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飯村丈三郎
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'''飯村丈三郎'''(いいむら じょうざぶろう、[[1853年]][[6月30日]]([[嘉永]]6年[[5月24日 (旧暦)|5月24日]]) - [[1927年]]([[昭和]]2年)[[8月13日]])は、日本の[[政治家]]・[[実業家]]。晩年は「報恩感謝」を掲げて[[教育]]にも取り組んだため、[[教育者]]としても知られている。 == 経歴 == [[東海道]][[常陸国]]の[[真壁郡]]上妻村黒駒(旧[[下妻藩]]内、現在の[[茨城県]][[下妻市]]黒駒)の[[名主]]の子供として、1853年(嘉永6年)に誕生した。 茨城県において[[自由民権運動]]に加わり、その後、[[1881年]]([[明治]]14年)に茨城県会[[議員]]となり、[[1890年]](明治23年)には茨城3区から[[第1回衆議院議員総選挙]]に当選し、その後も2回当選した。 [[頭取]]として第六十二国立[[銀行]]の経営再建を行い、さらに[[1891年]](明治24年)からは、地方[[新聞]]のいはらき新聞(現在の[[茨城新聞]]社)の第2代[[社長]]を務めた。また、茨城県内を中心として初代[[水戸鉄道]](現在の[[水戸線]])をはじめとする[[鉄道]]の建設・運営にも関わった。そのほかにも、実業家として関わった多数の[[企業]]、事業がある。 晩年は教育を志し、1927年(昭和2年)には[[水戸藩]][[藩校]]の[[弘道館]]の流れを汲む[[水戸学院]]を引き継ぐ形で、私的[[財産]]を投入して[[旧制]][[私立]][[茨城中学校]](現在の[[茨城中学校・高等学校]])を設立した。 その後、[[東京府]][[大手町 (千代田区)|大手町]]で[[タクシー]]にひかれ、1927年(昭和2年)8月13日に死去した。 [[2003年]]([[平成]]15年)には飯村の生誕150年を迎え、同年[[5月17日]]には茨城県[[水戸市]]で、茨城県下妻市、株式会社茨城新聞社、[[学校法人茨城]]([[茨城中学校・茨城高等学校]]の設置法人)などを中心として「飯村丈三郎生誕150年記念講演会・シンポジウム」が開かれた。 == 関連項目 == * [[下妻市]] - [[茨城県]] * [[自由民権運動]] * [[水戸線]] - [[水戸鉄道]] * [[茨城新聞]] * [[茨城中学校・高等学校]] {{デフォルトソート:いいむらしようさふろう}} [[Category:日本の実業家]] [[Category:衆議院議員 (帝国議会)]] [[Category:茨城県選出の帝国議会議員]] [[Category:茨城県の地方議会議員]] [[Category:日本の教育者]] [[Category:自由民権運動の人物]] [[Category:東邦協会の人物]]<!-- 東邦協会会報第1号「会員姓名」1894年8月現在 --> [[Category:交通事故死した人物]] [[Category:茨城県出身の人物]] [[Category:常陸国の人物]] [[Category:1853年生]] [[Category:1927年没]]
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