持しており、[[滑走路]]の短い地方空港への輸送にも運用できる。 機体形状はC-1同様、曲線を多用したものとなっている。胴体後部の貨物扉は平たい形状で、C-1が観音開き扉を備えていたのに対し、XC-2ではそのままローディングランプとなる。[[降着装置]]は主脚が片側6輪ずつ12輪の車輪を持つ。主翼前縁に[[高揚力装置#前縁フラップ|スラット]]を装備、[[高揚力装置|フラップ]]カウリングは片側に4ヶ所ある。[[垂直尾翼]]の[[方向舵]]は2分割式で、後縁はアンチバランスタブの役割も果たす。[[水平尾翼]]は全遊動式で、さらに後縁に[[昇降舵]]を持つ。機首には航法・気象レーダーを搭載。レーダードームの左右横と機体後部には[[ミサイル警報装置]] (MWS) と[[レーダー警報受信機]] (RWR) のセンサーを備える。[[航空戦術|編隊飛行]]時に点灯する編隊灯は、後部側面と[[垂直尾翼]]に設置される。上部には空中給油口を備えており、[[空中給油|空中受油]]が可能である。機体下部に大きく張り出した主脚バルジに[[補助動力装置]] (APU) を持つ。ペイロード搭載量の増加により、大型の手術車や[[装輪装甲車]]などの空輸も可能となり、[[災害]]や[[有事]]の際の実用性が増す。後部空挺扉にはデフレクター(風除け)が追加され、[[エアボーン|空挺部隊]]降下の際の安全性が高められている。 新たに搭載される戦術輸送飛行管理システムにより、低空飛行の際、操縦席の[[ヘッドアップディスプレイ]]画面に飛行経路が誘導表示される他、経路上の脅威も示唆し、その回避経路を表示することで生存性の向上を図っている。また、省力化搭載卸下システムにより陸上で短時間の積み降ろし作業が行える。操縦系統は[[フライ・バイ・ワイヤ]] (FBW) 方式を採用した。 同時に開発された[[P-1 (哨戒機)|P-1哨戒機]]とは、機体では操縦席風防、主翼外翼(全体の3分の1)、水平尾翼、システムでは統合表示機、慣性基準装置、飛行制御計算機、APU(補助動力装置)、衝突防止灯、脚揚降システムコントロールユニットの共通化を図り、機体重量比で約15パーセントの共通部品、搭載システム品目数で約75パーセントの共通装備となっており、これにより、開発費を250億円程度削減できたとしている。一方、P-Xはフライ・バイ・ライトや国産エンジンなど新技術を採用しているのに対し、C-Xは運用が確立された操縦系・エンジン系を採用して将来の民間転用を考慮している(後述)。 機体の配色は、試作1号機(#201)は白地に赤いストライプと胴体下面が灰色の、技本試作機の標準色であるが、試作2号機および量産機は灰色中心の迷彩色となる予定である。また[[自衛隊海外派遣|海外派遣]]時には、C-130Hに採用された水色一色のような、特別迷彩が施される可能性もある。 機体の開発・製造では、[[三菱重工業]]が中胴・後胴・翼胴フェアリング、[[富士重工業]]が主翼を分担し、[[日本飛行機]]も参加している。システムでは、搭載レーダーは[[東芝]]、管制装置は[[神鋼電機]]、自己防御装置は[[三菱電機]]、空調装置は[[島津製作所]]、脚組み立ては[[住友精密工業]]など、国内大手企業が参加している。 === エンジン === 装備する[[ジェットエンジン]]は[[防衛庁]]が[[2002年]](平成14)から[[ロールス・ロイス]]([[ロールス・ロイス トレント|トレント500]])、[[GE・アビエーション|ゼネラル・エレクトリック]]、[[プラット・アンド・ホイットニー]]([[プラット・アンド・ホイットニーPW4000|PW4000]])の3社からの提案を検討した結果、[[2003年]](平成15)8月にゼネラル・エレクトリック(GE)の'''[[ゼネラル・エレクトリック CF6|CF6-80C2]]'''型エンジン(推力:約27.9t)とナセルシステムを採用した。日本GE社のウェブサイトによると、CF6-80C2のカタログ価格は1基1,000万ドルである。 このエンジンの選定にあたっては、当時すでに航空自衛隊に導入されていた[[ボーイング747-400]]([[日本国政府専用機|政府専用機]])や[[E-767 (航空機)|E-767]]、[[KC-767 (航空機)|KC-767J]]が同一のエンジンを採用しており、整備面で都合が良いことから決定されたと思われる。海外でも広く普及している為、渡航先での整備拠点もあり、また日本国内の航空会社もボーイング製の機体と共に、同系統のエンジンを600基以上採用しており、形式は新しく無いが、信頼性の高さと国内での運用経験も選定の根拠とされている。