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{{Otheruses|プログラミング言語|その他の「Ada」|ADA}} {{Infobox プログラミング言語 |名前 = Ada |パラダイム = [[マルチパラダイムプログラミング言語|マルチパラダイム]] |登場時期 = 1983年 |設計者 = [[ジーン・ イシュビア]]<br />1995年拡張は[[S. Tucker Taft]]主導 |最新リリース = 2005年改訂 |型付け = nominative, [[型システム#型の安全性|安全な]][[型システム#強い型付けと弱い型付け|強い]][[静的型付け]] |処理系 = [[GNAT]] ([[GNUコンパイラコレクション|GCC]]) 他 |方言 = Ada 83, Ada 95, Ada 2005 |規格 = ISO/IEC 8652 |影響を受けた言語 = [[ALGOL]], [[Pascal]],<br />[[C++]] (Ada 95),<br />[[Java]] (Ada 2005) |影響を与えた言語 = [[C++]], [[PL/SQL]], [[VHDL]], [[Java]],<br />[[C言語]] (C99) |プラットフォーム = 多数 |ウェブサイト= http://www.adaic.org }} '''Ada'''(エイダ)は、[[プログラミング言語]]の一つ。[[ALGOL]]や[[Pascal]]に類似した文法と、高度な型の体系をもつ。 史上初の<!-- 女性 -->[[プログラマ]]とされる[[エイダ・ラブレス]]の名前にちなんで'''Ada'''と命名されているため、'''ADA'''と表記するのは誤り。 フリーのコンパイラとしては、[[GNAT]]などがある。 [[ボーイング777]]や、[[F-22 (戦闘機)|F-22戦闘機]]の制御ソフトウェアはAdaによって書かれている。 == Ada 83 == [[ファイル:Ada types.png|thumb|right|Adaのデータ型の階層構造]] [[1979年]]、[[米国国防総省]]が信頼性・保守性に優れた、主として[[組み込みシステム]]向けの言語を作りたいという意図のもと、国際競争入札を行い4社に発注、各設計仕様書の表紙が赤、青、黄、緑だったことから、そのままそれぞれの言語名称としてRED、BLUE、YELLOW、GREENと呼ばれた。この入札で優勝したのはフランス人チームで、公平を期すため選定時にはGREENと名付けられた。そのような理由から、イメージカラーは緑である。特徴的な要件としては、大規模開発や長期保守性の観点から、 * コーディング効率よりも可読性を重視すること * マクロを有しないこと などがあった。 プログラム言語としての機能としては、 * 強い型検査(コンパイル時および実行時) * パッケージ(後に[[C++]]が[[名前空間|namespace]]として追従) * 汎用プログラミング(後にC++が[[テンプレート (プログラミング)|テンプレート]]として追従) * 並行プログラミング * [[例外処理|例外]] など、当時としては先進的な概念を網羅的に取り入れたため、[[米国国防総省]]が言語仕様をまとめるのに、初版のStrawman(わら男)からWoodenman(木男)、Tinman(ブリキ男)、Ironman(鉄男)、最終版のSteelman(鋼鉄男)に至るまで5つのバージョンを作らざるを得なかったほどである。 結局、言語仕様は[[1983年]]にMIL規格として規格化され、後に[[ANSI]]標準、1987年[[国際標準化機構|ISO]]標準と標準化された。[[MIL規格]]は、[[エイダ・ラブレス]]の生年である[[1815年]]に因んで、'''MIL-STD-1815'''と採番された。 言語仕様の大きさや厳密さのため、コンパイラ技術も計算機処理速度も低かった当時は、ミニコンやワークステーションでないとコンパイラが稼働しなかった。そのため、パソコンしか有しない個人プログラマの手の届くものではなく、大企業において、主として信頼性や保守性を要求されるシステムの開発でのみ普及した。 この時期としては先進的であった、その他の特徴としては、 ; コンパイラの認定制度 : 仕様準拠か否かの検証プログラムキットが規定され、合格しない処理系は「Adaコンパイラ」と称することができない。 ; 自動ビルド : 複数モジュールの依存性から、再コンパイルの要否を自動判定する(いわゆる[[Makefile]]の記述が不要) などがあげられる。 == Ada 95 (Ada 9X) == [[1990年]]より、主としてタスキング仕様の改善および[[オブジェクト指向]]の導入を目的として、ISO標準 (ISO/IEC 8652:1987) の改訂作業が開始された。 この時点では、改訂年度が未定であったため、'''Ada 9X'''と通称されていた。 [[1995年]][[2月15日]]にISO標準として改訂が承認され、[[オブジェクト指向言語]]のうち、史上初の国際標準となった。 この時点で、オブジェクト指向の他、下記のような仕様も標準化されている。 * 他言語とのインタフェース方法 [[C言語|C]]/[[FORTRAN]]/[[COBOL]] *: この時点でC++とのインタフェース方法が規定できなかったのは、C++がISO標準ではなかったからである(言語仕様の紛糾を経て、約3年半後の[[1998年]][[9月1日]]に承認された) * [[分散処理]] (RPC) 続いて[[2000年]]にTechnical Amendmentが発行されており、これが'''Ada'''の最新規格である。また、同改訂版が[[2002年]]の[[日本工業規格|JIS]]規格改正 (JIS X 3009:2002) に対応する。JIS X 3009は本文の翻訳はしていない「要約JIS」である。2012年1月20日を以って「国際規格周知を目的として要約JISを発行したが,周知としての目的は終了したため。」として廃止されている。 [[2003年]]現在、単に'''Ada'''と言えば、1995年版 (ISO/IEC 8652:1995/COR1:2000) を指す。1983年版を明示する場合は、'''Ada 83'''という。 == Ada 2005 == その後、さらに[[2005年]]頃を目標とした改訂が進行し、'''Ada 0Y'''と通称されていた。2005年にリリースされたこの'''Ada 2005'''が現在のところの最新版であり、さらに'''Ada 2012'''への改定作業が進められている。 == 外部リンク == * milstd.net/MIL-STD-Download.html MIL-STD-1815 * [http://www.adaic.com Ada Information Clearing House] * [http://www.ada-auth.org/arm.html Ada規格] * [http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/Com/FlowControl.jsp?lang=jp&bunsyoId=JIS+X+3009%3A2002&dantaiCd=JIS&status=1 JISカタログ] * [http://archive.adaic.com/docs/reports/steelman/intro.htm Steelman仕様] == 関連項目 == *[[予約語 (Ada)]] {{DEFAULTSORT:Ada}} [[Category:プログラミング言語]] [[Category:並行計算]] [[Category:ISO|8652]] [[Category:JIS|X3009]]
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