関藩のソースを表示

'''関藩'''（せきはん）は、[[美濃国]]（現在の[[岐阜県]][[関市]]迫間）に存在した[[藩]]<ref>二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(306ページ)</ref>。

== 概要 ==
藩祖は[[大島光義]]である。光義は[[織田信長]]・[[豊臣秀吉]]に仕え、慶長3年（[[1598年]]）に1万1200石を与えられて大名となった。
[[慶長]]5年（[[1600年]]）の[[関ヶ原の戦い]]では、西軍の[[石田三成]]に妻子を人質に取られたが、妻子を顧みずに東軍に与して戦功を挙げた。光義は戦後に1万8000石に加増され、ここに関藩が立藩したのである。

光義は慶長9年（[[1604年]]）に死去した。家督は嫡男の[[大島光成|光成]]が継いだが、光義の遺言により光成は家督と7500石の所領しか継がず、残りの所領は弟の[[大島光政|光政]]・[[大島光俊|光俊]]・[[大島光朝|光朝]]にそれぞれ分与したため、それぞれが大名の資格を失って旗本となり、関藩は廃藩となった。

== 歴代藩主 ==
=== 大島（おおしま）家 ===
[[外様]]。1万8000石。
#[[大島光義]]（みつよし）

== 関連項目 ==
*[[藩の一覧]]
==脚注==
<references/>
{{DEFAULTSORT:せきはん}}
[[Category:藩]]
[[Category:美濃国]]
[[Category:大島氏|藩]]
[[Category:岐阜県の歴史]]
[[Category:関市の歴史]]