ちなみに、XP-1のエンジン(F7-10)は純国産であり、輸入エンジンのXC-2とは対照的である。エンジン数もXP-1の4発に対してXC-2は双発であるが、推力の合計はXC-2のほうが大きい。<!--これは対潜哨戒任務にあたっての低速性能と任務中は稼働するエンジンを2発のみにして低燃費を図るXP-1と、民間旅客機並みの高速と低燃費を両立させるC-Xの性格の違いによるものである。--> エンジンは防衛省が商社[[山田洋行]](官庁が営業年数や年間平均売上等から算出する企業格付け(A~D)でAランク)を[[随意契約]]で代理店としてGE社から購入し、機体を組み立てる川崎へ支給されることになっており、[[2004年]](平成16)度と[[2005年]](平成17)度に5基が納入された。しかし、山田洋行の経営陣が株式をめぐって分裂し、GEエンジン担当者を含む約30名が[[2006年]](平成18)9月に[[日本ミライズ]](同Dランク)を設立。GEは[[2007年]](平成19)7月に山田洋行との契約を解消して、日本ミライズを代理店とした。XC-2エンジンについては、防衛省は試作機用予備エンジン1基について、[[官製談合]]事件の余波により随意契約を見直し、同年8月に日本ミライズ以外の数社に競争入札させたが、条件(GE代理権を有し、かつランクがA〜C)を満たす業者がないため不調に終わった。2回の不調後は任意の業者と随意契約が可能となるため、日本ミライズと随意契約を結ぶことを検討していたが、当時の[[守屋武昌]]防衛省[[事務次官]]と[[宮崎元伸]]日本ミライズ社長との癒着が当初から省内で疑惑化しており、守屋武昌事務次官が8月末に退官した後は、具体的に進められていない。守屋武昌事務次官と宮崎元伸元日本ミライズ社長は逮捕され、防衛省は山田洋行・日本ミライズとの取引を停止した。その後、代理権は2007年に[[双日]]に移行している。 == 年表 == : [[2000年]](平成12年) :* 次期輸送機(C-X)・次期固定翼哨戒機(MPA/P-X)の国内開発を決定。 : [[2001年]](平成13年) :* [[5月25日]] - 防衛庁が官報にて、30日まで契約希望メーカーを募集すると告示。 :* [[5月31日]] - 希望メーカー8社を招いて説明会。7月31日午後5時までのスペック提出を要求。 :* [[7月31日]] - 希望7社がスペック提出。主契約希望3社、分担生産希望7社。 :* [[11月26日]] - C-X・P-X開発の主契約企業に川崎を選定。直後に[[YSX]]関連の報道が流れ、防衛庁と川崎は即座に否定。 : [[2003年]](平成15年) :* [[6月12日]] - 技本がC-X・P-Xの技術審査の結果「妥当」と判断。翌日より細部設計に移る。 :* [[8月8日]] - 防衛庁の装備品審査会がC-Xのエンジンを[[GE・アビエーション|GE]]の'''CF6-80C2'''に決定。 : [[2004年]](平成16年) :* [[6月1日]] - 川崎が岐阜工場内にC-X組み立て施設を竣工。 :* [[11月9日]] - [[島津製作所]]がC-X・P-X搭載機器の試験場を竣工。 :* [[12月2日]] - 岐阜工場内でC-X・P-Xのモックアップを展示。 : [[2005年]](平成17年) :* [[5月6日]] - [[エー・アンド・デイ]]がC-X用の全機疲労強度試験装置を15億3600万円で受注。 :* [[5月30日]] - 三菱がC-Xの中胴下部パネルを初出荷。 :* [[9月7日]] - 富士がC-Xの主翼を初納入。 : [[2006年]](平成18年) :* [[3月15日]] - C-Xの静強度試験用供試機(#01)が防衛庁に引き渡される。 :* [[5月31日]] - [[経済産業省]]主催の民間機開発推進関係省庁協議会において、川崎が[[国土交通省]]に対し、C-X/P-Xに関する防衛庁の試験データを国交省の形式証明取得に流用できるように、防衛庁の試験に立ち会うことを要望する。防衛庁もデータ開示に協力すると表明。 :* [[7月]] - [[ファーンボロー国際航空ショー]]にて、川崎がC-Xの民間型案を展示。 :* [[9月22日]] - 静強度試験機(#01)過重負荷システムおよび取扱説明書の完成審査を実施。「妥当」(合格)と判断され、試験段階へ移行。 :* [[9月28日]] - 静強度試験機(#01)用の試験架構などを防衛庁[[技術研究本部]]へ引き渡し。 : [[2007年]](平成19年) :* [[2月2日]] - C-X/P-Xにおいて使用される一部のリベット(米国製輸入品)が、所要の強度を有していない事が川崎より防衛省に報告され、該当リベットの交換の為、当初予定されていた3月6日のロールアウトが延期。 :* [[4月]] - GEが防衛省に対し、同年7月にC-X用エンジンの輸入代理店を新興の[[日本ミライズ]]へ変更すると通告。 :* [[5月]] - 技本ウェブサイトで試作1号機 (#201) の全体写真を初めて公開(外部リンク参照)。 :* [[6月7日]] - 防衛省は強度不足のリベットの交換作業を行い、正常なリベットに交換するなどの処置を行い機体の強度に影響が無いことを確認。 :* [[6月]] - [[パリ航空ショー]]にて、川崎がP-X・C-Xの模型を展示。 :* [[7月4日]] - C-X・P-X試作1号機のロールアウト式典が川崎重工業岐阜工場で行われる。 :* [[7月26日]] - 防衛省がC-Xの調達を2009年(平成21年)度以降とする方針を発表。[[F-X (航空自衛隊)#現在のF-X (第4次F-X)|F-X]]選定を先送りし、遅れている[[F-15J (航空機)|F-15J]]近代化改修を進める予算を確保するため。 :* [[7月30日]] - 静強度試験中に不具合が発生し、初飛行を12月以降へ延期。 : [[2008年]](平成20年) :* [[3月]] - 胴体フレームの強度不足のため、初飛行は延期。 : [[2010年]](平成22年) :* [[1月26日]] - 航空自衛隊岐阜基地において初飛行。XC-2の型式番号を与えられる。 :* [[3月30日]] - 川崎重工業岐阜工場においてXC-2の納入式が行われた。以降は[[飛行開発実験団]]において実用試験が行われることになる。 : [[2011年]](平成23年) :* [[1月27日]] - 航空自衛隊岐阜基地において試作2号機が初飛行。 :* [[11月2日]] - 配備先の候補である[[美保飛行場]]のある[[鳥取県]]の[[平井伸治]]知事は、「安全航空に万全を期すこと」など5点の要請を付けた上で配備を了承した<ref>[http://web.archive.org/20111106231442/mainichi.jp/area/tottori/news/20111103ddlk31010437000c.html 次期輸送機C2:知事が配備了承 5点要請付きで /鳥取] - 毎日新聞 2011年11月3日</ref>。 : [[2012年]](平成24年) :* [[4月25日]] - 開発期間を1年間延長することが決定。だが、これによる航空自衛隊美保基地への配備計画の変更はない。同計画によれば14年度1機・15年度3機・16年度2機配備する予定。 : [[2014年]](平成26年) :* [[1月18日]] - 防衛省は地上試験機にて機体構造強度試験の際、同機の貨物扉、後部胴体などに損壊が発生したと発表。<ref>[http://response.jp/article/2014/01/18/215222.html 防衛省、次期輸送機XC-2の地上試験で不具合が発生…開発遅れの懸念] - response.jp 2014年1月18日</ref>。 :* [[6月16日]] - 防衛省は、テストで機体強度の不足によるトラブルが出ているのを理由に、2014年末に配備予定だった計画を2年前後延長する方針を固めた<ref name="yomiuri20140616"/>。 == 発展 == ; 電子偵察型 : [[航空幕僚監部]]では、4機の[[YS-11#航空自衛隊|YS-11EB]]電子測定([[シギント|ELINT]])機の後継機として、C-Xを改造母機とする研究を行っている。[[技術研究本部]]でも当初から電子戦任務への適合性を視野に入れた開発を進めており、C-Xの量産化事業が本格的となる[[2008年]](平成20)から[[2013年]](平成25)ごろにC-XのELINT機改造計画が開始すると見られ、システムを搭載した後継機は、YS-11同様に4機程度が調達される予定である。電子戦システムには技本が開発している「将来電子測定機搭載システム」が採用される事になる。 :このシステムは、 :* 広帯域で高感度のデジタル信号処理が可能な受信方式 :* マルチビーム機能を有し、ビーム形状の制御や偏波面の計測が可能なDBF(デジタル・ビーム・ホーミング)アンテナ方式 :* 瞬時に変化する複雑な信号について素早く分析できる能力 :* システムのモジュール化により、進歩した要素技術を組み込めること : などを特徴としている。なお、C-X導入で余剰となるC-130HをELINT機に改修することも検討されている。 ; 陸上部隊用指揮管制型 : [[アメリカ空軍]]の[[E-8 (航空機)|E-8 J-STARS]]をモデルとした陸上部隊用指揮管制機が川崎重工から提案されており、研究が進んでいる。 ; 民間輸送型 : 川崎重工では[[2007年]](平成19)7月に、C-Xの機体フレームを利用した'''超大型貨物用高速民間輸送機「YCX」'''を開発し、民間向け[[貨物機|貨物航空機]]事業に進出する方針を固めた。すでに[[2006年]](平成18)7月に、[[ファーンボロー国際航空ショー]]において提案し、ある程度のスペックも公表した。それによると、機体の規模はほぼ変わらない(貨物室両脇にある座席、空挺降下ドア、MWS/RWR/CMDで構成される自機防御システム、編隊維持装置等が民間フレイターには不要)が、最大積載量は37.5t、37tでの航続距離は5,600kmというものだった。(オーバーサイズカーゴの好例である航空機エンジンで最も重いGE90-115B×2基の積載重量は16.4tとなり、この場合の航続距離で8,000km程度に相当する)川崎が狙う市場は積載量40t以下の中小型機で、大型セミトレーラやトラックそのものを積めるなどの規格外積載能力が高いとして、旅客機を転用した[[ボーイング]]や[[エアバス]]の機体に対抗する。開発に当たっては、XC-2が採用する各種の国産装備は[[型式証明]]等で必要な費用などを見た上でYCXで引き続き採用するか検討・製造や点検修理整備をアウトソージングするかどうかは費用と国内産業育成を天秤にかけて検討、などで機体そのものはXC-2ほぼそのもので民間向けへの改修が開発の主体となる) : これは、防衛省からも検討資料が公開されているが<ref>[http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/kaihatsukokuki/sonota/sonota.html 防衛省開発航空機の民間転用に関する検討会 その他の情報]</ref>ファーンボローで川崎が出展した4枚のパネル/パンフで既にイメージは明らかにされており、空自での運用よりも滑走距離の制限を緩和することで最大離陸重量を設計限界までだした提案である。航空会社側がAn-124/Il-76/L-100の後継機候補と見ていることや、An-124では過大な需要にYCXが適していると製造者が考えていることも見て取れる。 : これによって同クラスの戦術輸送機(A400M/[[An-70 (航空機)|An-70]]/Il-76)とそれらを上回る高速性能は維持したままで同水準にまで航続距離とペイロードを引き上げており、更に日本の特殊な事情(タイトな航空路、空自基地間定期便での少量貨物の多頻度輸送、予算抑制のための運用性と取得性を考慮)により、数ある軍用貨物輸送機が民間での採用実績が乏しいエンジンを採用している(特にターボプロップ機はその傾向が強い)のに比べて、エンジンが民間で多数採用され運用実績を積み重ねているCF6-80C2を採用している点で優れており、また最大の優位点は高速度なためいわゆる民間航空路線を使用可能ということである。これらにより結果として民間での導入に対するハードルを下げる機材となった。 : この特殊な優位性は、そもそも戦術貨物輸送機にターボファンエンジンを導入するという思想が世界に少ないという点から派生してきているが、併せて民間旅客機改造型フレイターに対しては4×4×16mの貨物室へ後部ランプから容積ギリギリの規格外貨物を収納可能な軍用カーゴシップとしての特徴を併せ持つ規格外貨物への対応能力が最大のセールスポイントである。 : またランプの位置が低いことも民間フレイターには無い特徴であり、リフトローダーの様な特殊な積み降ろし機材を必要としないメリットがある。しかも同等フレイター(同クラスエンジン機材は767-300FやA300-600F)が、LD3コンテナ40個程度積載能力であるのに対して同36個積載(高い荷室高を生かして2段積みオプション:展開式の架台を使い最後部用には揚降機能可能、機内クレーンシステムオプションは2条のレールに4本のクレーンを装備)の一般貨物輸送能力も保持している[http://books.chosakai.or.jp/books/mokuroku/sangyo_a02.html]。 : 規格外貨物の積載においては、旧ソビエトの[[Il-76 (航空機)|Il-76]]余剰中古機(200機規模)によって市場が拓かれているが、昨今の航空不況により、運行費の安い新規双発機(777、787等々)は現在大量に発注されており、その航空機のエンジンのサイズ自体が大直径化している(現在の主要航空機エンジンは概ね747Fでしか輸送できない)のを初め大きく市場規模が拡大しつつ有る。<ref>航空新聞社WingDiary08年2月18日付け記事</ref> : また戦術輸送機故の、不整地運用能力に由来する小規模空港での好運用性(747で車輪当たり重量18-23t、767で14-18t、巨大機A380で26tなものが、XC2は10t)も滑走路面強度上の優位点である。 : 国内外の航空貨物大手に売り込む計画で、[[2012年]](平成24)の事業化を目指す。今後20年間のオーバーサイズ・カーゴ搭載機の需要の伸びは航空貨物需要の伸びの倍であると期待されており、近々旧ソビエト機の経年が問題になるので更新需要が見込まれる。 : しかし需要予測調査の結果、販売期間30年に設定した場合でも、その需要はわずか約90機に留まるとの厳しい結果が出ている。<ref>航空新聞社WingDiary13年4月5日付け記事</ref> : 自衛隊機の民間転用は初めてで、防衛省や[[経済産業省]]も支持する方針とされ、2007年7月4日付け[[日本経済新聞|日経新聞]]によれば、防衛省経理装備局航空機課課長も「民間転用については、データ提供などで可能な限り協力する」としている。また転用の際には川崎も相応の負担をすることを希望している。 : 日本航空機開発協会(JADC)では、平成14年([[2002年]])度よりP-XおよびC-Xを民間旅客機(100席〜150席クラス)へ転用するための開発調査を行っている。(但しP-1の民間転用は改造するにしてもエアバス・ボーイングの既存機材と被るので製造者である川崎では慎重な姿勢と上記Wing Diaryの記事にあり) : 民間機仕様については、日本国外への[[輸出]]も検討されている<ref>{{cite news |url=http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130816/mca1308160855004-n1.htm |title=防衛装備をインフラ輸出 政府、経済成長と産業活性化 |newspaper=[[フジサンケイ ビジネスアイ|サンケイビズ]] |date=2013-8-16| accessdate=2013-8-18}}</ref>。 == 性能・主要諸元 == {{航空機スペック |固定翼 or 回転翼?= 固定翼 |ジェット or プロペラ?= ジェット |出典=防衛省<ref name="2011yosan">{{PDFlink|[http://www.mod.go.jp/j/yosan/2011/yosan.pdf 我が国の防衛と予算-平成23年度概算要求の概要-(PDF:2.2MB)]}}</ref><ref name="KawasakiNews">{{PDFlink|[http://www.khi.co.jp/knews/backnumber/bn_2007/pdf/news147.pdf Kawasaki News 147(p13) - Summer 2007]}}</ref> |乗員=3名([[操縦士]]2名・ロードマスター1名) |ペイロード SI= |ペイロード fp= |全長 SI= 43.9m |全長 fp= |スパン SI= 44.4m |スパン fp= |全高 SI= 14.2m |全高 fp= |面積 SI= |面積 fp= |貨物室=L16×W4×H4m ランプ長5.5m |翼型=高翼機 |空虚重量 SI=60.8t |空虚重量 fp= |運用時重量 SI= |運用時重量 fp= |基本離陸重量=120t |有効搭載量 SI=約30 t |有効搭載量 fp= |最大離陸重量 SI= 141t |最大離陸重量 fp= |その他の諸元= |エンジン名(ジェット)=[[GE・アビエーション]] [[ゼネラル・エレクトリック CF6|CF6-80C2K1F]] ×2 |エンジン種類(ジェット)=[[ターボファンエンジン]] |エンジン数(ジェット)=2 |推力 SI= 27,900kg(推定) |推力 fp= |推力 more= |アフターバーナー作動時 推力 SI= |アフターバーナー作動時 推力 fp= |最大速度 SI= |最大速度 fp= |巡航速度 SI= Mach 0.8(890km/h、高度12,200m) |巡航速度 fp= |巡航高度=12,200m |最短離陸滑走距離=500 m |航続距離 SI= 12t/約6,500km<ref name="2011yosan"/> |航続距離 fp= |上昇限度 SI= |上昇限度 fp= |武装=なし |アビオニクス= }} <!--「最大積載量」について。 戦術輸送機XC-2に対しては防衛省も川崎重工も共に積載量30t、航続距離12t積載時に6,500kmと統一されており、最大積載量約37.6tという記述は見当たりません。この記述が見られるのはXC-2をベースとした民間輸送機モデルであり、別機種という扱いになります。XC-2自身の最大積載量が37.6tと記述する際には確かな出典元を用意してください。 --> ===比較=== {{主な軍用輸送機}} == 登場作品 == ; 漫画・アニメ * 『[[マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス#テレビアニメ|トータル・イクリプス]]』 : 第2話に登場。登場人物の一人が[[国連軍]]ユーコン基地に赴く際に搭乗する。 * 『[[ガールズ&パンツァー]]』 : 第2話に架空の発展型である「C-2改」が登場。機体サイズが120%スケールアップされており、実機では搭載不可能な[[10式戦車]]の搭載が可能になっている。劇中では[[M551シェリダン#空挺投下|LAPES]]を用いて10式戦車を空挺投下した。 == 参考文献 == <!--雑誌は巻号と記事名を明記してください。「各号」では第3者は特定できず問題。--> * 『[[航空ファン (雑誌)|航空ファン]]』文林堂 各号 * 『JWings』[[イカロス出版]] 2007年9月号 ロールアウトレポート(航空ジャーナリスト[[坪田敦史]] 執筆) * 『Jane's All the World's Aircraft 2007-2008』Jane's Information Group ISBN 978-0-7106-2792-6 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}}{{Reflist}} == 関連項目 == * [[P-1 (哨戒機)]] - [[対潜哨戒機]]。C-Xと同時開発されており、一部の機体や機器が共通化されている。 * [[C-1 (輸送機)]] - 航空自衛隊が現在運用中の国産輸送機。 * [[エアバス A400M]] * [[An-70 (航空機)]] * [[C-130 (航空機)]] - [[C-130J (航空機)]] == 外部リンク == {{commonscat|Kawasaki C-2}} * [http://www.mod.go.jp/ 防衛省] - [http://www.mod.go.jp/trdi/ 防衛省技術研究本部] * [http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/22/jizen/ 防衛省 平成22年度 事前の事業評価 政策評価書一覧] ** [http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/22/jizen/youshi/03.pdf 要旨 (PDF)] ** [http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/22/jizen/honbun/03.pdf 本文 (PDF)] ** [http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/22/jizen/sankou/03.pdf 参考 (PDF)] * [http://www.khi.co.jp/ 川崎重工業] - [http://www.khi.co.jp/aero/index.html 航空宇宙カンパニー] ** [http://www.khi.co.jp/khi_news/2007data/c3070704-1.htm ニュースリリース(2007年7月4日)] * [http://www.asagumo-news.com/graph/070712/070712G.html 朝雲ニュースグラフ特集(待望の“日の丸兄弟機” P-X C-X オール日本体制で開発)] [[Category:日本の軍用輸送機]]
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